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宇宙の月陽に照らされて  作者: 伊集院 大和
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秋の風に揺れる心












朝晩と肌寒く 陽が昇り始めてから

時間も七時台を過ぎた辺りから

梅雨のような 雨降り前の湿度のある

暑い陽射しから


仮眠をしている車内では

汗ばむ日々が続いていた


この数日にまた蛙の雨乞いの唄を朝晩と聴く

夏の暑さの頃は 風が吹いても

鳴ることがなかった風鈴に


網戸だけの状態にしている部屋の窓に

掛けてある風鈴から

何度と無く チリンチリンと音が鳴る


様子を観に自分の部屋へと急ぐ

夏場は暑かった部屋も

クーラーが必要では無くなるほどに涼しく


どうやら今日から 九月のようで

ひとつき早く感じた夏のせいか


話す人から度々聴く 朝晩と涼しく

快適に過ごせるわ の声に

半信半疑であった



自分の部屋はクーラーが無いと

部屋でも汗ばむ程


窓を閉め切っていれば

湿度のせいか 蒸し暑さから


クーラーの除湿をしてから

涼快のボタンを押しても

涼しく感じたの 八月も終わりの頃である


九月の半ばまで 夏を感じた時もあれば

九月にもなっていないのに

秋の頃がひとつきも早くに訪れる


外の風よりも

運転する車のクーラーの風が冷たく

そして肌寒く感じていたが


人よりも数日遅くに

やっと秋の風を感じる事が出来たようで


十月が近づく頃には

冬のように冷たい風が流れ

鳥肌が立つ程に

肌寒く感じる日が訪れるのか


まだ数ヶ月 先の事を想像していたら

窓際の風鈴から また一つチリンと音が鳴る

少しだけ涼しくなった部屋に入り込む秋風に

四季のある国に生まれて良かったと感じた



朝晩と涼しくなった今日この頃に

忘れられていく秋の風に芒が風に揺れる風景を想い出す






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