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徒然とはいかない喫茶いしかわの日常  作者: 多部 好香


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554 応援を!

 真弓ちゃん2歳か3歳くらいのおはなし。

 今日はお買い物の練習だからと真弓とふたりでチェーン展開している大型スーパーにやってきたゆかり。


 買い物カゴの使い方、それぞれの商品がどのあたりにあるか、どう取ればいいかなどを教えながらゆったりとスーパーを回る。


 メモと見比べて購入予定の品がすべて揃ったのを確認して、レジに向かう。

 今日は特売品も多いからか、レジの行列も長めだ。


 のんびり待とうと思っていると、店内にアナウンスが響く。

「レジ応援お願いします レジ応援お願いします」


 真弓はハッとすると、口の横に両手を当ててメガホンにして並んでいるレジに向かって

「れじのおねえさん、がんばってー!」

 方向を変えて隣のレジに

「れじのおにいちゃんもがんばれー!」

 両手をぶんぶん振って

「ふれー、ふれー、れじのみんな!」


 ゆかりはびっくり、目を丸くすると真弓の可愛らしい勘違いを噛み締めていた。

 周りは一瞬驚くもののすぐに微笑ましいものを見る目になるか、笑いを堪えて肩を震わせていた。


 ひとしきり応援を終えると満足そうな真弓はゆかりを見上げる。

「まま、まゆみいっぱいおーえんした! まゆみもがんばった」

「フフフッ。そうね。真弓ちゃんもがんばったね」

 少し頭を撫でると手を繋ぎ直す。

「もうすぐレジの順番だからね」

 あとで「まゆみいっぱいおーえんしたの!」とか報告された大人たちの顔が見たい。


 ちなみにお買い物をしているとき進くんは何をしていたかというと。

 朝から行った予防接種にギャン泣きした後で祖父母宅へ行き、おばあちゃんに慰めてもらって全力で甘えん坊を発揮して泣き疲れてうとうとしておりました。

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