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世界の情勢

世界の情勢

**444宇宙(本宇宙) / 110宇宙(現実世界)**



### ⚫ 2012年 終末の激変

西暦2012年のある日、地球で超大規模な地震が多発。倒壊する家屋、進路を変える河川、噴火する火山、そして海面上昇など、無数の災害が雨後の筍のように発生した。

地震収束後、沿岸都市の約7割が水没。代わりに大量の新興島嶼が海上に姿を現した。この瞬間、地球の版図は書き換えられ、歴史は110宇宙とは全く異なる方向へと進み始めた。


### ⚫ GCP (The Great Country Potaco)

55の州からなる連邦共和国。

世界最大のポテトチップス生産国であり、地図上の州の連なりがジャガイモの塊根に似ていること、また国民が自国を「団結した偉大な国」と呼びたがることから、ネット上では「ポテト連邦」と揶揄されている。

第一次・第二次世界大戦で台頭した新興大国。星条旗を国旗とし、三権分立の民主制を採用。地球最強の軍事力と世界第2位の経済力を誇り、人口3億人超、領土面積世界第4位という、名実ともに地球最強の国家である。


### ⚫ 滄海そうかい共和国 (Republic of Canghai)

かつての世界大国。近代の政府腐敗と外国の侵略により大打撃を受けたが、第二次大戦後に復興を遂げ、再び世界の主要勢力として返り咲いた。


### ⚫ スノーボール連邦 (Snowball Federation)

世界最大の領土を持つ国家。高緯度に位置するため、年間を通じて寒冷な気候が続く。豊富な天然資源を有し、地球最大のエネルギー輸出国の一つ。軍事力は世界第2位であり、正真正銘の世界強国である。


### ⚫ アイリンデ共和国 (Republic of Island)

フィリピンの北東800kmに位置する島国。人口は約2,500万人。

かつては無人島だったが、大航海時代に多くのアジア人が移住し国家を建設した。その後、列強の植民地となったが、第二次大戦中にGCP軍が占領し補給基地を建設。終戦後、GCPの撤退に伴い民主政府が樹立され、アイリンデ共和国が誕生した。通貨単位は「クレド(Credo)」。


### ⚫ オーリン共和国 (Republic of Orin)

アジア大陸沿岸に位置する細長い島国。

高い科学技術力と工業基盤を持ち、ゲーム、アニメ、映画などの文化輸出でも世界をリードする、世界第3位の経済大国。


### ⚫ 七星しちせい共和国 (Republic of Seven Stars)

第二次大戦終結から40年後、国内最大手の「四星フォースター」が他大手3社と合併。国家経済の90%を支配し、政界へも進出して国号を変更した。政・商・軍が三位一体となったアジア初の新興国家。


### ⚫ リリー共和国 (Republic of Lily)

自由・平等・博愛をモットーとする世界強国の一つ。世界第3位の武器供給国であり、現在は世界第7位の経済規模を持つ。


### ⚫ ビール連邦 (Beer Federation)

欧州最大の経済体。高度な工業技術を誇り、世界第3位の輸出大国。国民の生活水準は非常に高い。


### ⚫ キャメロット連合王国 (United Kingdom of Camelot)

かつての世界最強国家。無敵艦隊を破り、産業革命を成し遂げるなど、近代史において極めて重要な役割を果たした。GCPの独立や植民地の喪失により覇権を譲ったが、今なお世界で最も影響力のある国の一つ。


### ⚫ ハラペーニョ共和国 (Republic of Jalapeño)

中南米に位置する。国名は唐辛子の「ハラペーニョ」に由来する。


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**西暦2040年:激動の世界**


* **人口:** 世界人口は80億人で停滞。先進国では人口減少が加速し、少子高齢化が深刻化。各国政府は移民緩和や出産推奨を行うが、効果は薄い。

* **経済:** 世界経済は停滞。相次ぐ倒産と失業率の上昇により、雇用市場は完全に買い手市場(資本家優位)となり、貧富の格差が拡大。低賃金と過労死が常態化し、人々は生きるためにわずかな給与を求めて酷使される負の連鎖に陥っている。持ち家比率は下落しているが不動産価格は高止まりし、賃貸が主流となっている。

* **天災:** 温暖化と海面上昇により大規模災害が頻発。太平洋での激甚地震によるアジア沿岸の被害、火山の活性化、不安定な雨量による干ばつ、砂漠化、野生火災が各地を襲っている。

* **飢餓:** 河川の枯渇と農地の砂漠化により食料価格が高騰。餓死者が常態化し、死亡率の大きな割合を占めるようになった。

* **戦争と犯罪:** 資源争奪のため、限定的な小規模紛争が多発。国連は機能を喪失し、世界は混沌としている。人口売買が横行し、闇市場では赤ん坊や子供が高値で取引されている。

* **文化:** 生き残るために必死に学び、働く日々。しかし努力が報われない絶望感から、多くの人が人生の目標を捨て「ミニマリズム」へと逃避している。狭いワンルームにベッドとスマホ一台。理想も野心も結婚願望もなく、「ただ死んでいないだけ」という「寝そべり(躺平)族」が世界の主流文化となった。

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