レゲエビートで絶句で絶句:絶句
雨後虹懸空 (うごのにじそらにかかり)
残滴忽然落 (ざんてきぞこつぜんおつ)
憶昨夜君涙 (おくさくやきみのなみだ)
唯有絶句耳 (われただぜっくあるのみ)
忽醒独居室 (めがさめてへやでひとり)
月光独自看 (つきあかりみてるひとり)
憶昨夜失恋 (なくしたこいおもいだし)
唯有絶句耳 (ただぜっくするしかない)
僕には何も言えない
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休日なので、40年以上前の小説を読み返していました。
「絶句するほど面白い」という触れ込み? の、今でいうラノベの走りでしょうかね。
小中学生の頃に貪るように読んだ作家さんの。
いやまあ、古い古い。
女子大生がスマホじゃなくて400字詰め原稿用紙で小説を書いている。
スマホどころかケータイも、なんならPHSだってない。
「第一勧銀の横を曲がって……」
第一勧銀!
もっかい言うけど、第一勧銀‼
でもね、あの時代ならではの勢いというかエネルギーとか言うのがあって、
その疾走感は令和には出せないもので。
確かにわたしの青春でした。
一郎さんかっこよかったなあ。
今じゃすっかり年下だけど。
……よし、「絶句」する曲、いっちょ作ってみようじゃないの。
軽率にもそう思ったわたしはすぐに気づいたのでした。
絶句、それって要するにインストじゃね?
わたしの出る幕なくない⁉
……待って待って。
絶句って、まだもう一個なんかあったはず。
満腹な午後の授業。
ゆったりと流れるrhythm。
国語の先生の子守歌……。
あ、思い出した! 五言絶句だ!
というわけで、絶句で絶句で絶句する男が出来上がったのでした。
平仄ぜんぜん合ってないので、なんちゃってですけどね。
絶句部分を最大限に長くしたかったんですけど、
すぐに削って歌を開始されてしまうので、
[long long prelude ~]という指示を文字制限いっぱいまで詰め込みました。
絶句部分が長大になると、今度は暇を持てあましたSUNOが
「ウゴノニジ、ウゴノニジ」と連呼し始めました。
連呼するとなんか……雨後の筍みたいだな……。
タケノコ回避のために各小節にスキャットをぶっこみ、絶句のわりになんだか喧しい曲になったのでした。




