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File4―10 怪力強盗と血色の悪魔 〜守護獣の目覚め〜

 〜イラ・ペルトVSウィンニュイ・ヴェーラ plus園寺映瑠〜


 イラとウィンニュイは交戦していた。

 しかし、その途中でイラの投げたビー玉――『水龍の宝玉 レプリカver.』――の破損により、ビー玉の中から水流が溢れ出た。

 その水流に押し流されたイラとウィンニュイ。

 そして、その先には、園寺映瑠がいた。


「エルさん!?」


「イラちゃん!?」


 お互いに顔を見合わせ、驚く二人。

 そして、二人同時に口を開いた。


「たっ、探偵さんが!」

「らっ、ライトくんが!」


 お互いに目をぱちくりとさせた。

 だが、そんかコミカルなやり取りもつかの間。


「……イラ?」


 ウィンニュイの声が聞こえてきた。

 イラはギクリとして後ろを振り向く。

 映瑠は状況が飲み込めず、不思議そうな顔をしていたが。


(うわぁ〜……すっごい美人さんだぁ)


 ウィンニュイの美貌に気づくや否や、即見とれていた。

 映瑠はイラとウィンニュイを交互に眺めて考える。


(あっ、耳尖ってる……。この世界にもエルフっているんだ……。リアルエルフ初めて見た……。イラちゃんみたいなかわいい系もいいけど、このエルフお姉さんみたいな美人系もいいなぁ……)


 だが、そんな事を考えている映瑠を他所に、イラとウィンニュイは緊迫感を強めていく。


「何ですかあのビー玉」


「わっ、わかりませんよ。わかってたら私まで巻き込まれてるわけないでしょ?」


「確かに……いや、貴方なら有り得るとも思いますけど。結構抜けてますし」


「なっ、なんですとぉ!?」


「しかし、よくもまぁ、悪運の強い……殺してやりたくなってきました」


「なっ、何この人ヤバいよっ!?」


 ようやくウィンニュイが危険人物だと察した映瑠。

 それと同時に、イラは映瑠の手を取って駆け出していた。


「逃がしません……待ちなさい!」


「うわーっ、美人さんが殺人鬼みたいな顔で追いかけてくるぅ!? どういう状況!? どういう状況!?」


「エルさんっ、後で説明するんで、とりあえずライトくんの所に案内してくださいっ!」


「もっ、もしかしなくても……ヤバいよね今の状況!?」


 廊下を駆けるイラと映瑠とウィンニュイ。

 三人は口喧嘩しながらお互いの距離を離しては詰め、離しては詰めを繰り返す。


「ライトくんどこですかっ」


「きょ、教会みたいな所!」


「礼拝堂的な!?」


「そうそうそれそれ!」


「何をぶつくさと……逃がしませんと言っているでしょう!」


「うわーっ、影が触手みたいにー! 触手プレイはやだーっ!」


「嫌なら足動かしてください! 引っ張る方もキツイんです!」


「大丈夫ですよ――この触手は慣れれば大したことありません!」


「慣れるまでは大したことあるんでしょ!? やだよそんなの!」


「ていうかっ、礼拝堂どこですか!?」


「あーそこ直進まっすぐじゃない右右右右!」


「右!? 早く言ってくださいよ!」


「うわぁ急な方向転換ダメだよ転ぶよ危ないよ!?」


「触手に比べれば擦り傷くらいどうだっていいでしょう!」


「そうだけどさ〜!?」


「――夜を共に紡ぎましょう】――【ふたりぼっちの(スカーレットエンド・)紅夜祭インクリーザ】!」


「うわー触手が増えたー!?」


 傍から見れば愉快に見えるやり取りを繰り返しながら、三人は追いかけっこを続ける。

 だが、確実にイラ達は礼拝堂へと近づいていった。

 近づくにつれ、崩壊の度合いが高まっていく。


「ひゃあっ、イラちゃん今私触手にお尻ぺろってされたぁ!」


「あーもうエルさんうるさいです!? 少し黙っててください!」


「そんなぁ!?」


「お〜待〜ち〜な〜さ〜い〜……」


 ……だが、彼女らはそんな事を歯牙にもかけない。散らばる瓦礫も関係ないと言わんばかりに踏み抜いて、彼女らは足を動かし続けた。

 若々しく猛々しいイラは、意外と根性とスタミナのある映瑠の手を引いて走っていく。一方ウィンニュイは、過去のトラウマを思い出させられたショックにより、未だに上手く魔力をコントロールできず、思うように体が動かせない。


(……ずっと二ュエルと一緒にいたせいです)


