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【設定資料】3章までの登場人物・地名など

 章完結時定期の、設定資料まとめです。3章はクロードたちの国外留学の話が出てきたり、舞台も王都公爵邸から飛び出してエンテ領へ行ったりしたこともあって、国名や地名がかなり増えています。

 明日更新分から最終章の4章に入ります。ただ、4章はお話の総仕上げなこともあってかなり文章量にボリュームがありますので、引き続きもう少し『みんな婚約者たちが好きすぎる』の世界にお付き合いいただけると嬉しいです。よろしくおねがいします。

☆3章までの登場人物


♀アリス=フィッシャー

 フィッシャー伯爵令嬢。桃色髪ポニーテール・若葉色の瞳。アインホルン公爵邸の使用人(侍女)。恋愛小説好きでツッコミ気質。語学が堪能だが、辺境育ちであるため本人はそれを普通だと思っている。甘い物に目がない。


♂クロード=フィッシャー

 フィッシャー伯爵子息。アリスの兄で嫡男。桃色ふわふわ癖毛・若葉色の瞳。王城の文官(外務局勤務)。読書が好きで穏やかな性格。婚約者のティナのことが好きすぎる。アリスと同じく語学が堪能。ダンホイズィア共和国の学術都市へ共に留学していたリーノを親友と呼ぶ。


♂ヤーコブ=フォン=アインホルン

 アインホルン公爵。イヴァンとゼノンの父親。濃紺の短髪。元宰相でアリスの雇い主(旦那様)。物静かな性格で、フリードと古い知人関係にある。


♀カロリーナ=フォン=アインホルン

 アインホルン公爵夫人(奥様)。ヤーコブの妻でイヴァンとゼノンの母親。さらさら銀髪の年齢不詳な可愛い系奥様。演劇や歌劇が好きで、涙もろい。若い使用人たちのことを息子・娘のように思っている。


♂フリード=フィッシャー ※名前のみの登場

 フィッシャー伯爵。アリスとクロードの父親で、ヤーコブと古い知人関係にある。元文官(現役時は土木局勤務)で現場主義。


♀ナタリア=フックス

 フックス伯爵令嬢。アインホルン公爵邸を退職しバートと婚約した。くすんだ金髪の巻き毛・菫色の瞳の美人。元アリスの指導係で退職後もアリスは先輩と慕う。一見穏やかで優しいが、本性は気が強くて血の気が多い性格。


♀ペルラ=ハーン

 アインホルン公爵邸の使用人で侍女頭。赤毛の妙齢のおばさま。アリスの直属の上司。面倒見のよい性格。家令ニコラスとは夫婦。


♂イヴァン=フォン=アインホルン

 アインホルン公爵子息・長男。ヤーコブとカロリーナの息子でゼノンの兄。濃紺のしっぽ髪・三白眼・銀縁眼鏡。王城の文官(法務局勤務)。婚約者のクラリスを溺愛している。クラリスの専属護衛であるフェリシアとは従兄妹の関係にあり、いつも口喧嘩する仲。ノンデリガキ大将。


♂ゼノン=フォン=アインホルン

 アインホルン公爵子息・次男。ヤーコブとカロリーナの息子でイヴァンの弟。銀髪の長髪・アイスブルーの瞳。美形。元王立騎士団員(儀礼式典部所属)。気弱で人見知りする性格で、自分の容姿の良さに悩んでいた。役者になるためエングリーン王国へと旅立つ。


♂ニコラス=ハーン

 アインホルン公爵邸家令。白髪のナイスミドル。公爵邸使用人のまとめ役であり、イヴァンとゼノンにとっては第二の父親のような存在。侍女頭のペルラとは夫婦。


♀マルティーヌ=イロンデル(愛称ティナ)

 クロードの婚約者でアリスの幼馴染。隣国エングリーン王国籍の平民で、イロンデル商会長の娘。青磁色のゆるやかウエーブ髪・金目。小柄で細身で少女のような外見。商人気質で情報通、多言語の平民言葉を駆使するおしゃべりな女性。


♀バルバラ=イロンデル

 イロンデル商会長夫人。ティナの母親。エングリーン王国籍の平民だが貴族顔負けの度胸・教養・情報網を持つ。


♀ルイーズ=アルエット

 ティナの友人でエングリーン王国アルエット侯爵令嬢。朝焼け色のツインテール縦ドリル・紫紺の瞳。父親がオーナーであるアルエット歌劇団の運営を任されている。『ラ・エトワール』のペンネームで、恋愛小説を執筆している。自分の芸術の実現のためなら手段を選ばない破天荒なド派手令嬢。


♂エドゥアルト=リュード(愛称エド)

 リュード侯爵子息。フェリシアの実兄でイヴァン・ゼノンの従兄。アインホルン邸の使用人(護衛騎士)であり、イヴァン寝落ち事件の際にアリスと一度だけ接触した。


♂アデルバート=レーヴェ(愛称バート)

