37話
いつもの廊下を歩き、いつもの階段を登る。
部室棟の階段を二つ半登る。
二階と三階の間にその部屋はある。俺たちは勝手にそこを中二病の集まる世界、中二階と読んでいる。
その中二階に唯一ある部屋。扉には、段ボールが貼ってあり、油性マジックで小汚く「魔法研究会」と書かれている。
俺とマオの二人は、その扉を開ける。
「ただいま」
中には、男性が二人いた。
一人はゲームをやり、もう一人はマンガを読んでいる。
二人はこちらを向いて応えた。
「おかえり」
了
はじめまして、オシボリです。
ヲタサーの姫は魔王さま、これにて一応、完結です。
最初から最後まで読んでくれた人が、どのくらいいるのかわかりませんが、もしそんな稀有な方がおられたのなら、ありがとうございます。
こんな、お礼の言葉くらいしか出ませんが、本当に嬉しいです。
元々、ラノベ作家になりたくて、いくつか書いては新人賞に投稿してましたが、箸にも棒にもで、落ち込んで、しばらく書くのをやめていて、筆を折ろうか、いや今はノーパソを叩き割るになるのか、そんなんで書いてなかったのですが、最近、また書きたくなって。
リハビリも兼ねて、せっかくだからなろうに書いてみようと書いたのが、今回の作品です。
気が向いたら、どっかの新人賞にでも投稿してみようと思いますが、なんか思ってたよりボリューム不足になってしまったので、大幅改変が必要ですね。
あと、マオちゃん二回生編もやりたいな、という気持ちもあるのですが、ネタもあまりないですし、今は他に書いてみたい作品もいくつか考えているので、まずは別のを書いてみようと思っています。
繰り返しになりますが、最後までお付き合い頂いた方、ありがとうございました。
また、次の作品も読んでくれたら嬉しいです。
オシボリ




