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回文短歌風(もう無理だ! 650まで)五十首詠 601-650
01(601)
綴りしは 華やぐ鈍か 事知りし 何処か皮肉屋 名は走りつつ
つづりしは はなやぐにびか ことしり(し どこかひにくや なははしりつつ)
02
好きならば 口説円やか 妨げた まさか宿待つ セクハラなキス
すきならば くぜつまどやか さまたげ(た まさかやどまつ せくはらなきす)
03
時代世話 悪因悪果 彷徨きつ 老猾安易 句合わせ致し
じだいせわ あくいんあっか うろつき(つ ろうかつあんい くあわせいたし)
04
難しい 多胡碑調べ 鴟の尾の 人減らし日の 古代史霞む
むずかしい たごのひしらべ とびのお(の ひとへらしひの こだいしかすむ)
05
誰推しな 悪戯なキス 頂いた 大好きならず 台無し俺だ
だれおしな いたずらなきす いただい(た だいすきならず だいなしおれだ)
06
稼ぎ人 恋の駆け引き 仕上がるか 悪しき日怪我の 遺恨に帰せか
かせぎにん こいのかけひき しあがる(か あしきひけがの いこんにきせか)
07
遠ざかる 絵本描く地 疎い灰 倒竹火炎 吠える風音
とおざかる えほんえがくち うといは(い とうちくかえん ほえるかざおと)
08
比喩ならず 退廃各夜 舞子の子 いま欲界は 悪戯な指
ひゆならず たいはいかくよ まいこの(こ いまよくかいは いたずらなゆび)
09
恥じ入るか 夏海水着 覆いたい 大きいスイカ 繋がる意思は
はじいるか なつかいすいぎ おおいた(い おおきいすいか つながるいしは)
10
実る秋 繁吹き時雨も 通る春 音漏れ奇しき 不思議あるのみ
みのるあき しぶきしぐれも とおるは(る おともれくしき ふしぎあるのみ)
11(611)
気取る絵は 金こそ二択 醸す明日 藻掻く谷底 根が映える時
きどるえは かねこそにたく かもすあ(す もがくたにぞこ ねがはえるとき)
12
檀家いて 来て煮え立つが 穿つ断つ 買うか伝えに 溺諦観だ
だんかいて きてにえたつが うがつた(つ かうかつたえに できていかんだ)
※ 敵、諦観だ「てきていかんだ」、出来て遺憾だ!「できていかんだ」
13
虹二つ 勝ち目上がった 画に描くか 煮え立つが雨 違った富士に
にじふたつ かちめあがった えにかく(か にえたつがあめ ちがったふじに)
14
荷も届き 敵、何時去った? ワア、駄目だ! 泡立つ殺意 汽笛とともに
にもとどき てきいつさった わあだめ(だ あわだつさつい きてきとともに)
15
水溜り 我が身映れば 皆軌跡 波は列産み 変わりまた澄み
みずたまり わがみうつれば みなきせ(き なみはれつうみ かわりまたすみ)
16
六つから 固めが好きさ プチトマト 乳房傷噛め 高らか包む
むっつから かためがすきさ ぷちとま(と ちぶさきずかめ たからかつつむ)
17
素顔見る ときめき好きさ プチトマト 乳房キス決め 気取る身犯す
すがおみる ときめきすきさ ぷちとま(と ちぶさきすきめ きどるみおかす)
18
困ったね 小腹が危険 問う暫し 饂飩激辛 箱根立つ孫
こまったね こばらがきけん とうしば(し うどんげきから はこねたつまご)
19
神の留守 雲見遣る画家 東雲の 圧し掛かる闇 黙するのみか
かみのるす くもみやるがか しののめ(の のしかかるやみ もくするのみか)
20
飯は手に 何時もだ宴 縛る夜 弾けた歌も 遂に出始め
めしはてに いつもだうたげ しばるよ(る はじけたうたも ついにではじめ)
21
車見え 保母も着いたか 幟借り 仄かだ何時も 微笑み丸く
くるまみえ ほぼもついたか のぼりか(り ほのかだいつも ほほえみまるく)
22
知りたがる 嘘つき君の 目ユラユラ 夢のみ聞きつ ソウル語りし
しりたがる うそつききみの めゆらゆ(ら ゆめのみききつ そうるかたりし)
23
天使降り 粉々さ澱 しばく悪 走り幼子 名残惜しんで
てんしおり こなごなさおり しばくあ(く はしりおさなご なごりおしんで)
24
占いは 誘い霊に 繋げる卦 夏に異例な 采配習う
うらないは いざないれいに つなげる(け なつにいれいな さいはいならう)
25
狡猾や ペニスにペニス 気合買い 飽きずにペニス 荷部屋使う子
こうかつや ぺにすにぺにす きあいか(い あきずにぺにす にべやつかうこ)
26
床乱れ 伯父ロリコンだ つい出る手 一旦懲りろ 萎れた身ごと
とこみだれ おじろりこんだ ついでる(て いったんこりろ しおれたみごと)
27
死んでいる この金槌で 霊避けよ 入れて膣中 残る遺伝子
