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「僕と世界と推しと」  作者: - 晩26 -
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第43話 - 女の子同士の絆

毎日2回更新

藤川愛瑠は、スマートフォンを手に取りながらSNSを眺めていた。Lunaの最新配信についての感想や、ファン同士の交流がタイムラインを埋め尽くしている。その中に、「さくら」というアカウント名の投稿が目に留まった。


「Lunaの新グッズ、全部コンプリート!特にアクリルスタンド可愛すぎ!」


愛瑠は思わずその投稿に「いいね」を押した。それだけでは気が済まず、勇気を振り絞ってリプライを送る。


「わかります!私も新グッズ全部揃えました!」


すると、すぐにさくらから返信が返ってきた。


「すごい!同じLuna推しですね!グッズ集め大変だけど楽しいですよね!」


そのやり取りをきっかけに、愛瑠とさくらの会話は次第に盛り上がっていった。グッズの話題だけでなく、好きな配信やイベントの思い出、Lunaの魅力について語り合うたびに、愛瑠は心が温かくなるのを感じた。


ある日、さくらが提案してきた。


「今度のイベント、一緒に行きませんか?初めて会うけど、愛瑠さんと話してみたいです!」


愛瑠は一瞬戸惑った。初めて会う人と直接会話することに不安を感じたが、さくらの言葉に背中を押されるような気がした。


「私でよければ、ぜひ……」


当日、イベント会場で待ち合わせた愛瑠は、緊張しながらさくらの姿を探した。すると、明るい笑顔で手を振る女性が近づいてくる。


「愛瑠さん!さくらです!」


その明るさに少し圧倒されながらも、愛瑠は微笑み返した。二人でグッズを買い、Lunaのイベントを楽しむ中で、自然と会話が弾んだ。


「Lunaが繋いでくれたんですね、私たち!」

さくらの言葉に、愛瑠は深く頷いた。


「こんなふうに誰かと一緒にLunaを応援できるなんて、思ってもみませんでした」


推し活を通じて新しい友情を知った愛瑠。その日は、彼女にとって忘れられない一日となった。

Xにも同時投稿中。X版はイメージ画像付き。

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https://x.com/bank26nt

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