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ある薬師の一生  作者: 杉勝啓


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最後の奉公ー小谷の思い出

年頃になるにつれ、秀頼は千姫と距離をおくようになりました。自分はいずれ滅びる身、そのときは千姫を城からだして自分こことは忘れ、新しい幸せを掴んで欲しい。そう思いました。


「秀頼様、よろしいのですか?ほんとうにこれでよろしいのですか?千姫様は寂しい想いをされていますよ」

「わかっている。重成、そなたも私のような情けない主に仕えずともよいのだぞ。そなたならいくらでも召し抱えてくれるダイミョウはおろう」


その話を聞いた片桐且元は思いました。

ああ…秀頼様はお館様と同じことを申される。かって浅井長政は私や佐吉、与吉に申された。私のようなバカな主に仕えず、良き主に仕え一廉の武将になれと言ってくださったのだ。


「且元、来ておったのか」

「はい。ご無沙汰しておりました」


徳川殿と豊臣が共存できれば……秀頼様と千姫様は幸せになれる。秀頼様…それにこの若者も死なせたくない。


私にできるだろうか。いや、してみせる。且元の最後の奉公じゃ。お館様、どうか見守ってくだされ。


且元は徳川と豊臣の間を奔走することになります。

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