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宇宙の月陽に照らされて  作者: 伊集院 大和
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夢の中で苦しめばいい








夜勤明けからの何時もの1日

相変わらず会話も虚しく

1人放置され 片付けに暮れた昼下がり

多少の声掛けぐらいあっても良かろう

聴こえてくる笑い声に少し…




相変わらずの陽の眩しさに眼を奪われた

そう言えば最近の太陽は変な感じだ

早朝の太陽が特におかしい


オレンジの陽は後ろ側だけに旭日旗のように輝き

手前の太陽の丸は まるで鏡を反射させた様に

銀色の様にも観える


一時期 黒点が少なく ネットにも

その事は書かれていた矢先

梅雨の頃の陽の眩しさに空を観上げた


変わらずの鏡の様な眩しさの中に

いつかの日食の様に 丸い輪だけが見える

陽のオレンジは その背景から

こちらに向かって気温を上昇させている


時間も 夕方から 夜へと過ぎていき

取り敢えず 私はクーラーを止めた

そして 部屋の網戸も窓も開けて

少ない風の空を眺め


今日の空は 次第に雲を集め

隙間に多少の星が観えて来たので

取り敢えずプロペラのLEDの灯を消した


そして少しずつ観えて来た星に

UFOとコンタクトを取ろうと

いつか新喜劇前の露天で買った

レーザーポインターを

モールス信号の様に 当てた


距離は足らず届かないのは承知の上で

だけど 本当に存在するなら

こちらの赤い光ぐらいは観えるのではなかろうか


何回か そんな事を繰り返し

いつしか私は 眠りの中にいた


タワー型の冷風機の風では

部屋の湿度も相変わらず



私を呼ぶ 風鈴の音に 夢の世界から戻る事が出来た

時間は23時34分であった


予想していたとおりに

何時しか 空も雲を集め

多少の風が吹いていた


UFOが現れるなら最適な暗さである

まだ存在も信憑性も表沙汰にならず

形まで魅せていいものかと


奴らは戸惑っているに違いないと想う


風に流れ行く雲に

遠くに観える 何度も点滅している星


昨日のこの時間

空を観ながら高速を走っていた

一瞬光っては 消えていた輝きを

12回程 見る事が出来たが

いつか 存在を認めざるを得ない時が来る事を願う



そして今日の夕方手前の頃

夥しい数の 蛙の雨乞いの唄に

また ゲリラ豪雨の様に雨を降らすのか


夏と言えば 夕立と言うのが定番だった筈が

最近は 夜中や朝方に 雨を降らし

その雨が 昼間の気温上昇を誘発し


空も何時しか 夏空へと変わり

夜にはまた 雲を集め

そんな毎日が繰り返されていた


いつしか 目の前の雲も 去っていった


子供の頃は 空を見上げると

肉眼でも 色々な星と

その中に赤い星を見つける事が出来たと想う


子供の時代から数十年

また空を見上げているとは想わず居た


雲が去っても 霧のように何層も

白いモヤが積み重なり

子供の頃に観た 星のように

観えなくなっている空


そんな空を観ていると

今日1日の疲れも

私を嘲笑うかの様に聴こえた

阿呆みたいな笑い声も

どうでも良くなった


いつかやり返してやろうと

想えば想うほど

変わらず 回される夜勤の仕事にうんざり来ている

取り敢えず他の奴も同じ思いすればいいだろう

思い出せ数年前を


こっちは夜勤明けで

早朝の仕事を終わらすまでは

仮眠も出来ず 疲れた身体を引きずり

1日を過ごして


また次の日の有り得ない時間の帰宅の明日が

すぐそこに 押し寄せてる

それをも踏まえて 嘲笑うなら笑えばいい



ファブリーズをすれば済む

そんな簡単な話や無いんやで


煙草の煙りが 外へ行くように

換気扇を回したりするのが普通やろ?


それをなんだ 車の中の外気循環 内気循環を 外気にせんと

そのまま煙草を吸えば 次乗る奴に気管支炎 起こさすつもりか?

それでなくても自分 人目気にせず

人の顔の近くでも咳しおるやろ


過去に言ったけど 言っても無駄やった様から

同じ事せな分からんみたいやね




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