 ずっと心地よいぬるま湯に浸かっていたから、熱湯を浴びせられた時に倍苦しむハメになるのだ――そうウィンニュイは自嘲した。

 しかし、彼女はそれを悔いることはない。


 ずっと熱湯に沈められていたウィンニュイを引き上げてくれたのは二ュエルだった。ずっと永遠とも思える地獄から助け出してくれたのは二ュエルだった。ずっと辛くて寂しかったウィンニュイを癒してくれたのは二ュエルだった。


 ウィンニュイにとって、二ュエルとは幸せそのものだ。

 それをウィンニュイは、絶対に疎ましいと思わない。思えない。思うはずがない。


 だが、イラ達にも捕まる訳にはいかない理由がある。

 イラは、レフトへの恩を返したかった。

 ミーコ捜索の報酬金を、レフトは受け取らなかった。それが、内心イラの心をそわそわさせていたのだ。

 返したい恩がある。そのためにも、イラは絶対にレフトに言われた事を遂行しなければならない。


 映瑠も同じだ。

 この世界に来て、身寄りのない自分を文句も言わずに住まわせてくれたライトとレフトへの恩を返したかった。

 だから、頑張る。ただそれだけだ。


 それぞれの思惑が交錯する逃走劇の末、血気盛んな彼女達は、礼拝堂に転がり込んだ。


「うわっ、すごい人……」


 イラが倒れている人の数――怪盗ダッシュにやられた憲兵の数に驚愕する。

 イラは今、圧倒的なまでの力の差を見せつけられていた。


「死んではないと思うよ。あの怪盗が『俺、不殺主義だし』って言ってたもん」


 似てない声マネをしながら、映瑠はイラにそう伝えた。

 しかしイラも怪盗ダッシュ本人には会ったことがないため、そのモノマネが似ているのかどうかもわからない。

 つまり、二重に意味の無い行為であった。


「……ライトくん!?」


 やがて映瑠は、倒れ込んだライトを視界の隅に見つけた。

 イラ共々、映瑠はライトへと駆け寄る。


「ライトくん!? 大丈夫!?」


気絶シャットダウンしちゃってますね……」


 力無くぐったりと機能停止したライトに、そこら中で倒れている憲兵達に、イラと映瑠は背筋に冷たいものを感じる。

 自分達は今、これだけの数の憲兵達を倒してしまうような強者ヤツらを相手にしているのだ……という、悪寒。

 そして、その強者ヤツらの内の一人が、礼拝堂に到着した。


「ようやく追いつきましたよ」


 ウィンニュイだ。

 本調子ではないとはいえ彼女はそれでも強い。

 冗談抜きで、経験の足りないイラと丸腰の映瑠では、それが何人いても勝てないだろう。


「さて、今回は二ュエルが途中でやられる事もないでしょうし……()()()()やり合えますね」


「……っ」


 イラは歯噛みした。

 洞窟での一戦をイラが切り抜けられたのは、ウィンニュイの主人である二ュエルが先にやられたからだ。

 だから、あと少しと言う所で助かった。

 だが……今は、違う。


(今の状況……かなり不味い。ウィンニュイさんも本気モードだし)


 しかも、更にまずいことにイラは気がついた。

 レフトに持たされていた道具袋アイテムポーチが、無い。

 水流に押し流された時にどこかへ流れていってしまったようだ。


(ど、どうしよう本当にどうしよう!?)


 ウィンニュイがイラ達に掌を向け、凛とした声で詠唱を始めた。


「【狙い撃て、光の矢】――【光矢ホーリーアロー】」


 ウィンニュイの掌に黄色に光る魔法陣が展開される。

 それだけではない。ウィンニュイの背後にもいくつもの同じような魔法陣が出現した。

 そして、魔法陣から正しく“光の矢”が放たれる。

 その矢は、ビシュシュシュシュシュ――と、雨のようにイラ達に降り注いだ。


「加減してますし、死にはしないでしょう。骨は折れるかもですけど」


 ウィンニュイは指揮棒を振るように指を空になぞらせる。

 そうした途端に、魔法陣は小さくなっていき、やがてシャボン玉のように弾けて消えた。

 砂塵の舞う中、二人分のシルエットが現れる。

 さて、どれだけボロボロになっているかとウィンニュイが目を細めると――


「……おや」


 ――無事だ。

 イラも映瑠も、傷一つ付いていない。


(どういう事でしょう……?)


