なろうチアーズプログラムの観察メモまとめ(2026年3月分~)
※2026年7月5日時点の推測です。
2026年3月~の仕様のなろうチアーズプログラムの推測です。
今後のデータ次第で、式や係数は修正する可能性があります。正確な仕様は運営のみぞ知る、という前提で読んでください。
この記事は、公式情報+自分の観察から「こういう計算っぽい」を推測したメモです。正式仕様は公開されていないため、外れている可能性があります。
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● 基本概要(公式ベース)
・なろうチアーズプログラムは「小説家になろう」の作者向けインセンティブ制度。
・作品の閲覧状況や更新状況などに応じて「チアスコア」が付与される。
・チアスコアは、プログラム用広告の表示回数や作品の更新状況などを元に計算される。
・付与されたチアスコアは「なろうリワード」に換算される。
・なろうリワードは、1リワード=1円相当として交換できる。
・交換には最低額があり、Amazonギフトカードは500リワードから、銀行振込は3000リワードから。
・1か月あたりの出金は Amazonギフトカードなら500リワード~50,000リワード、銀行振込は3000リワード~500,000リワード。
・リワードには有効期限(1年間)があるため、付与後は期限内に交換する必要がある。
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● 2026年3月分以降の変更点(公式発表ベース)
2026年3月分から、なろうチアーズプログラムの計測ロジックが以下のように調整された。
・一定水準の文字数で継続的に作品を更新・投稿した場合、チアスコアが増えやすくなった。
・リワード獲得だけを目的とした投稿・更新や、不正行為がチアスコア増加に寄与しにくくなるよう改善された。
・チアスコアの表示タイミングも変更され、計算や確認に時間をかける形になった。
要するに、以前よりも「継続的に、一定量を書いているか」を強く見る方向に変わったように見えます。
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● チアスコア計算(2026年3月分以降の推測)
自分の観察では、2026年3月分以降のチアスコアは、ざっくり次の式に近いと予想しています。
【基本式(推測)】
当月チアスコア = k × f(x)
ここで、
・x:有効広告表示PV
・f(x):広告表示PVをチアスコア用に変換する関数
・k:当月の更新文字数による係数
です。
以前のように、単純に「広告表示PV × 更新係数」ではなく、広告表示PVをいったん f(x) に通してから、更新文字数係数 k を掛ける形に変更されました。
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● x:有効広告表示PVについて
ここでいう x は、KASASAGIなどのアクセス解析で見えるPVそのものではありません。
x は「有効広告表示PV」です。
アクセス解析PVから、広告が表示されないPVや、計算対象外になりそうなPVを除いたものに近いと考えています。
除外・減少要因として考えられるものは以下です。
・bot由来のPV
・作者自身の確認PV
・広告ブロック利用者のPV
・広告が読み込まれなかったPV
・連載作品の目次PV
・外部クローラーやアプリ巡回によるPV
・通信エラーやその他の無効PV
それらを考慮するとアクセス解析PVとの関係は以下のように式で表せます。
【有効広告表示PV(推測)】
有効広告表示PV ≒(アクセス解析PV × 本文閲覧率 − D × 話数 − B)× 広告閲覧率
D:一話あたりのbot・巡回アクセス係数
B:固定bot、エラー、その他ノイズ
本文閲覧率:目次ではなく本文が読まれている割合
広告閲覧率:広告ブロックなどを除いて広告が表示される割合
短編は目次がないため有効広告表示PVの割合は高くなりやすいです。
一方、連載作品は目次PVや話数巡回botの影響を受けるため、アクセス解析PVに対する有効広告表示PVの割合が下がりやすいです。
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● f(x):低PV救済つき広告表示PV関数(推測)
2026年3月分以降の大きな特徴として、低PV作品に対する救済のような仕組みが入ったように見えます。
観察上、f(x) は「PVが少ないうちは1PVあたりの価値が高く、PVが増えるにつれて通常のPV比例に近づく」関数のようです。
0 <= x <= 2 のとき f(x) = 10× x
3 <= x <= 10 のとき f(x) = 9.5×(x−2)+20
11 <= x <= 20 のとき f(x) = 9×(x−10)+96
21 <= x <= 30 のとき f(x) = 8.5×(x−20)+186
31 <= x <= 40 のとき f(x) = 8×(x−30)+271
41 <= x <= 50 のとき f(x) = 7.5×(x−40)+351
51 <= x <= 60 のとき f(x) = 7×(x−50)+426
61 <= x <= 70 のとき f(x) = 6.5×(x−60)+496