 レーヴェ子爵子息。ナタリアの婚約者で、リーノの双子の兄。明るいツンツン茶髪・金の目。王立騎士団員(王都治安維持部所属)でゼノンの元同期・友人。素直で元気で声がでかい、大型犬のような性格。ナタリアに一目惚れして猛アタックした。

 

♂アドリーノ=レーヴェ(愛称リーノ)

 レーヴェ子爵子息。バートの双子の弟。ツンツンの深緑髪・金の目(バートと同じ形)、片眼鏡モノクル。王立薬学研究院で薬草の研究をしている技官(文官)。無表情で冷静沈着。クロードと共にダンホイズィア共和国の学術都市に留学していて、クロードには親友と呼ばれている。


♂ローク=フックス ※名前のみの登場

 フックス伯爵。ナタリアの実父。元税務局勤務の文官。ナタリアを娼館に売り飛ばしたりナタリアを誘拐しようとしたクズ実父。ナタリアはロークと平民の愛人(娼婦)の間に生まれた庶子。


♀ミルダ=フックス

 フックス伯爵夫人。ロークの妻でナタリアの義母。自分と血の繋がっていないナタリアを引き取り貴族としての教養を与えた人格者。


♂ルークス=フックス

 フックス伯爵子息。ロークとミルダの息子でナタリアの異母兄。


♀メリッサ=フックス

 フックス伯爵令嬢。ロークとミルダの娘でナタリアの異母姉。かつてナタリアと揉めたが和解した。


♀イレーネ=フックス

 フックス伯爵夫人。ルークスの妻。実家は侯爵家。


♂デニス=フックス

 フックス伯爵子息。ルークスとイレーネの息子。まだ幼い。


♀マルグレーテ=レーヴェ(愛称グレーテ)

 レーヴェ子爵夫人。バートとリーノの母親。ナタリアをとても気に入っている。


♂レーヴェ子爵

 バートとリーノの父親でグレーテの夫。日に焼けていていい体格をしている。


♂ヴィルヘルム=リュード ※名前のみの登場

 リュード侯爵。王立騎士団の騎士団長でフェリシアの父。アインホルン公爵ヤーコブ(旦那様)の実兄。実績を出したバートを気に入り、ナタリアとの婚約を後押しする。


♂シモン=ヒルシュ

 アインホルン公爵邸の使用人(護衛騎士)。壮年の人当たりのいいおじさま騎士。先輩使用人の妹である妻との間に子供が二人いて、王都で暮らしている。子爵家の次男で、エンテ伯爵領と隣接するヒルシュ子爵領の出身。

 

♀ノイライヒ商会・王都支店担当者(名前なし)

 新興の商会の営業担当者。女性。王都のシュトルヒ公爵家タウンハウスに出入りし、夫人エレオノールの信頼を得て珍しい商品を売り付けていた。イヴァンたち一行がエンテ邸へ赴いた前後から、シュトルヒ家へ姿を見せなくなる。


♀エンテ領診療所・薬師(名前なし)

 エンテ領の診療所に所属し、クラリスを担当していた薬師。女性。イヴァンたち一行がエンテ邸へ赴くという連絡を受けた頃から姿を見せなくなり、失踪している。


♀フェリシア=リュード

 リュード侯爵令嬢。シュトルヒ公爵家の使用人(クラリスの専属護衛騎士)。肩の上で切り揃えた黒髪・紅茶色の瞳。騎士団長ヴィルヘルムの娘で、イヴァン・ゼノンとは従兄妹の関係にあたる。主人のクラリスへの忠誠が厚く、クラリスをめぐってイヴァンと口論になりがち。アリスの友人。


♀クラリス=フォン=シュトルヒ

 シュトルヒ公爵令嬢。イヴァンの婚約者でフェリシアの主人。透けるような金髪に翡翠色の瞳の美少女。身体が弱くずっとエンテ伯爵領で療養していた。普段は車椅子。健気で素直な性格で、イヴァンをおにいさま、フェリシアをおねえさまと慕う。


♀エレオノール=フォン=シュトルヒ ※名前のみの登場

 シュトルヒ公爵夫人。クラリスの母親。純粋な性格で怪しい商会担当者に騙されていた。


♀イルムガルト=リュード ※名前のみの登場

 リュード侯爵夫人。フェリシアの母親でヴィルヘルム騎士団長の妻。独身の頃、クラリスの母親エレオノールの専属護衛として勤めていた。エレオノールとクラリスの現状に心を痛めている。


♂マティアス=サール ※名前のみの登場

 クロードとリーノと同時期にダンホイズィアに留学していた研究者。ホランド王国の商家の生まれ。学院修了後はイゾルディリア王国の農政学教授の研究室に所属しているようだ。

 