 ウィンニュイは、風の魔法を使って砂塵を全て払った。

 明らかになった、二人の姿は――


「……なるほど。()()()()()()


 ――小さなクモやクワガタムシ、コウモリなどに守られるようにして、立っていた。

 ウィンニュイは映瑠の首にかけられた、ぼんやりと光るペンダント――『守護獣のペンダント』――を視認し、薄く笑う。


「かなり厄介そうですね」


 一方、未だに状況を把握できていないのはイラと映瑠だ。

 やがてイラが、ぼんやりと光る『守護獣のペンダント』に気がつく。


「あっ、エルさん。もしかしたら、このクモ達って」


「あっ! そっか、この、スカルさんがくれたペンダントに封じ込められてる、『守護獣』ってヤツ?」


 その映瑠の言葉に同調するように、その場に現れていたクモ、コウモリ、クワガタムシ、カブトムシ、カエル、カタツムリの六体は鳴いた。

 ウィンニュイはそんな彼女らに、餞別ハンデとしてアドバイスを送る。


「守護獣には名前をつけてあげるといいでしょう。その方が連携も取りやすくなりますし、懐きますよ」


「えっ、そうなんですか。じゃあ……」


 映瑠は、それぞれにその場で即興の名前をつけた。

 それぞれ、クモの『スパイド』、コウモリの『バッティー』、クワガタムシの『スタグス』、カブトムシの『ビートルーブ』、カエルの『フロッガー』、カタツムリの『デンデン』だ。

