茄子の天麩羅の日
リアルの仕事の忙しさから
帰っては寝て
疲労感を抱えたまま
朝起きての繰り返しだった
執筆の時間も無く
やっとマシになった今日此頃
早朝からの空と
仕事終わりの夜遅くの空は
欠かさず観ていた
今から数日前の朝方は
青空が続いていた様に想う
洗濯機に洗剤を入れ
軽く回し泡立ったような数日前の空とは
打って変わったような
煙に巻かれたような今日の空
時が過ぎれば青空へと変わって行ったが
泡だった様な日の夜は
高台から観る
山手に聳える町並みの輝きは
宝石を散りばめたように美しく観えた
仕事を終え 自家用に乗り換え
空を見上げた時
空には無数の星が
輝いて居たのを覚えて居るが
その日の月は満月だったのか
次の日の朝方までの
オレンジの陽が昇る頃まで
白い満月があったかどうかは
その日 その都度
執筆出来るような 時間でさえ
仕事に奪われ
日頃から観ていた景色でさえ
記憶からリセット去れつつ有る
そして本日 6月16日の朝方の空は
煙に巻かれたような
霧とは言い難いような
空だったと覚えて居る
今日の様な空が昼間も夕方も続き
数日へと続けば 更に数日後には
昼間の暑さに耐え切れなくなった蛙が
人間に代わって
天に雨乞いの唄を唄い
その唄声が雲を集め
空から雨を振らせていたのではなかろうか
今日の朝方に観たような空が
数日続けば 雨を振らせていたのは
先月までの空模様
6月に入り 梅雨と言われる時期に入り
雨が降ったのも2日だけだった様に想う
何処か観光地に行かない限りは
天気予報すら観ない
傘も持たず行動している
雨が降れば雨に打たれ
風が吹けば 風に流され
太陽が昇れば 太陽を見上げ
陽の眩しさの向こうに
金環日食にも似た 太陽の形を
目に焼き付け その眩しさを楽しむ
この日本には
四季がある様に
その時期 その季節に合うよう
服を衣替えするかのように
夏には日焼け
秋には 黄昏
冬には冬への寂しさを感じる
正月休みも何故か仕事に奪われ
田舎に帰る事も出来ずにもう十年
一人旅を始めた17の時から
ずっと旅が出来ると思っていたが
仕事に時間を奪われ
旅をする気持ちまで奪われたように思う
インターネットの時代
ネットの中では旅をした気にもなれず
悔しさを噛み締め 仕方なく
また仕事に追われて居るだろう
そして現在 金曜日の夜
珍しく休みになった明日があるが
久しぶりに マシな執筆が出来るだろうと
晩飯に茄子の天麩羅を食べ
その後 この執筆を描き始め
描き終わる現在
時間は9時5分になりそうな予感がする




