↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/93

閑話 勇者の軌跡

すごく短いです。

ですが、次は21時投稿します。

なすグラタンウマー

 



 勇者アキラが召喚され2ヶ月が経った。


 当初『世界を救ってくれ』などという理解不能の事態にアキラは快く応じたものの、戦闘訓練等とは無縁な世界で生きてきたアキラにとって苦痛の日々であった。


 アキラはこの世界の説明をされている途中で自分が秘密裏に召喚されたのだと気付くと、隙を伺って逃げ出そうと考えていたのである。


 しかし、訓練はすべて地下で行われ、世界の事を知ろうにも全て本を渡されて勉強するしかないのでどうする事もできなかった。


 今は機会を伺うしかないのだとアキラは諦めるしかなったのだ。


 更に1ヶ月後、事態が急変した。


『魔王』と呼ばれる存在がエルミナ神樹国に現れたというのである。


 教会は慌てに慌て、すぐに選抜隊を結集しエルミナ神樹国へと向かう事となった。


 もちろんその中には勇者であるアキラも含まれていて、逃げ出せるかもしれないと考えたが、30人という大人数での遠征に逃げられる訳もなく、仕方無しに訓練をしながらその実力を高める事にしたのである。


 しかし、聖女と呼ばれる少女が付きっ切りでアキラを護衛という名の監視を行っていて、安らぐ暇もないのが現実であった。


 異世界に残した家族も友人も、そして死んでしまった友人の成人向け漫画の処理も含めて何もかもを投げ出して来てしまったアキラは少しずつだがその精神に偏重を来たし始めていたのだ。


 そして慣れない馬車での遠征に次第に体調を崩し始めてエルミナ神樹国に向かう途中にある国、ソラージュ王国にある王都ケルンズに寄った際、アキラは運命と邂逅した。


 ―――不幸な事に、それはかつての友人との邂逅ではなく、『魔王』と『勇者』という対極の存在として出会うとは、誰にも知る由も無かった。


読んで頂き、ありがとうございました。

感想など、お待ちしています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。