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"花会村無形文化財"及び"それに付属するように放熱された謎の熱源"に関する補遺。
これは花会村事件が発生する12年前の村内で発見された不可解な資料
これは私の遺書のようなものになるだろう。私は、これから花会村の北部にある生花山に向かう。
これ以上書いてしまったら。
私は私でいられなくなるのかも知れない。
だけれども、私はこれを書き終えなくてはならない、私が私であった事をこの後の世の中に残せるのだから。
書かなければならない。
あの日。
私はみてしまった。山から燃え上がる。
(墨で汚れて見えない)
を見てしまった。
あの時から私の周りの人間は少しずつ狂っていった。
あの日以来村人の顔が貼り付けたような笑顔に変わり。
周りの村人が前より優しくなったが、それが不気味で仕方がなかった。
それ以来。
私は村人の顔を見るのが怖くて、いつしか村人の視界から離れるように隠れて歩くようになった。
"母親は気にしすぎ"などと言っていたが、私はあれが気の違いなどと思えなかった。だって"あれ"はーーー
(ここで日記は途切れている)
…嫌な予感がする。
私の考えすぎであればいいが…。
※この物語はフィクションです。実在する人物、事件、団体、地域などとは一切関係ございません。




