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移動遊園地失踪事件簿-5 ダンジョンへ

「ということなんですが、ラシュト卿?

この試練というか、ダンジョンなんでが行ってくれませんかね?」


イリシュットは、

そう言ってを手をすりすりとしてタカノに向かって笑みを浮かべていた。


場所を移して、タカノの行きつけの店で

タカノ、シン、アルス、エミリ、シュリム、シュンテイ、アデル、イズミを交えてことの次第の説明を聞いていた。


話を簡単言えば、

閻魔大王というイズミのような存在がいて、

その彼もこの世界にいる魔王については危機感を持っていてこの世界にいる勇者たちとその仲間たちの力が魔王に敵うのかを量りたいらしい。


その力試しのために用意したダンジョン(遊園地のアトラクション)に入って閻魔大王が用意した魔王を倒すための神器をとってきて欲しいとのことだった。


ただその話を聞いて、

この世界を管理しているイズミがむすっとした顔をしていて嫌々感が凄いことにタカノは少しばかり気にかけていた。


「確かにイズミ様の担当でございますが....

送り込んだ勇者が尽く魔王軍に打ち負かせていることを大王様も懸念しておりまして....」


「何よ、あいつ....私だけで十分って言ったのにぃ」


イズミは腕を組みながら、頬を膨らませてイリシュタットを睨みつけた。



「まーまー、イズミ様落ち着いてください。

事実この世界で魔王に立ち向かえる強さの勇者は、水神の眷属であるシン様を従えたラシュト卿と風の加護を受けたS級冒険者のショウタ様ぐらいではないですか...」


イズミはそれを聞いてまゆをひそめてこう言い返した。あまりにも不愉快なのか貧乏ゆすりまで始めていた。


「この前、日本から召喚して送り込んだ、

いかにもなろう系の俺Tueeeの優秀なユウキって勇者もいるんやけど...」


それを聞いた、彼は暗い顔をしてこう言い返した。


「ユウキ様とそのパーティなんですが....

魔王が召喚したした、異世界の勇者によって全滅させられ、

ユウキ様は殺されましたので元の世界に帰られました....」


イズミは驚いた顔をして、

何か言おうとしたが言葉を止めて何か難しそうな顔をしてタカノに向かってこう言った。


「ごめん、やっぱ。イリシュットのダンジョンに行ってくれない?」


「え、どうかしたのか?急に難しそうな顔してるが...」


タカノはそう聞く、イズミはパチンと指を鳴らした。するとそこに7年前に転生する前に見たような大きなフリップボードが魔法陣と共に現れた。


シンもイズミと同じよう難しそうな顔をし始めていた。

イリシュットとタカノ以外は、あまり見慣れないフリップボードに興味津々のようで、見えやすい位置に位置どりをしていた。


「タカノ。気を引き締めて聞いて欲しい....


あなたの他にあなたクラスの強さを持った、転生組の勇者が一人いてね。

アマミヤ・ショウタって言うのがいるのよ...」


その名前を聞いて、アデルは何かを思い出したかにようにハッとした表情でこう言った。


「あ、ショウタンなら私のセ(自主規制)...あ、お子ちゃまもいることだから言えないか....夜のお友達兼冒険仲間よぉ〜


つい数日、逸れて見かけてないけど...」



「セ、セセセセセフ...」


アデルが言った単語を聞いてシンが目を見開い何かを言おうとしアデルに注目したが、イズミが怒りの鉄拳を脳天にぶち込んで、それを鎮静化させた....


それをさておいて、

アルスが目を丸くしてこう言った。


「え、もしかして....エミリの姉ちゃんって、東ロムルスの冒険者ギルドで有名な“光の剣”の業火の魔女アデルだったの?」


アデルはそれを聞いて、笑みを浮かべてこう言った。


「そうよー。あれ、エミリちゃんから聞いてなかったの?」


エミリは、唇を尖らせながらこう言った...


