31文字のうた
高校に入学して半年経っても、いまだ友達もできず冴えない地味ぼっちの私。
ある日、掲示板で目にした短歌部のポスターに書かれた短歌が妙に気になり、思い切って部室を訪れる。
しかしそこには怖そうな金髪男子が。
こんな不良みたいな人が部員? 無理! 逃げよう!
しかし試しに作った短歌を部長である眼鏡男子に褒められ、
あれ?もしかして私って才能ある?
という思い込みと、ぼっちゆえの人恋しさから結局は短歌部に入部することに。
そして私の短歌部活動生活は始まったのだった。
でも、そこで過ごす日々の中で待っていたのは短歌だけじゃなかった。
※カクヨム、アルファポリス、エブリスタにも掲載しております
学校の廊下の隅のポスターに惹かれて行くは未知なるところ
2017/09/26 09:00
(改)
自転車を壊すだけでは飽き足らず 乙女心もクラッシュ寸前
2017/09/26 14:00
(改)
怖い人とふたりきりになったときどうしたらいいか教えてください
2017/09/26 19:00
(改)
リア充のフリをしていた者ですがほんとの友は本だけです
2017/09/27 14:00
スタバでもドトールでもない喫茶店 入るのマジで勇気いるから
2017/09/27 19:00
久しぶり食べるお昼は賑やかで 感謝とともにお米噛み締め (*´人`*)
2017/09/28 14:00
あれ?なんか 目の前にいる女子たちがさっきと雰囲気違うんですが
2017/09/28 19:00
わたしにもひとつくらいはありますよ誰にも言えない乙女のひみつ
2017/09/29 14:00
こっそりと軽い気持ちでしたことが思わぬかたちで拡散される
2017/09/29 19:00
もう一度言ってくださいその言葉 「友達」だって聞こえたような
2017/09/30 14:00
小心なわたしにだって少しだけ大きなところあるんですから
2017/09/30 19:00
いつもより景色がきれいに見えるのは どうしてだろう この場所だから?
2017/10/01 14:00
自転車があるのになぜか徒歩で行く そんなあなたの真意つかめず
2017/10/01 19:00
トラウマを克服したと思ったら新たな問題発生しそう
2017/10/02 14:00
もしかしてサプライズとか好きなの?と聞く暇もなく連れていかれる
2017/10/02 19:00
年上の女の人の手ほどきで大人の階段のぼっちゃうかも
2017/10/03 07:00
特別な日にかこつけて訪れるのはあこがれの場所ゲーセンです
2017/10/04 07:00
文化祭という名前のぼっちにはつらい祭りが始まるようで
2017/10/05 07:00
おなかだけ特に真っ黒黒猫にわずかばかりの仕返ししたり
2017/10/06 07:00
リア充の極みともいえるイベントがまさか自分に起こるだなんて
2017/10/07 07:00
慎重に隠し通していたことがついに家族にしられてしまう
2017/10/08 07:00
こんな時聞いてみたいと思ったの なぜかいつものあなたの声を
2017/10/09 07:00
なんとなくわかってしまった今こそが普通の女の子になる機会
2017/10/10 07:00
リア充の定義はわからないけれど今がしあわせなのは確実
2017/10/11 07:00