勇者召喚5
自宅に戻ったミラ達。
「ミラ協力感謝する」
「構わねぇよ。これからどうするんだ?」
「とりあえず深夜になったら召喚儀式を見る為城に忍び込んでみるかな…」
「ゾーマさんシノビは諜報活動も出来るのでしたね?」
「そうだな」
「私もついて行って良いでしょうか?」
「構わんぞ」
「シャルマン修行に行くのか?ゾーマ頼んだぜ!」
「分かった俺が責任もって諜報活動の修行をつけてやろう」
「ありがとうございます」
「店はあたいが見といてやるよ」
「母上かたじけない」
「じゃあみんな仮眠でもしたら?ご飯は作っといてあげるからさー」
「イースはよく気が付くな」
ミラはイースを抱きしめ頭を撫でる。
「ミラー私は子供じゃないってばー」
深夜になり…
「ミラはもう出たのか?」
「行ったよーご飯置いてあるから食べて行ってねーふぁ…」
「イース遅くまですまないな。ゆっくり休んでくれ」
「おやすみー」
蔵摩とシャルマンは食事をとって…
「それでは行くか」
「はっ」
蔵摩とシャルマンは忍び装束を身につけて騎士団の駐屯地に転移する。闇夜に紛れて走り王城に到着する。
「門番が居ますね」
「強行突破する訳にもいかんからな…壁でも登るか…」
「良い修行になりそうです」
蔵摩は鉤爪を取り出すと…
「これを手に付けろ。壁に引っ掛けて登るぞ」
「はっ」
蔵摩達は壁を登っていき…
「この部屋は人の気配がないな…ここから入ろう」
「はっ」
窓から中に入る。
「シャルマン先行してくれないか?俺の忍び装束はシャルマンのものと違い見た目だけだからな」
「気配が消える効果は無いのですね?」
「そうだ」
「地下を目指すぞ」
シャルマンが先行して人が居ないタイミングを選んで進んでいく。
「階段がありました。降りてみますか?」
「そうだな」
階段を降りて行き…
「宝物庫がありますね…」
「何か欲しい物があれば貰っておけ」
「では母上にお土産を…」
シャルマンは宝石を数点懐に入れる。更に進むと…
「光が漏れている部屋がありますね」
シャルマンと蔵摩はドアに耳を当てて…
「@#%&」
中から呪文のようなものが聞こえてくる。
「ここが召喚儀式をしている部屋のようだ」
「そうですね」
「目的は達成した。帰るだけだが…修行の為に転移せず歩いて帰るか」
「はっ」
来た道を戻って行き…
「また窓から出るが落ちるなよ?」
「大丈夫です」
手に鉤爪を付けて壁を降りていく。城壁までたどり着くと城壁を登り…
「服を脱いで脱いで頭に括るんだ。堀を泳いで渡るぞ」
「はっ」
堀の水に入り頭だけを出して泳いでいく。堀を泳ぎきると…
「服を着たらミラの家に帰るか」
「はっ」
こうしてシャルマンの忍者修行は終わったのであった。