しんでいる このかなづちで れいよけ(よ いれてちつなか のこるいでんし)
28
さげまんだ 遂に招くさ 一物も 小さく寝間に 一旦負けさ
さげまんだ ついにまねくさ いちもつ(も ちいさくねまに いったんまけさ)
29
濡れ浴衣 強がるときは 過ぎ去るさ キスは気取るか 酔ったが揺れぬ
ぬれゆかた つよがるときは すぎさる(さ きすはきどるか よったがゆれぬ)
30
消ゆ湖岸 二人既知の世 飛び立った 一夜の契り たぶん過去行き
きゆこがん ふたりきちのよ とびたっ(た ひとよのちきり たぶんかこゆき)
31
怒りだけ 査察は以下の 趣旨示し 樹脂の開発 捧げた利害
いかりだけ ささつはいかの しゅししめ(し じゅしのかいはつ ささげたりがい)
32
ダレた身で 雨降り誰も 吸う葉っぱ 埋もれたリフ 目当て乱れた
だれたみで あめふりだれも すうはっ(ぱ うずもれたりふ めあてみだれた)
33
奇跡の手 掴ます民は 祈祷乞う 時は見だす間 且つての軌跡
きせきのて つかますたみは きとうこ(う ときはみだすま かつてのきせき)
34
花の春 この地の誰が 沸かす水 川涸れた後 残る葉の名は
はなのはる このちのだれが わかすみ(ず かわかれたのち のこるはのなは)
35
奇怪な 目覚ましマジで 強みのみ 寄って島々 覚めない活気
きっかいな めざましまじで つよみの(み よってしまじま さめないかっき)
36
村に鳥 路地を起点に 蜘蛛食むは 黙認敵を じろりと睨む
むらにとり ろじをきてんに くもはむ(は もくにんてきを じろりとにらむ)
37
死が疼き 死産巨人は 草陰か 昨晩除菌 刺し傷浮かし
しがうずき しざんきょじんは くさかげ(か さくばんじょきん さしきずうかし)
38
狩りが雑 相方の鷲 手練れたれ 縦皺の鷹 威圧盛りか
かりがざつ あいかたのわし てだれた(れ たてじわのたか いあつざかりか)
39
禿げた身よ S蛋白は 増加しか 嘘剥ぐ番だ 末、黄泉だけは
はげたみよ えすたんぱくは ぞうかし(か うそはぐばんだ すえよみだけは)
40
理屈デマ コロナウイルス 小手先さ 手こずる言うな ロゴまで作り
りくつでま ころなういるす こてさき(さ てこずるいうな ろごまでつくり)
41
時来たか 中の法螺吹き いけない(な 計器部ラボの 金型危機と
とききたか なかのほらふき いけない(な けいきぶらぼの かながたききと)
42
君賢し 長屋の道も 草の葉の 咲くも魑魅の家 悲し児が御酒
きみかこし ながやのみちも くさのは(の さくもちみのや かなしこがみき)
43
離れ果つる 草の下張り 露の身の 譲り葉他事の 探る妊娠か
かれはつる くさのしたばり つゆのみ(の ゆづりはたじの さぐるつはれか)
※ ゆづり-は 【譲り葉・交譲木】 木の名。新しい葉が出てから古い葉が落ちるので、親から子に譲るの意にとって、新年などの祝い事の飾り物とする。「ゆづるは」とも。
つは・る 1 (芽などが)外に現れようとする。芽ぐむ。2 妊娠のきざしが現れる。つわりになる。
44
枯れ立てつ 神の印は 豊年と 澱は知る死の 身勝手誰か
かれたてつ かみのしるしは とよとし(と よどはしるしの みがってだれか)
45
紳士ぶる 医者信じてる お子様さ 凍る手信者 強いる不審死
しんしぶる いしゃしんじてる おこさま(さ こおるてしんじゃ しいるふしんし)
46
もう BLUE あの神社知る この身のみ 残る写真誌 ノアール風も
もうぶるー あのじんじゃしる このみの(み のこるしゃしんし のあーるふうも)
※ 好みのみ「このみの(み」
47
月季花や 出歩く茶人 渋く濃く 不審者チクる 艶やか気づけ
げっきかや であるくちゃじん しぶくこ(く ふしんしゃちくる あでやかきづけ)
※ 月季花 現代のバラの祖先となったコウシンバラ(庚申薔薇)の別名。日本では平安時代から知られ、古くは『古今和歌集』や『源氏物語』に登場する「薔薇(そうび/さうび)」が、この月季花であると推定されている。別名として「長春花」や「月月紅」とも呼ばれる。
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寄る度に 熱気が距離も 追加とか いつも旅記書き 常に浸るよ
よるたびに ねっきがきょりも ついかと(か いつもりょきかき つねにひたるよ)
49
敵威嚇 その馬車示し 帝鳩 噛み締め邪視は 覗くか生きて
てきいかく そのばしゃしめし みかどば(と かみしめじゃしは のぞくかいきて)
50(650)
唐人と 浮き寝の床に 雉子模し 危機に琴の音 旧都扉が
からびとと うきねのとこに きぎしも(し ききにことのね きうととびらが)




