表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
85/162

80 とりあえず帰還して樹海探索再開、マッドの暴走…






 王都で魔族とやり合ってから二日、ミトリーに戻る。



(こっちは頼んだよ。)


(ああ、何かあったら知らせる。)




 ヘルクには王都に残ってもらう。基本彼とは別行動で、念話でやり取りする。彼のサポートは、ケットシー達を派遣して貰った。



「これからミトリーに帰還だけど、帰ってから1週間の予定で樹海を探索しよう、何か都合の悪くなった人はいる?」


 俺は帰還後の行動予定をみんなに周知する。レオナルドには3週間の予定と伝えてある。今が10日目であり、今日中にはミトリーに着くが、そのままリーナも一緒に樹海に行く。これは、昨日皆と相談して決めた結果だ。やはり不通に行くには樹海は危険な場所だから、残りたい者は残ってもらう。


 が、皆特に異論はないようだ。


 俺、リーナ、リン、山田、りゅう、セバスにフィア、九錠院、マッドとノルマ―、そしてアル、イル、ウルのメンバーだ。樹海ギリギリに就寝モードで外から見えなくしたキャンピングカーを置いておく。留守番は田中と佐藤とお凜だ。



 今回はリーナの記憶で見たあの祭壇に向かう予定だ。訓練中は結局行けなかったからな…アンドレアスが言うには時期が来たら向えと言っていたが、何時が時期なのか分からん。拠点登録の枠がまだあるから、そこに登録できればRCでいつでも行けるように出来るから、早めに見つけておきたい。


「でも宜しいんですか?ミトリーに行かなくて。」


「リーナ…タリアに知られれば付いて行くって言いかねないよ?」


 何故か王都では大人っぽくなるのに、ミトリーでは子供っぽいんだよなあの娘…やっぱり地元なら気が抜けるんだろうか?それにリーナと違って鍛えていないから、非常に危険だ。


 それに俺達の事は、基本トレーター家の人間しか知らないからな、部外者を入れるとこの車も容易に出せない。トラブルの元だし…権力者に知れ渡ると面倒ごとを呼び寄せるだろうしね。


 それにこの日数で帰還したら、流石に怪しまれるだろう…



「それに3週間の予定だと言ってあるから大丈夫だ!予定通りに変えればタリアもあんな事にはならないだろう!!」


 何故か修行から帰ったらタリアが病んでたからな!!病む要素なんてどこにあった?!ヤンデレはリンだけでお腹一杯です。




 という訳でその日のうちに何事もなくミトリー周辺までくることが出来た。分かっている。そっちの方が都合が良いこと、現実にはそんなにトラブルが起こらないことなんて…


 だけどラノベやアニメのテンプレならこういう時にまさにお姫様!なカワイイ娘が、盗賊に襲われて颯爽と助けて惚れられるっていう展開があっても良いと思うんだ!!でも今まで一度もそんなことが無い!どうなっているんだ!



「トーヤ様…さすがにお疲れではありませんか?そんなことが起こるなんてほとんどないですよ?第一、盗賊ごときに危機に陥るだけの護衛しか連れていないなんてありえません。」


 リーナが俺を可哀そうな者を見る目で見ている…と言うかとうとうリーナまで心を読みだした?!



「……もうすぐ樹海だ。皆準備は良いか?」


 こういう時は強引でも話題を変えるべきだ。


 





 ということで、今動けるメンバーでの樹海探索を始めます。今のメンバーなら災害級とも渡り合うことが出来ます。


「私とノルマ―はサポートに徹する。」


「私達は戦えないので…申し訳ありません…」


「気にしていないよ。それよりあれは完成している?」



「あれ?何か頼んだのですか?トーヤ様。」


「ああ、この樹海探索用の乗り物をね。」



 キャンピングカーで移動しようにも、さすがに木が邪魔で歩く方が早い。木の生えている間隔で言うと十分移動出来るが、それでも真っ直ぐに走れるわけじゃないからな…






「フフフ…完璧な者が出来たよ…」


 おっ!このセリフはマッドの発明が大成功の時のセリフだ!これは期待できるぞ。


「これを見よ!!」




 と、マッドが取り出したカプセルを開けると、中から大きなものが地面に広がった。と言うかどうやって収納してるのそれ?それに、デザインはまんまモンスター○ールじゃん。





「なにこれ…?」



 そう疑問を持ってしまうのも仕方ないだろう…何かデザインがすごくキモイ…


挿絵(By みてみん)


「森の中を移動するモノと言ったらムササビだろう!!だからこの形になった!!手足は伸縮自在、これで周りの木を掴んで地上10mでも移動出来る。さらに木のない場所では左右の翼に仕込んだ機能が気流を生み出し、宙を滑空することが出来る。そして…横に回っていてくれ…」


 マッドがマシンの背中から内部に入り、コックピットで何やら操作していた…



 ギュウウウウウウウウウウン


「な、なんだ!?」



 マシンの横についている。ムササビ?らしき顔の目が光り、急速に回転する。そして…口が開き中から砲身が出てきた…え?


