新たな空の世界の幕開け2
短いよ♪
次に目を開けた時はベッドの上にいた。
ただの夢だったようだ。よかった。
これほどまでに夢オチに感謝することは後にも先にもないであろう。
学校へ行く準備をし、朝食をとる。
今日は委員会の仕事があるため早めに家を出なければならない。
しかし……今朝の夢のせいであまり寝た気がしない。
そんな寝不足を感じながらも、一限と二限を寝ずに耐えた僕を我ながら誉めてあげたい。
「おー!おはよー!」元気な挨拶が聞こえてきたと、思った、数秒後に肩を叩かれた。
「なぁ~数学の課題見せてくれよ~、病院行ってたからできてないんだよ~」
彼は僕の唯一の友達であり親友でもある。
「いいけど、みんなさっき提出しちゃったから、今すぐは見せれないな」
というと親友は「げげっ、次の時間に出してって言われたのに~、やっべぇ~」
悲しみと絶望を足したような表情を浮かべる親友に、
「っていうか、せっかく病院で、学校来るの遅れたのに、ちょっと課題やってくればよかったじゃん」
我ながら名案である、どうせ遅れるのだから二時間も三時間も変わらない。しかし、親友は言う。
「ばかっ、俺が一人で、課題を仕上げてこれる訳がないだろ☆」
しまった、すっかり盲点だった。親友の集中力は3分が限界であることに。
そんなことを話しているうちに三限のチャイムがなった。
次の授業は……数学……。




