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001〜神の暴露話


「ちょっと待ってください!主人様があの世界に移した八神アリアが魔王種のデモンズオーガと戦ってますよ!?」


「あーそれはちょっとまずいですね」


ゴブリン(キング)をぼっこぼこのぐちゃぐちゃにしているのを、引き攣った顔で見ていた白装束の男は突然の出来事に声を大にした。


それを聞いた幼女はさも困ったような口調で、困っていない表情で答えた。


デモンズオーガというのは、白装束の男が叫んだ通り、世界に数種しか居ないドラゴンにも並ぶ魔王種なのだ。


多くのエネルギーを蓄え、還元しない


世界にとって不都合しかないそういった種族を幼女は作ったことに後悔をしていたが、それはそれでいろいろなことに役立っているのだから、わざわざバランスを崩すようなことを、神本人である幼女自身がする必要が無かったが…


それでももしも、このデモンズオーガが幼女の意思に反して八神アリアを殺してしまいそうならばその時は強引にでも割り込んでその結果を改ざんしなければならないが、それは本当に最後の最後の最後の手段であり、世界が一つ壊れるのと引き換えにするしかなくなってしまう、それでは本末転倒だろう。


だが、その心配はほんの僅かにもしておらず


一番まずいのは魔王種を倒してしまったときに低確率で得てしまう、魔王の器という不可視のスキルだ。


あの世界の生物や魔物の命を奪ったとき、魂の力所謂(いわゆる)経験値(エネルギー)を自らの魂に融合というか吸収してしまう、それはエネルギー総量の5%程度であり残りは世界に還元される。


しかし魔王の器は、それを95%以上まで引き上げてしまうトンデモナイ代物だ。


「もしや主人様はあの500年は生きているデモンズオーガに勝てるとでも思って居るんですか?あれは文字通りあの世界で最強の魔王に近しい力を持っているんですよ?」


「あぁ、その程度で死ぬようなら、私の力もまだまだってことですよ。」


また幼女は底冷えするような笑みを見せたが、白装束の男は一つため息をつくだけで、再び視線を世界の様子を移す水晶の玉へと移した。


因みに

全裸姿で草原に立つ八神アリアを見てテンション上がっていた事は主人様には絶対に秘密だ。


白装束の男「何故あの世界に高性能カメラがないんだ!!!」

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