「ファイア!」



 そう唱えると砲身からビームが飛び出し…前方100mほどで大爆発を起こした。あわわわわ!?



「とこのように攻撃手段もある。名付けて樹海探索用マシン『ムサビ―』だ!!」



「お前何してんのおおおお!!!?」


 皆目をむいてその惨状を呆然と見つめる…



 何こんなとこでそんな兵器を撃ってんの?ここ街の近くだよ!いくら人目につかないところでも、探索者がいるかもしれないのに~~っ、絶対騒ぎになるだろこれ!!



「驚くのはまだ早い。ムサビ―は特殊な加工をしているので、物魔両方に凄まじい耐性を持っている。さらに耐久性も抜群だ!その数値はHPに換算すると50,000を超える!!そして、万が一ダメージを受けた場合…」


『オーノー』


「このようにきちんと知らせる機能が付いている!!まさに完璧な樹海探索用マシンだ!!フハハハハハハハッ」




「……」


 確かにこれならモンスターに襲われても迎撃できるな…あ、マッドがそのままムサビ―を動かしてる。うん、凄くキモイ…



「皆、とりあえずここに居たら人が来るかもしれないからさっさと移動しようか…田中、佐藤、お凛。車を頼んだよ…」




 そして、俺達はムサビ―に乗り込み探索を開始した。


 前回は無様に逃げ帰ったが、今度こそ見つけてみせる。だが疑問もある…リーナに伝わっている話では、本当にどうしようもない時に辿り着けると言われていたが、じっちゃんの口ぶりだと探せば辿り着けると言っていた…俺とリーナで何か条件が違うのか…?














 ちなみにマッドは正気に戻ったノルマ―にしこたま殴られていた。













ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



虚無ゼロ恐怖きょうふ 真獣王 ヌル・フィア☆9(獣人族)Lv53


HP1200→6400

MP500→3100

攻500→3100

防400→3000

魔攻400→3000

魔防300→2900

素早さ800→6000

器用さ500→5700

賢さ100

ラック20


スキル 


支配

羅刹

総統

鬼圧

不殺フィエルNew:自分の意志によって力を加減できる。

神拳New:その拳は神にすら届く!(無属性 物・魔 攻撃)




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー








PG公式プロフィール



虚無ゼロ恐怖きょうふ 真獣王 ヌル・フィア☆9(獣人族)



 世界が誕生した時に一つの生物が生まれた。その生物は細胞を分裂させ、永い時を経て様々な種類の生物が誕生した。そして、さらに時は流れ、時代とともに様々な生物が強者を生み出した。獣王、皇魚、帝空…そう呼ばれる者達の子孫がじり合い、やがて一人の女性が誕生する。それが真の王ヌル・フィアだ。


 獣たちは彼女を畏れ敬った。まさに彼女こそ至高の女王!彼女に敵う者は居らず、その力をフィアは守るために使った。そんな彼女を周りはさらに敬った。


 誰も失いたくはないから…その力で彼女は仲間を守った。皮肉にもその力を使うほど、彼女は孤独になっていったが…







虚無ゼロ恐怖きょうふ 神獣王 ヌル・フィア☆9(神族)


 

 何時しか彼女に逆らう敵は居なくなった。挑んだ者は全て消え去り、その圧倒的な力に恐怖したから。そして、彼女と対等な者は居なくなった。


 だがそんな時に主人公あなたが彼女の領域に迷い込む。そして、どこか寂しそうな顔を浮かべる彼女と共に歩み続けた。


 無二のパートナーを得たフィアは、嫌悪すら抱いていた自分の力を受け入れることが出来、真の力を解放して、やがて生物の頂点に立つ。






豆知識


PGの公式プロフィールは、クエスト内容を示唆している。


つまり、プロフィールが存在するパートナーは、個別クエストがあるという事だ。





山田「じゃぁ俺にも個別クエストがあるんですか!?」


冬也「有る訳ねぇだろ山田ハゲゴブリン


山田・冬也「「…」」


 そしていつものごとく殴り合う二人。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
作者の別作品もよろしくお願いします。 終末(ヘヴィな)世界をゆるふわに!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