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白虎将軍とうさぎ令嬢  作者: 犬飼 蘭
23/23

番外編 クリスマス 白虎side

お久し振りです!


クリスマスということで書いてみました。

楽しんでいただけたら幸いです。


「遅くなってしまった…」


将軍の仕事を終え、帰宅する時間になると、辺りは暗闇に包まれていた。

フルール嬢……いや、プリーシュは暗闇が苦手だ。

早く帰らねば……。


一緒に暮らすようになってから、いくら俺の帰りが遅くてもベッドで寝ていたためしがない。

ソファーでうとうとしながらも待っていてくれるのだ。


早く帰って、一緒に寝なければ…。

そう思い馬を速める。


世間はクリスマスで浮かれている。

こんなの、俺のキャラじゃないが、プリーシュにプレゼントを買った。

それも、俺の瞳と同じ色の宝石の付いたネックレス。

部下に言ったら、「将軍の奥さんを狙うなんてバカな奴はいませんよー」なんて言われたが…

俺は不安だ。

プリーシュは結婚してからますます可愛くなったし、女らしさも出てきた。そんなプリーシュを男が放っておくとは思えない。

プリーシュは俺のだ。誰にも渡さん。


馬を速めたせいか、いつもよりずいぶん早く帰ることができた。


「ただいま、プリーシュ。」


部屋に入ると、やはりプリーシュはソファーでうとうとしていた。

それも、俺の部屋着を持ってだ。

可愛すぎるだろ。


「……っ……。愛してる。」


そう囁いて、起こさないように額にキスをふらせる。

そして、そっと抱き抱え、ベッドに連れていく。


俺は急いでシャワーを浴び、着替えて寝る準備を済ませる。


「プリーシュ、愛してる。もう、離してやらないからな。」


そう囁きながら、プリーシュにネックレスをつける。

プリーシュの胸元で俺の瞳と同じ色をしたネックレスは輝く。


「おやすみ、プリーシュ。」


俺はプリーシュをこの腕に抱き眠りにつく。




読んで頂きありがとうございました。


前に書いた作品だったので読み返しながらの執筆となりました(笑)


お付き合い頂きありがとうございました。

また、お会いしましょう♪


犬飼 蘭

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