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話の流れは大体主人公で決まる。  作者: 櫻井 千桜
3章 物語の王道的展開は大体場所で決まる。
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23/69

23. 話の繋がりは大体主人公で決まる。

お久しぶりです。自分、長らく夏バテしております。読者さんは大丈夫でしょうか?自分はもうヘロヘロしております(苦笑)。


さて、今回は、勇者についての新情報なんかが分かったり分からなかったりする話となってます。それではどうぞ!

俺の叫びも虚しく、2人の反応はかなり薄かった。


「あ、そう?」

王子は、キョトンとした顔で俺とグランを交互に見る。


「やっぱりな。お前と初代の肖像、瓜二つだったから、まさかとは思ったが…。これで大体繋がったな。」

グランに至っては冷静に状況判断していやがって、俺をマジマジと見ているのだ。



「お前ら、何でそんなに反応淡白なんだよ…。」

俺は俺で、2人の反応の薄さに呆れているという…。まぁ、そもそもの発端は、初代勇者様についての話があがったことなんだがな…。




初代勇者である結城(ユウキ) 清隆(キヨタカ)氏は、俺の高祖父にあたる人であり、グランの祖先らしい。こっちの世界に来るにあたり、彼は名を変えてはいるものの、その名前と、容姿が俺と瓜二つって時点で、大体本人と思って相違ないだろう。それを知ったのはつい先程のこと。


けど、どー考えても俺とグランは、同じ祖先から生まれたとは思えない位似ていない。何でだ?


「そりゃあお前、俺達の世界とお前のいた世界で、住民の容姿に違いがあるだろうよ?」

グランはそう言って俺の頭に手を置いた。そのまま自身の肩に手をスライドさせる。


…おい、身長差を手で分かりやすく表わそうとするな。凄く爽やかな良い笑顔だがな、やってる事は全然良いことじゃないからな。


「…確かにそうだな。君のその珍しい黒髪黒目を持つ者は、勇者の他には魔王位のものだろう。」


「え!?魔王も黒髪黒目なのか!?」


俺が驚いて言うと、グランとフラン王子は、同時に頷いた。


…何てこったい、まさかとは思うが、これもテンプレみたいに、元勇者が世界に絶望したとか何とか言って、「俺が魔王になる!!」とかってやつですか!?チート持ちの元勇者に、なす術もなく、新たなチート持ちの勇者をこの世界に呼び寄せた、それがこの俺!!とか?スゲー過酷な運命だな、俺。






「あ、魔王が黒髪黒目なのは、黒染めとカラコン?とかいう道具使ってるかららしーぞ?何でも、チート持ちの勇者に憧れと尊敬の念を抱いた、とか何とか言ってな。」





チクショー!!今俺、滅茶苦茶恥ずかしい奴だったじゃん!何?新たなチート持ちは俺だ!!みたいな発言。ヤベー…暫くコイツらの顔マトモに見れねー…。


「ま、心配しなくても、勇者とか魔王とか、所詮大した能力とか魔法とか持ってないから。ただ、成長する中で培っていくって聞いてはいたから、クリの場合は、まだまだ先のようだな。」



そう言った青髪の男は、これまた爽やかに笑い、俺の頭をわしゃわしゃと撫で回した。俺は青髪の男のセリフに、一瞬我を忘れて呆然としてしまった。

魔王様、まさかの勇者に憧れているという…(苦笑)。リチ君よろしく何てこったいですね。


さて、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、自分、小説家になろう垢でTwitterを始めました。そこで、近状報告なり投稿作品なりについて、お知らせできたらなと考えております!どうぞ、そちらの方もよろしくお願いします!

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