71 <= x <= 80 のとき f(x) = 6×(x−70)+561
81 <= x <= 90 のとき f(x) = 5.5×(x−80)+621
91 <= x <= 100 のとき f(x) = 5×(x−90)+676
101 <= x <= 110 のとき f(x) = 4.5×(x−100)+726
111 <= x <= 120 のとき f(x) = 4×(x−110)+771
121 <= x <= 130 のとき f(x) = 3.5×(x−120)+811
131 <= x <= 140 のとき f(x) = 3×(x−130)+846
141 <= x <= 150 のとき f(x) = 2.5×(x−140)+876
151 <= x <= 160 のとき f(x) = 2×(x−150)+901
161 <= x <= 170 のとき f(x) = 1.5×(x−160)+921
171 <= x のとき f(x) = 1×(x−170)+936
【f(x) の大まかな性質】
・低PV帯:1PVあたりのチアスコア効率が高い
・中PV帯:救済分がまだ効く
・高PV帯:ほぼ通常のPV比例に近づく
・超高PV帯:低PV救済分はほぼ誤差になる
つまり、低PV作品でもチアスコアが入りやすくなった一方、高PV作品では最終的に更新文字数係数 k の影響が大きくなります。
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● k:更新文字数による係数(推測)
2026年3月分以降のもう一つの大きな変更点は、更新文字数の扱いです。以前は、少量更新でも高い補正係数がついていたようになっていました。
しかし現在は、当月の総更新文字数によって段階的に k が変わる形に変更されています。
【更新文字数係数 k(観察ベースの推測)】
・更新なし短編:0.20
・更新なし連載・完結:0.30
・999文字以下:0.40
・1,000~2,999文字:0.45
・3,000~5,999文字:0.50
・6,000~8,999文字:0.55
・9,000~11,999文字:0.60
・12,000~14,999文字:0.70
・15,000~17,999文字:0.75
・18,000~20,999文字:0.80
・21,000~23,999文字:0.85
・24,000~26,999文字:0.90
・27,000~29,999文字:0.95
・30,000文字以上:1.00
この表が正しい場合、重要なラインは以下です。
・3,000文字:最低限、作品を動かしたライン
・12,000文字:週1回3000字更新くらいの実用ライン
・30,000文字:満額ライン
つまり、新仕様では「更新したかどうか」よりも、その月に「どれだけ」更新したかがかなり重要になったと考えられます。
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● 旧仕様との大きな違い
以前の観察では、更新ありの場合、1話平均1000文字以上で係数1.0に近い扱いになっていました。しかし、2026年3月分以降は、1000文字更新では k=0.45程度になっています。
この違いはかなり大きいです。
【旧仕様】
・1000文字以上更新すれば満額に近い
・短編投稿月はかなり強い
・少量更新でも更新ボーナスを取りやすい
【新仕様】
・1000文字更新では満額にならない
・3000文字でも k=0.50程度
・12,000文字以上でかなり強くなる
・30,000文字以上で満額に近い
・短編よりも継続更新できる連載が有利になりやすい
つまり、旧仕様は「更新したか」を強く見ていたのに対し、新仕様は「どれだけ更新したか」を強く見ているように考えられます。
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● 誰に有利になったか
【低PV作家】
低PV作家には有利になった可能性があります。
f(x) の低PV救済により、PVが少なくても以前よりチアスコアが入りやすくなったように見えます。
特に、低PVでも毎月しっかり更新している作品は、以前より手応えを感じやすくなったかもしれません。
【連載作家】
毎月まとまった文字数を更新できる連載作家は、かなり有利になった可能性があります。
連載は毎月更新できるため、k を上げやすいです。
特に、
・月12,000文字以上
・月30,000文字以上
・読者が複数話を読んでくれる作品
・更新直後にPVが動く作品
は強くなりやすいと考えられます。
【高PV短編作家】
高PV短編は、やや不利になった可能性があります。
短編は有効広告表示PVの割合が高く、初速も出やすいため、今でも強みはあります。
ただし、普通の短編は3000~8000文字程度に収まりやすく、k が0.50~0.55程度で止まりやすいです。
そのため、高PVでも、月30,000文字以上更新する連載に比べると、チアスコア効率は抑えられやすいと考えられます。
【完結作品】
完結作品は、更新なしでも k=0.30程度が残るように見えます。そのため、完全に死ぬわけではありません。さらに、低PV救済により、細い流入が拾われやすくなった可能性があります。
