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四十一から四十五

挿絵(By みてみん)


41

 時来たか 中の法螺吹き いけない(な 計器部ラボの 金型危機と

 とききたか なかのほらふき いけない(な けいきぶらぼの かながたききと)


挿絵(By みてみん)


42

 君賢し 長屋の道も 草の葉の 咲くも魑魅の家 悲し児が御酒

 きみかこし ながやのみちも くさのは(の さくもちみのや かなしこがみき)


挿絵(By みてみん)


43

 離れ果つる 草の下張り 露の身の 譲り葉他事の 探る妊娠か

 かれはつる くさのしたばり つゆのみ(の ゆづりはたじの さぐるつはれか)


  ※ ゆづり-は 【譲り葉・交譲木】 木の名。新しい葉が出てから古い葉が落ちるので、親から子に譲るの意にとって、新年などの祝い事の飾り物とする。「ゆづるは」とも。

    つは・る 1 (芽などが)外に現れようとする。芽ぐむ。2 妊娠のきざしが現れる。つわりになる。


挿絵(By みてみん)


44

 枯れ立てつ 神の印は 豊年と 澱は知る死の 身勝手誰か

 かれたてつ かみのしるしは とよとし(と よどはしるしの みがってだれか)


挿絵(By みてみん)


45

 紳士ぶる 医者信じてる お子様さ 凍る手信者 強いる不審死

 しんしぶる いしゃしんじてる おこさま(さ こおるてしんじゃ しいるふしんし)


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