表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お前も連載作家にならないか? ~なろうチアーズプログラムの恩恵を120%受けるための最強投稿戦略~  作者: パワハラ上司に連載作家を増やせと言われて短編作家に営業を頑張る下っ端
なろうチアーズプログラム セカンドシーズン(2026年3月~)

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
17/18

パワハラ上司によるありがたいお言葉

※ここからは、パワハラ上司が語ります

「上司様、聞いてくれ! おい短編作家、俺をかば――」


誰が喋って良いと言った。


黙れ。


(下っ端はトマトみたいに潰れました)



数式を並べ、係数を弾き出し、PV単価だの、月間三万文字だのと、得意げに最強投稿戦略を語り合っていたようだな。


チアスコアの画面を血走った目でにらみつけ、リワードの試算をして、月十万稼ぐための皮算用……実に楽しそうだったではないか。



……お前、何か思い違いをしているようだな。



お前たちは式を解いたつもりで、最も大切な存在である『読者』を見失っている。


お前たちは「満額の係数を得るためには月三万文字が必要だ」と聞いて、とにかく三万文字の枠を埋めればよいと思ったのか?


三万文字とは、ただの『器』だ。中身の入っていない空っぽの器を、読者の前に並べてどうする。読者は文字の羅列を食っているのではない。物語という名の感情を食っているのだ。


三万文字あれば評価される? 違う。三万文字を読ませるだけの価値と熱量があるから、読者はついてくるのだ。


無意味なステータス画面の連呼、本筋に関係のないモブ同士の雑談、昨日食った飯の冗長な描写……そんな薄い水で三万文字に水増しして、読者の腹を膨らませようとするな。


三千文字でも、濃密な展開があれば読者の心に深く刺さる。逆に、三万文字あっても空虚な更新を続ければ、読者は呆れて逃げていく。


数字は器の大きさを示すだけだ。その器に何を盛るか。読者をどうもてなすか。それは、すべて書き手であるお前たちの責任だ。



戦場を知ること自体は悪ではない。


月三万文字を書け。それはいいだろう。


だが、それを()()にするな。


三万文字を『埋める』な。三万文字を使って『物語を進めろ』。


それができぬ三万文字など、ただのゴミだ。文字の無駄遣いだ。


お前たちは、いつも間違える。


無料だから雑でいいと思っている。無料だから引き伸ばしても文句は言われないと思っている。



いいか、読者は無料で読んでいるように見えるが、決して無料ではない。読者は、己の命である『時間』を払っているのだ。


その決して取り戻せない時間を、お前たちの作品に差し出している。


読者は金を払っていなくても、人生の時間を払ってお前たちの文字を追っているのだ。


『更新』とは、読者の時間を預かるという、極めて重い行為だ。


広告収益の原資は、最終的には読者の時間だ。


読者の可処分時間を奪っているという自覚を持て。


無料だからこそ、読者は残酷なほど簡単に去るのだ。


つまらなければ、一秒でブラウザを閉じる。


展開が薄ければ、無言でブックマークを外す。


更新を追うことが苦痛になれば、二度と戻ってこない。


お前の作品の代わりなど、このサイトには星の数ほどあるのだからな。


お前の一話を読む数分間で、読者は別の名作小説を読めたかもしれない。


流行りの漫画を読めたかもしれない。


動画を見ることも、疲れた体を休めて眠ることもできた。


その選択肢をすべて捨てさせておいて、中身のない引き伸ばし更新を出すなど、万死に値する。



そして、肝に銘じておけ。


お前たちが係数1.0を獲得していようが、0.5だろうが、読者には関係ない。


読者はただ「面白いかどうか」だけを見ている。


続きが読みたいか。それだけだ。


PVの向こうには、生身の人間がいる。チアスコアの向こうには、読者の削られた時間がある。リワードの向こうには、誰かが貴様の物語に期待してページを開いたという、事実がある。それを肝に銘じろ。


分かったら、さっさと書け。こんなバカなエッセイを読んでいる暇があったら、一行でも物語を進めろ。


お前の作品の更新を、今か今かと待っている読者がいるのだろう?


……なら、書け。

結論:チアーズプログラムなんか気にせず好きに書けばいいよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