「だって、言いたくなかったんだもん。お姉ちゃんが羨ましかったし...」


アデルはそう言って、エミリの頭をポンポンと叩いてこう言った。


「あら、そうだったのね...ごめんなさいね。いつも先に行ってしまってて」


イズミが手を上げてこう言った。


「これ以上、尺取れないらしいから。この辺りでアデルとエミリのやりとりはカット〜って作者(ゴリラ)がカンペ出してきたわ」


タカノはそれを聞いて、顎に指を当ててこう言った。


「じゃあ、仕方がない。イズミ、説明を頼む」


イズミはそれを聞いて、どこから取り出してきたのか手に台本を持っていた。


「ごめん。映像作品だとここは多分、図とか絵とかで説明だけど...

長いから台本見ながら説明するわ!」


シンがそれを聞いて、苦笑いしながら

「おいおい、まじかよ。姉貴」って言ったのをタカノだけが聞いていた。


「今、かなり世界がやばいことになってるのだけ始めに言っておくわ。


イリシュットの言う通り、魔王に立ち向かえる強さを持った勇者は、今のところ。タカノとショウタだけなの。

この前、

3人目としてユウキって言う勇者を召喚したんだけど...

イリシュットの言う通り、魔王が召喚した並行世界の勇者によってやられたみたいーーー


書かれてる通りだと....



魔王が異世界から勇者を呼べるようになってるってことは、この世界のバランスが魔王陣営に傾き始めてるって証拠なのよ...


このままだと、この世界が魔王の支配になってしまうわ」



フリップの隠れた部分をイズミはめくってこう言った。フリップにはこう書かれていた。


『異世界から来た勇者!!!かなりの強敵!!!』


「書いてある通り、魔王が呼んてきた異世界の勇者って....めちゃむちゃ強いんやわ。


何より私が異世界召喚した高校生のユウキって言う、かなり優秀な素質を持ったなろう系勇者を召喚したんやけど...


その勇者が、

魔王が呼んだ異世界の勇者にやられたらしい。

強いのはそれが証明になるんよ。


で、

この世界でその勇者に対抗できるのはタカノとショウタだけって話」


タカノはそれを聞いてこう言った。


「でも、俺より強いやついるけど....武将クラスが。ディンワンさんとか」


「あんな、空気読めやー

作者的に勇者は勇者にしか倒せないらしいわ」


それを聞いてたシンが....


「なんかあてつげがましくねーか」


と言いながら。手に持っていた台本を面倒くさそうな顔をして眺めていたーーー


「まぁ、ええはとにかくーーー」


イズミはそう言って台本をめくって何かを言おうとした瞬間に....


イリシュットがフリップを回転させてこう言ったーー

フリップには

『異世界の勇者を倒すには神器は必須!!』

とデカデカと書かれていた。


「異世界の勇者を放って置いてはいけません。


今、私が仕掛けたアトラクション...こほん、もとい。

ダンジョンにユウキ様が単独で入って神器を探しております。


せやから、んー?。パーティ編成して....」


イズミはイリシュットが開けた間に覆いかぶせるようにこう言った。



「なーに、人のセリフまでとっとんじゃ


パーティ編成してダンジョンで神器を探してこんかい!!


シン!テレポートの呪文書いた札あるから、これで

転移魔法陣出したって。目的地は遊園地でええから」


イズミはそう言って、懐から札を出してシンに投げ渡した。



「おっけー姉貴!!」


シンはそれを受け取ると、地面に張り付けたーー


「おいおい、今から行くのか?俺、風邪治ったばっかなんだが....」


アルスはそう目を見開きながらそう言った。

イズミはそれを聞いてアルスの肩に手を置いて上級治癒魔法である『リザレクション』をかけた。


「お、やべーすげー元気出てきた!!」


アルスは治癒魔法をかけられるなり、ぴょんと跳ね上がってはしゃぎ出した。それを見ていたエミリがそっとそれを止めた。


「もー20歳超えてるんだがはしゃがないで!」


エミリは頰を膨らませていた。


それを見ていた、シュリムが恐る恐る手を挙げながらこう言った。


「あのーボク今まで、出番なかったんだが....一緒に行ってもだいじょーぶか?