 その途端、映瑠の脳内に情報が流れ込む。

 それぞれの守護獣の特徴などが、記憶されていく。


「……なるほど。皆のこと、覚えたよ」


「そうですか。では、戦闘を始めましょう」


 ウィンニュイは微笑みながら魔法陣を展開した。


「――【光矢ホーリーアロー】!」


 再び光の矢がイラと映瑠に降り注ぐ。

 だが、それら全ては彼女達に当たることは無かった。

 なぜなら。


「ありがと、皆」


 蜘蛛型守護獣『スパイド』はネバネバの糸で編まれた網を射出し、光の矢を防ぐ。

 蝙蝠型守護獣『バッティー』は翼に備えられた刃で光の矢を打ち落とす。

 鍬形虫型守護獣『スタグス』と甲虫型守護獣『ビートルーブ』もバッティー同様に己の角で光の矢を弾き落とした。

 また、蛙型守護獣『フロッガー』が長い舌で蝸牛型守護獣『デンデン』の射出した硬い殻をくっつけ、光の矢を防いでいた。


「ポケ〇ンごっこは小さい頃に何回もやったから……指示出すのは得意なの!」


 映瑠はそう言うと、守護獣達に指示を出す。


「スパイドはネバネバの糸であの美人さんを巻いちゃって! フロッガーも長いベロでそれを援護! バッティーも超音波で撹乱して!」


 映瑠の指示通りに動く守護獣。

 だが、ウィンニュイもそう弱くはない。

 スパイドの糸とフロッガーの舌は風の魔法を身に纏わせて防御。寄せ付けない。

 だが、バッティーの超音波は防ぐ術を編み出す前に食らってしまい、苦痛に顔を歪めた。


「くっ……!」


「今だよ! スタグス、ビートルーブ! 突進しちゃえ!」


 指示通りに突撃するスタグスとビートルーブ。

 耳を塞いでいたウィンニュイに、映瑠の指示は聞こえず、結果。


「ぐはっ!?」


 クリーンヒット。

 ウィンニュイは大きく吹き飛んだ。


「イラちゃん、今のうちにライトくんを」


「はっ、はい!」


 映瑠はデンデンを肩に乗せた。ウィンニュイの反撃から身を守るためだ。デンデンは硬い殻の射出によって契約者の身を守るのだ。


「スパイド!」


 更に映瑠はスパイドに左腕を掲げた。

 スパイドは映瑠の左腕に、空中で変形しながら飛び込む。

 そして、映瑠の左腕に巻き付く頃には、スパイドは腕時計になっていた。


「ライトくん、ごめんね!」


 映瑠は腕時計になったスパイドを操作し、糸を射出。ライトの体に巻き付けた。

 そして、力のあるスタグスに糸の切れ目を、ビートルーブの体に糸のもう一端をくっつけ、引っ張ってもらう。

 糸を巻き付けられたライトの体が、スタグス達の飛行により宙に浮かび上がった。


「イラちゃん、行くよ! フロッガーとデンデンとバッティーは私達を美人さんから守ってね!」


 そして、映瑠達は礼拝堂から抜け出した。

 しかし、すぐにウィンニュイは復帰し、映瑠達を追いかける、


「待ちなさい……!」


「しつこいよ! いくら美人さんでも、容赦しないんだから!」


 映瑠はスパイドの糸で編んだ網を射出。

 ウィンニュイの進路にトリモチのような効果を持つ罠を張った。


「【焼き尽くせ、紅蓮の咆哮。真紅の牙を突き立てよ】――【龍山噴火ボルケニックアタック】」


 だが、ウィンニュイも一筋縄では行かない。

 掌から炎魔法を噴出し、映瑠の張った網を全て焼き尽くした。

 火花の舞う中、炎の散る中を突き進むウィンニュイ。その姿はいっそ幻想的でもあった。


「……あ、エルさん! あそこ!」


 突如イラが前方の上を指さした。

 そこには、今にも崩れ落ちそうな天井がある。


「あれ、落とせます!?」


「ナイスアドバイスだよイラちゃん!」


 映瑠はイラと崩落しそうな天井を潜り抜けると同時に、フロッガーとデンデンに指示を出す。


「デンデン、殻出して! フロッガーはその殻を舌で掴んで、ハンマーみたいにして、あそこの天井崩しちゃって!」


 ここが王城である事なんて今の状況には関係なかった。

 使えるものは全て使う。でなければやられる。

 映瑠は内心で心優しそうな顔をした王様フーティに『勝手にお城壊してごめんなさい……!』と深く土下座した。


「やっちゃって!」


 映瑠の指示通りに、舌の先端にデンデンの殻をつけたフロッガーの舌が天井を崩落させる。

 大きな音を立てて崩落する天井――しかし、次の瞬間にはそれら全ては灰燼と化していた。


「えっ!?」


 驚愕する映瑠に、イラが挑発的に笑った。


「……そんなに大きな声で指示飛ばしては、敵である私にも聞こえてしまいますよ?」


 ウィンニュイの手には、灰色の魔法陣が展開されていた。

 映瑠とイラは戦慄する。

 崩落した天井は、かなりの質量があったはず。それら全てをたった一瞬で灰燼にしてしまうほどの魔法なんて――!


「【灰被りの(シンデレラ)儚い幻想(ファンタジア)】。無生物に限り魔力を込めた対象物を灰にする魔法です。他にも私は多彩な魔法を使えますが……それでもなお、歯向かいますか?」


 ウィンニュイは、イラ達にそう尋ねた。

 映瑠はその言葉に、後退りし言い淀む。

 しかし――イラは違った。


「歯向かいます。弱いからとか、そんなのは私にとって諦める理由になりません!」


 イラは真っ直ぐな目で、ウィンニュイを見すえた。

 ウィンニュイは目を瞑り、笑った。

 ウィンニュイは洞窟での一戦以来、ずっとイラが心の片隅に引っかかっていた。恐らく、自分はあの少女のことを気に入ったのだろうか……だけど、どこに?

 ああ、そうだ。ウィンニュイが何故、彼女イラの事が何となく気になるのか……それは多分、こういう所だ。

 イラのこういう真っ直ぐな所に、洞窟での一戦からずっと惹かれていたのだろう。


 ウィンニュイはどこかスッキリとした心持ちでイラ達と対峙した。


「……来なさい。貴方達がどんな策、手段、方法で牙を剥こうとも、全て真っ向から破って差し上げます」


「行きますよエルさん!」


「でもイラちゃん、とりあえず当面の目標はあの美人さんを倒す事じゃないからね?」


「……あ。そうでした」


「今はこの場をどうにかして切り抜けて、ライトくん連れてレフトくんと合流。わかってるよね」


「了解です!」


「作戦会議は済みましたか? では、軽く捻ってあげましょう――」


 戦闘、開始。



 ****



【小物設定】〜守護獣のペンダント〜


 大きな宝石が一つはめられたペンダント。

 その宝石の中には守護獣が六体封じられている。

 また、宝石は取り外し可能。


 ・蜘蛛型守護獣『スパイド』……ネバネバする糸や網を射出。鋭い毒(弱めの麻痺毒)の牙も持つ。また、腕時計型になって時間を伝えたりも可能。


 ・蝙蝠型守護獣『バッティー』……超音波や刃物のような翼を駆使して戦う。また、カメラ型になって何かを撮影したり、撮影した人物や道具などの捜索も可能。


 ・鍬形虫型守護獣『スタグス』……ノコギリのような角で戦う。携帯電話型になって連絡・通信手段としても使用可能。また、バッティー同様にカメラ機能で撮影したものの捜索も可能。


 ・甲虫型守護獣『ビートルーブ』……鋭い剣のような角で戦う。その他の機能はスタグスと同様。


 ・蛙型守護獣『フロッガー』……長い舌や跳躍力を駆使して戦う。また、水の中でも行動力は落ちない。ポッドのような形になると音声を録音したり変声機能などの機能がついたスピーカーになる。


 ・蝸牛型守護獣『デンデン』……硬い殻を持つ。また、この殻は射出、生成が可能であり、契約者の身に危険が訪れると瞬時に射出されて契約者を守る。攻撃機能は持たないが、防御力は最高である。また、センサー機能が搭載されたゴーグルにもなる。サーモグラフィーから簡単な暗号の解読まで、お任せである。

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