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リセットワールド  作者: 桜紅葉
1章 崩壊する世界編
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チャプター9「脱出」

作戦通り、祐也と那由多はゴブリンを引き付け、多田と、翔太は武器の調達を完了させる。後は脱出のみだが、祐也はゴブリンに阻まれ脱出ができない。大和たちの運命は如何に…

(リミットは2分ってところだな…)

(正面突破はゴブリンたちそして王がいるため無理…だけど横から抜けるの時間はやっぱりない。)

(改めて考えたけれどこれがやっぱり一番か…)

そう考えているとがあぁぁという咆哮と共にゴブリンの王が突進してくる。

それをステップで横に避ける。

(それにしてもこいつ何処に弱点があるんだ?武装しているしやっぱりその裏にあるってことだよな?)

考えている間にもゴブリンたちの猛攻は続き、3匹のゴブリンが攻撃を仕掛けてきている。避けたり、木刀で防いでいるが手が多く、全てを流すことはできなく足にダメージが入る。

(ぐっ、やっぱりきついな…早く前に来いよ…)

ゴブリンの対応をしながら王の一撃はどうにか避けている。避けながらどうにか2体のゴブリンを倒すがまだまだ敵は20体ほどいる。

「はぁ…はぁ…たく呼び出しなんて卑怯だぜ…だが、目的のやつは出来てきたみたいだな…」

そいつを確認して、前を向き直すとゴブリンの王が勝ち誇ったかのように笑みを浮かべていた。

「笑っている暇はないぞ?はぁ!」

そういった後、祐也はゴブリンたちの大群に突っ込む。先程倒したゴブリンの剣を取り、先頭にいるゴブリン2体を抑える。

(後ろの奴らは前がもたつけば出てこれないだろ、だから残りはあと3体…)

そのまま目の前へ飛び込み木刀で叩きつける。そうやって一体を抑えると横からゴブリンが飛び込んでくる。

それを今叩きつけたゴブリンを持ち上げ盾にし接触した瞬間に回し蹴りをいれ飛ばす。

(よし、これで残りは標的のやつだけ…)

そう考え、標的のゴブリンへと木刀を投げつける。そのゴブリンにぶつかった瞬間カンッ!と木と木がぶつかる音がする。

(よし!)

木刀を盾で弾いたゴブリンを見て祐也は飛び込み、盾に足を乗せる。

「しっかりと掴みやがれよぉ…っ!」

と言って、斜めに傾いている盾を足場に上に飛ぶ。

「今です!煙幕弾を使ってください!」

と大きな声で那由多さんたちに伝える。

「っ!わかった!」

と遠くから返事が聞こえ、煙幕が立ち込め始める。

その様子を祐也は2階の手すりを掴みながら確認し、その煙の中心に向って飛び込む。

「すみません、お待たせしました。」

「お前すっげぇことするな!?」

多田が驚きながら声をかけてくる。

「まぁな、身体能力が高かったことがこんなに活躍してくれるとは思わなかったよ。」

そんな話をしていると那由多さんが話を遮る。

「まぁ、いろいろあったがとりあえずここを抜けよう。」

「そうだね、とりあえず逃げよう。」

「そうだな、翔太」

そういって体育館の外に向けて歩き出す。







歩き出して外に出ようとした瞬間、

ドンと扉が開く音が遠くから聞こえる。

「!?なんの音だ!?」

「慌てるな、とりあえず落ち着きながら外に出よう…」

謎の音に不安を感じながら外に向かって歩き出す。


ーー体育館1階(アリーナ前入り口)ーー

はぁはぁと途切れる息をつきながら2階の外廊下を抜け体育館へ入り1階に降り、アリーナ前までたどり着いた男子生徒は喜びと共にアリーナの扉を開く。

「みんな!はぁはぁ、良かったーどうにか無事にここまでこ…れ……」

男子生徒はあ然とする。

彼が思っていた光景とは180度、真逆だったのだ…

「へ?え?なっなんだよこれ…ひっ!?ひぃ!!」

男子生徒は悲鳴をあげ腰が抜け、床にどんと座り込む。


ーー体育館外廊下ーー

外廊下へと祐也達が出た瞬間、体育館の隅々に悲鳴が響き渡る。

!?

祐也たちは響いた悲鳴を聞き驚く。

「なっ!?なんでこんなところに人が!?っ!助けないと!!」

と祐也が飛び込もうとすると那由多さんがその前へと立ちふさがる。

「ダメだ!煙幕弾は今使った一つしかない!今逃げなければ死ぬことになるぞ!」

「ぐっ…でも…」

「そうだ、駄目だ!」

「逃げよう兄ちゃん!」

(3人共…でも、僕達はみんなを助けるためにこうやって動いているんだ!ここで見殺しにしたら意味がない!!)

「っ!!」

翔太が背負っていた真剣を奪い後ろに振り返る。

「兄ちゃん!?」

「祐也!?やめろ!死ぬぞ!」

「みんなは逃げてくれ!なんとか僕は逃げるから!」

と言って、祐也は那由多たちの静止を振り切り、体育館へと戻る。

「っ!たくあのバカやろうが!」

そう言って多田も体育館へと走り出す。

(確か上には弓兵が使ってた…)

多田は舞台裏の階段を目指す

「おい!多田行くな!!くそ…」

「那由多さん…こうなったらやるしか…」

「…ここでこいつらを死なせるわけにわ…」

ぐっ!

「あーくそ!翔太君、君は先に保健室に戻れ!俺は祐也たちを援護して、後で戻る!」

「嫌です!僕も一緒にやります!」

那由多は翔太の目を見てうなだれる。

「わかった!だけど無理はするなよ!」

「はい!」

そう言って二人も体育館へと戻る。

突如現れた生徒の救出に向かった大和たち一行…

無事全員帰還することはできるのか…

次回もお楽しみに!

ここまで見てくださりありがとうございます。

良ければコメントなどもよろしくお願いします。

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