♀ゾフィー=アムゼル

 シュトルヒ公爵家に仕える年配の侍女。優しそうなおばさま。


☆ 3章までの地名など


●●● 国


●ユルンベルク王国

 アリスたちの住む国。物語の舞台。中心に、王城のある王都がある。王都の東側にアインホルン公爵領、南端にフィッシャー伯爵領、王都の北側にエンテ伯爵領、王都から西側にシュトルヒ公爵領、シュトルヒ公爵領の更に西にアメイゼ侯爵領がある。


●エングリーン王国

 ユルンベルク王国の南隣、フィッシャー伯爵領から船で内海を越えた先にある隣国。王都は大都市で、ユルンベルク王国よりも人口が多く国土も大きい。王都にはイロンデル商会(ティナ所属)や、アルエット歌劇団(ルイーズ所属)の本部がある。


●ベールンゲン王国

 ユルンベルクの北東側、山脈と深い森を越えた向こう側にある隣国。公爵家がゼノンに対して失礼な釣り書きを送ってきた。


●ダンホイズィア共和国

 エングリーン王国の南側に位置する、王制を敷かない共和国。公都の学術都市は各分野の最先端の研究がおこなわれていて、近隣諸国から優秀な若者の留学を受け入れている。クロードとリーノはその制度で選抜され二年間留学し、博士の称号を取得している。


●イゾルディリア王国

 ダンホイズィアの西方にある王国。潮の流れによっては、ダンホイズィア、エングリーンを通る陸路よりも外海をぐるりと回る海路を使う方がユルンベルクに早く到着する。そういったユルンベルクとの直接取引の際には、フィッシャー伯爵領の港を利用する。


●ホランド王国

 ユルンベルクの西方、大河の国境の向こう側にある友好国。ユルンベルクと陸路の交易が盛ん。


〇〇〇 地域


〇フィッシャー伯爵領

 アリスとクロードの実家。海沿いの貿易港町に領主邸があり、その周りには漁村が点在している。海の向こうの隣国エングリーンとの海洋貿易を担う国の南端。


〇アインホルン公爵領

 王都の東側に広がる広大な平地で牧草地帯。軍馬・馬車牽引用馬の育成及び革製品の生産などを主産業としている。ヤーコブ(旦那様)とカロリーナ(奥様)は基本ここで暮らしていて、王都のタウンハウスへ来るのは用事がある時のみ。


〇エンテ伯爵領

 北方の伯爵領。避暑地として有名で、閑静な森と澄んだ湖の周辺には王族や高位貴族の別荘が立ち並ぶ。2代前の国王夫妻が退位後別荘で過ごし、その建物は今は国有の迎賓館となっている。クラリスが療養のため長期滞在していた。別荘エリアには診療所がある。王都から馬車で1日半くらいの距離。


〇シュトルヒ公爵領

 王都から西側へ馬車で2日ほどの場所にあり、大きな街道が通っている交通の要所。領都は西方ホランド王国との交易の際に利用される宿場町で、アメイゼ侯爵領などの西方諸領へ向かう際の街道結節地になっている。クラリスの家が所有する領地だが、賑やかで療養には向かない。


〇アメイゼ侯爵領

 西方、鉱山を擁する商業都市。ノイライヒ商会の本部がある。


◎◎◎ 組織


◎イロンデル商会

 ティナの父親(バルバラの夫)が商会長として運営している大規模海洋貿易商会。本部はエングリーン王都にあるが、ユルンベルクを含め近隣諸国に支店がある。巨万の富を持ち、近隣諸国の貴族や王族たちですら商会をあまり無下には扱えない。


◎神殿

 ユルンベルクの信仰・宗教を司る組織で多神教。神官と巫女が婚約・婚姻や、出生・死亡などの届出を受け付ける(貴族の届出は、神殿への届出に加えて国からの承認も必要となる)。身寄りのない子供を育てる孤児院や、家庭教師が雇えない貧しい貴族や平民が読み書きを学ぶ神殿教室などが併設されている。


◎裏社会の闇組織

 ローク(ナタリアのクズ実父)が幹部を務める犯罪組織。女性や子供を誘拐しての人身売買や、不法薬物の密輸入などを行い荒稼ぎしていた。詐欺と脅迫により手下を増やしていた。大規模囮作戦により中核人員が逮捕され、解体されている。


◎王城

 王都の中心部にある国の中枢組織。エントランスの近くに議会や大広間などがあり、中庭を通った先に文官棟がある。イヴァン(法務局)、クロード(外務局)はこの文官棟に執務室がある。リーノの勤める薬学研究院は裏側にある別棟。バートが勤める王立騎士団も専用の別棟がある。


◎ノイライヒ商会

 エレオノールが贔屓にしていた新興の商会。エレオノールの担当者は怪しい詐欺まがいの健康食品などを売り付けてはいたものの、商会自体は悪い評判もなく一見まっとうな商会のようだ。アメイゼ侯爵領に本部がある。

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