我に妙案あり
「なんでもいいからタスケテ」
「なんかエロいな」
女の子が抱きついて放してくれない。
真一は焼きそばをかき混ぜながら見ているだけ、力ずくで剥がそうにもこの人力が強いんだよ!
この人が起きた時にどうなるだ驚かれたりしたらオレの豆腐のメンタルが傷つくよ。
「仕方ないからそのまま寝とけ」
ね ら れ る か
やらかいけど、得が何にもないんだよ、何よりも。
「腹減ったー」
「ガマンしなさい」
むりー
両手塞がれてんのに、炒め終わった焼きそばを目の前に置いてくだけとか止めて、オレは犬神にはなれないから。
「キャットファイトって色々だいなしなんだね」
身をよじって髪までバサバサだモンよ見様は悪いだろうさ。
とっくにオレはギブアップしてんだけどレフェリー様ヘルプはよ。
「助けようにもどうしたらいいのかわからないし」
役立たずー。
「それなら仕方ないから食べさせてはくれまいか?」
「いや、それは…。これで勘弁してください」
ちょっと!?棒でつついて口元に皿を移動させるやめて、親友に犬ぐいを勧めるとかなに考えてんの。
「ほらお食べ」
「犬かよっ!」
チクショー、オトコ友だちだからってやっていいことと悪い事があるんだぞっ?
「いや、近づいたら目を覚ましそうだしさ」
むしろ目を覚ましたとたんに殴られるのはオレの役目なんだけど!
「なら、いっそ流しそうめんでも作ろうか?」
竹筒の先を咥えていろと?
「それ、そうめんより水ガボ飲みするだけじゃんか」
自動的にオレの口に入るのはわかるがツユもなくプレーンでくらへと?
「そうか、マジックハンドなら行けるかも」
いや、行けるかもじゃなくてそもそもマジックハンドがないだろっ!!
普通に食べさせてくれって。
「おっぱいさわっていいから…」
「そうだ、人間少しなら食べなくても平気だったね」
とてもイイ笑顔で皿を取り上げられました。
(」゜□゜)」なんでだー。
「おっぱいだけじゃ物足りないなら…どうすれば」
「どうせ健が帰るまで食べないし」
冷めてもメンバー揃うまでまつのは某無人島生活並みだけどあれは温かい内に食べてますよ。
「…冷めソバには冷めソバの良さがあるからいいじゃん」
オレ熱々のがいいな。…それまでに目を覚ましてくれたりしないかな、寝癖超悪いぞこの娘。
「コレ以上力加えられたら口からナイゼウがでる…」
体位を変えようとするとギウギウに締め付けてくるのが辛い。
「じゃ今のうちに口ふさいどこうか?」
「口ふさいでる最中に目を覚ましたら真一犯罪者確定だよ?」
「なら、遠くから湿布を投げて口ふさぐから大丈夫だよ」
外したら放置の湿布塗れプレイってマニア過ぎて有り得ないでしょう!!!?