ただし、短い番外編SSを少し足すだけで満額を取る、という動きは難しくなったと考えられます。
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● リワードへの変換(推測)
チアスコアは、そのまま円になるわけではありません。月ごとの変換レートによって、なろうリワードに変換されます。
【変換式(推測)】
作品のリワード = 作品のチアスコア × 当月のレート
この当月レートは、全体の広告収益と全作品の総チアスコアによって決まるタイプだと推測しています。
当月レート ≒ 当月のプログラム広告収入 ÷ 全作品の総チアスコア
そのため、チアスコアが増えたからといって、必ず同じ割合でリワードが増えるとは限りません。
全体のチアスコアが広告収入またはリワード原資より速い割合で増えた場合、1チアスコアあたりのリワードは下がる可能性があります。
【変換レートに影響しそうなもの】
・広告単価
・広告収入総額
・全体のチアスコア量
・更新作品数
・季節要因
・広告主の出稿状況
作者が直接コントロールできるのは、基本的にはチアスコアまでです。
リワード変換レートは、月ごとの広告状況に左右されます。
これまでのリワード変換レートは以下の通り。
2025年10月:約0.058
2025年11月:約0.061
2025年12月:約0.064
2026年1月:約0.042
2026年2月:約0.044
2026年3月:約0.062
2026年4月:約0.058
2026年5月:約0.053
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● 収益性の傾向(観察)
・低PV作品は以前よりチアスコアが入りやすくなった可能性がある。
・高PV作品では、最終的に k の差が強く効く。
・短編は今でも初速や有効PV割合の面では強い。
・ただし、普通の文字数の短編は k が0.50~0.55程度で止まりやすい。
・連載は毎月更新文字数を積めるため、k を上げやすい。
・月30,000文字以上更新できる連載はかなり強い。
・月12,000文字以上でも実用ラインとして強い。
・更新なし作品でも、低PV救済により細いPVが多少拾われやすくなった可能性がある。
・リワード変換レートは月によって変動するため、チアスコアと収益は完全には比例しない。
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● 注意点:不正対策係数 q の可能性
公式の文言を考慮すると、実際の内部式には、不正対策や品質判定のような係数が入っている可能性があります。
【追加係数込みの式(推測)】
チアスコア = k × f(x) × q
q は通常1.0だが、不自然な投稿やリワード目的だけの更新では下がる、というような設計が考えられます。
注意すべき行為は以下です。
・意味のない文字列で文字数を増やす
・本文と関係ない文章を足す
・極端な分割投稿をする
・完結作品を不自然に再開する
・アクセス操作をする
・リワード目的だけで作品性のない更新をする
公式でも、リワード獲得だけを目的にした投稿・更新は推奨されていません。
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● 雑感(主観)
今回の変更は、かなりはっきりと「継続更新」を見に来た仕様だと感じます。
・低PV作者には少し手を差し伸べる。
・ただし、少量更新だけで満額は渡さない。
・高PV帯では、更新文字数による係数が強く効く。
・短編一発よりも、毎月まとまった量を更新する連載が有利になりやすい。
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● まとめ
2026年3月分以降のなろうチアーズプログラムは、現時点では次のような仕様に見えます。
・チアスコアは「k × f(x)」でかなり説明できそう。
・x はアクセス解析PVではなく、有効広告表示PV。
・f(x) により、低PV作品が救済されているように見える。
・k は当月更新文字数で決まる。
・30,000文字以上で k=1.00 に近づく可能性が高い。
・短編は今でも強みがあるが、普通の文字数だと k が伸びにくい。
・連載は毎月更新文字数を積みやすいため、新仕様と相性が良い。
・低PV作者には以前より手応えが出やすくなった可能性がある。
・リワード変換レートは月ごとに変動する。
・不自然な投稿やリワード目的だけの更新は避けるべき。
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● 参考(公式)
なろうチアーズプログラム(概要)
https://syosetu.com/site/aboutcheersprogram/
なろうチアーズプログラムについて(ヘルプ)
https://syosetu.com/helpcenter/helppage/helppageid/201
なろうチアーズプログラム利用規約
https://syosetu.com/site/cheersprogramrule/
【なろうチアーズプログラム】今後の改善に関するお知らせ
https://blog.syosetu.com/article/view/article_id/5083/




