第1章:作品中の『ロケ地』のお話
何もこれは、ウルトラマンに限ったことではないんですが・・・
こういった実写の特撮というものの要素のひとつに、「ロケ地」があります。
撮影された当時の風景が、「映像」として作品の中にそのまま記録されています。
実は、ぼくは1970年の生まれなので、昭和のウルトラマンシリーズは、
全部、小学生になってから再放送で観ました。
特に初代ウルトラマンとウルトラセブンは、リアルタイムでは1966年と1967年が「初回放映」なので、
生まれる前のぼくがリアルタイムの放送を観られるわけはありません。
だから、作品中に記録されている団地、街並み、工場などを再放送で観て、妙な感動を覚えましたねぇ。
ロケ地撮影から50年以上経過していますから、もう取り壊されて存在しない建物も多いでしょうし、
今はもう、ほぼほぼ駅前ぐらいにしか見られない「電話ボックス」なんぞは、
当然そこにはもう存在しないでしょうね。
よくよく、スマホが普及しちゃってますから❤️
(令和生まれの若い皆様、『テレホンカード』って知ってます・・・?)
・・・街並みだけじゃありませんよ。
当時の小学生の下校風景、街行く若者などの服装、ヘアスタイル、走る車のデザイン・・・
こういった当時の文化が、ごく自然な形で、そのまま作品に記録されています。
『映像のタイムカプセル』といったところでしょうか。
こういった「失われた過去の風景」というものは、YouTubeなどでも観られますが・・・
「自分で意識して検索して視聴する」のと、
「ごく自然に作品の中に登場したものを観てノスタルジーを感じる」というのとでは、ちょっと感覚が違ってくるのではないかと思うのです。
追伸:
ただし、作中に子供たちやエキストラの皆さんの「会話」が登場してくる場合に限っては、
100%ごく自然とはいえないような、
「リハーサル」や、
「事前打ち合わせ」「セリフ合わせ」等に影響された動きや表情があるのは、
いうまでもありませんがね(笑)。




