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転生した軍オタが長門と対面したわけだがwwwww

時々、ベラは長門の障害通知をみていた。

確実に修復完了までの秒数が減っている。


長門はヒト族であることを隠すために帽子で顔を隠すようにしている。

wwwwwwどこのスターリングインフェルノ持ってる悪い魔法使いの宇宙人だよ。とベラは自分でそういう格好をさせて自分で突っ込んだ。



「転生した軍オタが長門と対面したわけだがwwwww」



ともラノベらしいタイトルも付けてみた。

ちょっと虚しく感じた。

また長門はこの世界の言語をすでに解読しているらしい。

どこの翻○コンニャクなのかと思う。


ベラの場合、元日本人男性だと自覚したのは10歳の頃である。

それまでにこの世界のエルフ語は習得できたので、脳内で日本語への翻訳作業はわりとスムーズに行うことが出来た。

それでも費やした時間は10年以上である。

転じて、長門を名乗るこの少女は数日しか必要無かったようである。

やっぱり普通の人間じゃないんだろうなーとベラもうすうす思っている。

驚かされたのはエルフ族が使う魔法を、『科学技術的に』解析していることである。


人類が作ったヒュー○ノイドイン△ーフェイスもどきなんだろうか。

ベラが日本人として生きていた時代、少なくとも二足歩行が精一杯で秘密道具を出せるネコ型ロボットや原子力で動く人工知能は無理だったのだが。

長門の時代、星歴230年という年代はいつなんだろう。

その好奇心は膨らむ一方だった。


カウンターがゼロまで10時間を切った。

さてこの約1ヶ月の間にいろいろな事が判明する。

一番大きい収穫はこの世界の1日の長さだ。

基準となる地球時間が長門のカウンターによって判明した。

それによるとここは1日30時間らしい。

エルフの仲間が、またベラが変なことをしていると噂していることは知ってる。

確かにこの1ヶ月ほどは長門を連れ回しているので、変な風に見られていたかも知れない。

だが久しぶりの科学的欲求には勝てない。

これで地球時間を基準にした暦を作れるのだ。

正直な話、ベラはわくわくしていた。

そして、大日本帝国という勢力には懸念を抱いてるのも事実だった。

たとえ、そこが、かつての自分の国だったとしても・・・・。

ベラは岩に腰掛けた。

やることはたくさんありすぎる。

宇宙へ出るだけの科学技術をこの世界にもたらし、あの日本に対抗できうる戦力を持つことだ。

(帝国というからにはおそらく憲法第9条などとうに捨て去ってるはず。それに・・・。)

ベラはちらっと長門を見る。

(あれだけのものを作れる技術力なら、宇宙を渡り歩く、おそらくはワープ航法みたいなものを持っているだろう)

本気で攻めてこられたら、この星のすべての種族を結集させても1日も持たないかもしれない。

魔法を科学兵器みたいに使えないだろうか?

(ラノベによっては、歩く核兵器みたいな設定のシスコンもいた。)

もちろんそれでも、惑星そのものを破壊できる兵器を使われたら終わりなのだが。

「何を悩んでるのさ。」とペルムがやってきた。

「ここで一番大きい国ってどこだっけ?」

「何を突然。・・・・・西方の帝国じゃなかったか?ヒト族の国だからな?行ったら何されるか。」

「詳しく。」

「・・・ここからなら飛行竜で2日ほど・・・。大テラワロス帝国とかいう名前だったかな?」

「大テラワロス帝国・・・・・!?」

ちょっとまて、それって・・・・とベラは思った。

いわゆるインターネットスラングだ。

某匿名掲示板でよくあざ笑う意味で使われた。

「その帝国って、・・・・まさか・・・・。」

「最近じゃこの山岳地帯近くまで進出してるようだ。いつ襲いかかってくるかわからない。」


大テラワロス帝国。

この山岳地帯から西へ飛行竜で2日ほどいったところにある魔法超大国であるらしい。

元、地球人であり、某匿名掲示板(2ちゃんねる)を知ってるベラからすれば、その名前はどう見てもふざけてるとしか思えなかった。

だが、この世界の住人からすれば、畏怖や恐怖の対象であるらしい。

実際な話、その帝国はかつて地球でのモンゴル帝国の拡大以上のスピードで版図を広げてるようであった。

皇帝の名前はエナシムというらしい。

ベラからすれば、エナシムもまた元・日本人なのでは?と思わざるを得なかった。

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