日向ぼっこ
今日も今日とてラブラブな二人
今日はロゼッタがソールとともにデートに出かけている。そのためリスはラヴァンドと二人きりだ。
「ラヴァンド、一緒に日向ぼっこしない?」
「構わんぞ。中庭に行くか」
「うん!」
中庭に向かうリスとラヴァンド。オレガノがリクライニングチェアーを二つ持ってきて陽当たりの良いところに隣り合わせて並べた。
「オレガノさん、ありがとう!」
「いえ。失礼します」
オレガノはリスの脇に控える。ラヴァンドはそんなオレガノの対応に満足そうだ。
「あれだけ仲の悪かった使用人達とこうも打ち解けるとは。やはりリスの内面の美しさを見ると惹かれるものがあるのだろうな」
「えへへ。照れるなぁ」
リスは頬を染める。ラヴァンドに褒められると、なんだか照れ臭いのだ。
「ラヴァンドこそ、使用人さん達に好かれてるでしょう?」
「まあ、僕は家の跡取りだからな。人心を掌握することができなければ領主なんて夢のまた夢だろう?」
「そうかもしれないけど、やっぱりすごいよ」
「…そうか?」
「そうだよ」
リスはラヴァンドのカリスマ性を尊敬している。人の心を掴んで離さないのは一種の才能だからだ。
「ロゼッタとソールもすごいよね」
「ソールの奴はスリジエ家の婿養子になることが決まっているし、ロゼッタはその妻だからな。あの見た目だし、いい奴らだから好かれて当然なところもあるだろう」
「見た目で言ったらラヴァンドもすごく綺麗な顔立ちだよね」
「まあ、母上に似たようだからな。冷たくて中性的な見た目の方だからな」
「いいなぁ」
リスはラヴァンドに羨ましげな目線を向けた。
「何を言う。お前だって可愛らしいだろう」
「え?どこが?」
リスは可愛らしいというよりはキツめの美人である。ラヴァンドの母と似たようなタイプと言っていいだろう。
「嬉しいことがあった時のくしゃっとした笑顔とかすごく可愛らしいぞ?」
「ええ…それは婚約者の欲目じゃない?」
「そんなことはない。お前は世界一可愛らしいよ」
ラヴァンドはリスの頬をそっと撫ぜてキスを落とす。
「さあ、リクライニングチェアーをせっかく用意してもらったんだ。日向ぼっこをするか」
「そうだね!」
リスはリクライニングチェアーに横になる。そんなリスにブランケットをかけるオレガノ。ラヴァンドも侍従にブランケットをかけられた。
「はぁ…ぽかぽか気持ちいい…」
「しばらく寝てもいいぞ。僕が守ってやろう」
「ありがとう、ラヴァンド。おやすみ…」
陽光の暖かさにすぐに眠るリス。ラヴァンドはそんなリスが可愛らしくて仕方がなかった。
ところで皆様はどのキャラクターを気に入ってくださってますか?お気に入りの子がいると嬉しいです!




