12 マッセリさんに案内されるところから
そばかすがキュートなマッセリさんの案内で部屋に通してもらってから部屋の説明を受ける 鍵は付いているようなのでとりあえず安心した
共同個室風呂は狭くて湯だめが無いからシャワーだけだけど 今まで布で拭いていただけだから すっきりしたー!
ちなみにお湯は魔石とやらで沸かすらしい さすが魔法の世界
古着とはいえども白シャツで悪くない仕立てだ 袖の部分が傷んでるだけだし まだ着れるよね 手直しが必要だけど
パンツはダボダボ 自前のベルトで締めて何とか履いたが これは早いうちに購入せねば動きづらくて仕事しにくい
置いてきた荷物の中に替えのジーンズが入ってたけどあれも珍妙と言われてしまうのだろうか 荷物もどこかで取りに行かなくては
それにしてもバスルームの鏡を見てがっくりきた 私の見た目は大学生くらいなのだが彼らからすると成人を迎えてない小娘のように見られている気がする
それも好都合なので訂正はしないどきましょ
仕事は夜明けから日没まで 各人夜になったら基本的に自宅へ帰るのでやる事は特に無いらしい
たまに宿直の人が別の部屋に泊まることもあるくらい
掃除は警備隊詰所全部 枯葉や塵埃が無い程度でいいとのことだが 支給されたのはやっぱり箒とちり取り ちょっと使いづらいなぁ
一日に一度各人の机を拭いて 水廻りの掃除も 昼食は隊員は自分で用意するらしいので 飲み物の準備をしておくようにとのこと
あとは収監された人たちのお世話
今はちょうど居ないらしいので牢屋はスカスカらしい 普段もここは仮留置な為長くは居ないらしい
他は書類を届けたり整理したりと事務もあるようなのだがそれは手が空いた時で追々教えてくれるとのこと
外出は仕事が終われば良いけれど 必ず外国人入国滞在許可証(仮)を持ち歩くことと言われた ここは街の西地区なので他地区に迷い込んだらまた困る事になる
よし!とりあえず仕事をこなして給料ゲットするぞ!いくらなのか提示されてないのが不安だが 詐取されてたらぶっ飛ばしてやる
しかし明日は早い 今日は晩御飯にボソボソの黒パンとハムときゅうりらしきものをもらってすぐに寝付いた 久しぶりの肉!
美味しいとは言えないが空腹は最高のスパイスですね よし 明日から頑張るぞー
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各話の量がまちまちなのはご愛敬




