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過去の闘い

 シドゥヴス島にて、巨人を討ち取ろうとした人間が300人程の戦力を投入された。

 人間が砲弾で巨人を倒そうとした。

「撃てぇ撃てぇえぇぇ!!」

「煩わしい武器(もん)を使いやがってぇ!!許さんぞ、この人間共めがぁぁっっ」

 人間が続け様に砲弾を巨人に撃つ。

 砲弾を撃たれた巨人が黒煙を片手で払いながら、煩わしそうに愚痴を垂れる。

 長剣で100人程度の人間の群れに剣戟を撃ち込むカール。

「ハラルドぉぉ、何処に行ったぁ?見当たらんぞ、おおいっっ、さっさとフレアを探さないと」

 リアムは人間の兵士達に紛れた数人の屈強な人間と闘っていた。

「お前はそこいらの賊とは違う強さを持っているなァ!!何者だァ、あぁん!?」

「何者でもいいだろうが!!倒れる奴に名乗るもんじゃねぇ」

「生意気な人間め!!殺して、そのなめた口をきけなくしてやる」

 リアムが叫んで、長剣を振り下ろし、グイドに攻撃する。

 リアムの長剣を人間のサイズより少しデカいだけの大剣で攻撃を撃ち返すグイド。


 カリンとヴェラという女性巨人が人間達を攻撃して、会話を交わす。

「フレアは何処に行ったんだ?ハラルドが言うような世界は来ないだろうね」

「人間と闘うなんて面倒だわ、まったく。弱いくせして私らにふっかけてくるとは……最悪だわ」

 カリンとヴェラは地面に倒れた人間を見下ろし、呑気に会話を続けた。


 ハラルドが30人の兵士の人間を見下ろし、叫ぶ。

「なぜ我らに牙を剥くぅっ!?約束を破るとはどういうつもりだ?」

「巨人との約束なんて、そんなもの!!」

 ヨルダンが嘲笑するように叫び返した。

「ハラルドはどいつだ!?我らと協定なんぞな……」

「俺がハラルドだ。おまえらのリーダーはどいつだ?」

「お前がハラルドだとぉ!?ハラルドが話の通じるやつとは聞いてないぞ!!残虐な巨人だと聞いてる、嘘言うんじゃねぇ!?」

「嘘言ってなにになる!?俺がハラルドだ」


「ハラルドら全員を待てというのか?これだから、人間と組むなんて馬鹿馬鹿しい」

 鞄から折り畳んだ大船、スキーズブラズニル号を岸に出して待ったフレア。



 人間と巨人の争いが、シドゥヴス島で引き起こされた。

 過去の大戦は、現在の人類は知る由もない。




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