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ディルク・バルクール

何やら波乱の予感。

今回も楽しんで読んでください!


 なんでディルク・バルクールがここにいんのぉー!?

 親子揃って登場早いんだよぉ〜!!



「お前がリリスか?」



 なんで私のこと知ってんの?

 てかなんで、私の家にいんの!?



「こら、ディルク!あった側から無礼な事を言うな!!」


「いいじゃんか、別に。爵位は一緒なんだし」


「そういう問題じゃない!」



 たしかにバルクール家も公爵家、爵位は一緒だ。

 だが、爵位が一緒だからと言って無礼な言動や態度をとって良いわけではない。

 だからこの状況では、ガルトさんが言っている事の方が正しい。



「で、お前がリリスなんだろ」


「だから、ディルク!」



 これでは、いつまでたっても話が進まない。

 取り敢えずディルクが、ゲームより早く登場した理由をはっきりさせないと。



「大丈夫です。ガルトさん」


「しかし…」


「私もこの方が話やすいので」


「そうですか、だったら良いのですが。」



 ガルトさんを宥めた後、私は意を決してディルクの方を向いた。



「私がリリス・ランバーノです。私に何かご用でしょうか」



 そう言って淑女の礼をした。



「お前、剣術できるんだろ」



 その言い方にムカついた。

 何がお前だ。私にはリリス・ランバーノと言う名前がある。

 それにディルクにそんな偉そうにされる義理はない。



「私はリリスです。『お前』じゃありません」



 頭にきた私は思わず思っていたことを言ってしまった。

私 の言葉にディルクは目を少し見張って、フッと笑った。その反動であげている赤髪が揺れた。

 さすが攻略対象。笑顔の威力が半端ない。



「お前…面白いな」



「だから!私は「リリス」



 私の声に被せるようにして私の名前を呼んだ。

 自分から名前で呼べと言ったのに、いざ呼ばれるとびっくりしてしまう。

 私はその動揺を悟られないように平常心を保ってディルクの呼びかけに応えた。



「何でしょうか、ディルク様」



「リリスも様じゃなくて、ディルクって呼べよ。堅苦しいのは嫌なんだろ。後、敬語じゃなくていいし。俺もそういうの嫌いだから」



 そう言ってディルクはこっちを見た。

 …もうすでに心の中では呼び捨てにしている。

 そんなこと、ディルクは知る由もなく私に呼び捨てを要求してきた。

 まぁいっか、呼び捨てくらい。心の中で呼び捨てにしてるし。



「じゃあ遠慮なく。で、ディルクはなんでここに来たの?」


「リリス、剣術できるんだろ」


「まぁ人並みにはできるけど…」


「はぁ?人並みで父さんがあんなに褒める訳ないだろ」



 言われた瞬間、驚きのあまりガルトさんの方を見てしまった。

 突然私に見られたガルトさんは、気まずそうに視線を逸らした。

 どれだけ私の事を家で喋ったのだ。

 目を逸らして私を見ることができないほど 、喋ったのか。

 そもそもほんとに私は、人並みにしか出来ない。

 だって、ガルトさんに手合わせで勝てたことは一度もないのだから。

(騎士団長に勝てたら、子供じゃない笑)



「まぁいっかそんなこと、リリスが強いかなんて今から分かるんだから」



「…え?どういう事?」







「俺と手合わせしてくれ」







は?


どうだったでしょうか、

攻略対象二人目のディルクの性格は。

私的には、結構好きです。

ディルクとの手合わせどうなるんでしょうね。

次回も楽しみにしていて下さい!

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