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フラグ

「これより異世界転移者行動会議をはじめる」


白手袋をはめ座卓に肘をついた真一がとても低い声で告げたがアレには似てない。


「まずは、誰がメインだと思ってるかだが…」


「「真一」」


「OK。しかし、王道であれば清廉か潔白であるべきだとおもわんか?」


真一は色街が大好きだもん、勇者にはなりそうな感じではないよなぁ。


「お言葉ですが議長、まだそうと決まったわけではありません」


「少なくとも近隣に座礁した船や港などない。つまり彼女はとても長い距離を流されてきたと思われる」


「我らが下へですか」


「そうだ、だが偶然であるはずがない、何者かによって仕組まれたシナリオである可能性が高い」



「これまでのようにやはり見捨てるべきであったと?」


「いや、確かにそれが最良ではあったかもしれないが、我々が手を出す必要があったかが問題でもある。


見捨ててヒトデナシになるわけにはいかんのだけどね。


「確かに、我々が手を下さずとも何者かが導かれた可能性は否定できないですな。」


いや、ふたりが言いたいこともわかるけど。

関わった以上はあんま意味ないからね?


「もういいから、仕方ないから目を覚ましたら話を聞こうよ」

気を失ったままの彼女を


「美少女が美少女を介抱するのもありがちですな」


「構図だけで眼福ですな」


二人して人にフラグを移そうとするんじゃないよ


だいたい、同じ日本人みたいなんだから助けなきゃ拙いだろ。

助けた少女は格好こそ騎士とかが着ていそうな服だけど、どうやら日本人のようだった。


現在、体に触れて“元気”を分けている。


おらにゲンキを分けてくれって攻撃はできないけど、体力・精神力・魔力などを纏めた元気を彼女に移し与えている状態だ。

普通はヒールとかで済むんだろうけど、知らないからね


まぁ肌と肌の触れ合わないとわたせないから毛布の中で抱えてるんだけどね。


必要だから服は着替えさせた時にあちこち触れたりみたりしたけど、スタイルはなかなかよかった。

でも、今はオトコとしては何も感じなかったよ。少し、勿体ない気がしないでもないかな?

だけど、金髪のお姫様じゃないから身分とかかからないからまだマシと考えよう。


「腹減ったし…焼きそばでもつくるか」


「おぉ、今から魚突いてくるぜっ!!」



とったどーっ!て自由だなお前ら。


「すぴー」


隣の娘さんはいつの間にか気持ちよさそうな寝息をたてている。

体調は良くなったようだしそろそろ離れようかな…。


「さむい…」


毛布からでようと前を開いたら娘さんがのし掛かるように転がってきた…


「これはまた器用な寝返りを」オレの腰を抱きしめたまま毛布に巻き付いていて、正面からだから顔はチチに挟まっている。

「…さむい」


さほど大きくないから隙間風でも通ったか?

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