弓しか使えねーが...ラシュト卿の従者として一緒に戦いでぇ」


タカノはそれを聞いて頷いてこう答えた。


「ああ、もちろんだ。娘はミミに任せてるなら問題無い。シュンテイもくるよな?」


シュンテイはそれを聞くなり、笑みを浮かべてこう答えた。


「ガッテンよ。旦那!」


タカノはそれを聞いて、仲間達全員の顔を見て一人一人ついて行くことを決めていることを確認できた。


「イリシュット。俺もそのダンジョンに行く」


「ありがとうございます。ラシュト卿。それでしたらパーティメンバーが規定数を超えてますので、2グループにこちらで分けさせていただきますーー

イズミ様を除いてで3と4でしょうかな....


それはこの魔法陣でワープ後にそれぞれ別々にさせてもらいますーーー」


イリシュットとが大きく手を広げて、

『さあ勇者』よと書いてある決め台詞のセリフを言おうとした瞬間。


イズミの懐から、久々に行く電子音が聞こえてきた。

周りの目が点になった。


「姉貴。大事なシーン本なんだから、スマホの電源切っといてよ」


シンがそういうとイズミは懐からスマホを取り出して、操作をし始めた。どうやらメールでもきているようだーーー


イズミは文面を見て、何かに驚いたのか眉間にシワを寄せて....

画面を見ながらこう言った。


「異世界の勇者が、ダンジョンにいるらしいわ...


魔王を倒す神器を破壊するために入り込んだみたいやわ


あと、

その異世界の勇者の詳細が私の眷属達が調べてくれたみたいで....」


イズミはそう言ってタカノの方に向かってこう言ったーーー


「相手はかなり手強いみたい....

だって、貴方がいた世界と並列する世界からやってきたーーーー」


タカノはイズミからスマホを借りて書かれていた文面に目を通した。


学生時代に目の前で恋人を殺されて

復讐のために力を手に入れ続け、兵役で国家機動憲兵隊に3年所属し。

その後、職業軍人になり士官として陸軍へ。

特殊作戦部隊に配属され

アフリカや東南アジアで数数の極秘作戦に従事し無音武器とゲリラ戦、サバイバルのエキスパートへと成長した。

感情を捨て人間であることをやめた殺人マシーン。

コードネームはカラス。


本名....



文章を読み終えたタカノは、イズミにスマホを返した。


イズミは唾を飲んで大きく深呼吸をしたーーー

そして口を開いた。


「本名はキリシマ・タカノ」

タカノ「あ、やっとこの章が始まったんだなー。結婚してから子供ができて定職持ってから、

これといって冒険者とか勇者みたいなことしてなかったから、

ダンジョンって響きを聞いてワクワクするな」


シン「でも、待ち受ける強敵みたいだよ。並行世界ってことは、パラレルワールドのタカ兄てっことだしなー

経歴見る限りとある強い系の軍人キャラみたいなかんじだし...

大佐、大佐ぁぁぁぁぁ!って言いそう」


タカノ「ゴリラもそっち系を何作か見て構想練ったらしいし....

まーそれはさておき、一人二役ってことか....」


イズミ「まーそうなるみたいやわ...」


タカノ「なるほどなー、二役やるのは少しばかり楽しみだ...」


ミミ「何ですって!?タカノ様がお二人もっ!

あー私はどちらのタカノ様を選べばよろしいのぉー!!ああぁぁぁ〜!!」


シン「おいおい、タカ兄....あんたの嫁すごい表情して鼻血出してるけど...」


タカノ「うーん....なーミミ。ミミは多分、もう一人の俺とは会わないと思うぞ...

それよりも、娘達を見ておいてよ」


ミミ「それよりも、またかっこいいタカノ様を見れるだなんて素晴らしいぃーほら娘達も大喜びですわ!」


タカノ「うわ、本当だ...分かった分かった...そんなキラキラした目で見つめられてもなぁー

次回、異世界からの刺客。


遊園地編も後半かぁー

ただ、正直タイトル詐欺な回らしいが...」


シン「それを言ったらタカ兄。兼業勇者っていってるけど勇者業してないじゃん」


タカノ「うーん....なんも言えません....」

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