防具膜(ローブ):修正版
いろいろ漏れてるなら中国みたいに都合が悪けりゃ埋めてしまうか隔離すれはいい。
それでも、それなりにオレも生きてるみたいなんで妥協案で全身をスッポリ隠せる魔導師などが着るローブを着用している。
幸い、中身が見えなければ花は咲かないようなのだけど、股下にある草がたまに咲く。
よく“花を摘みに~”なんて隠語が使われたりしますけど、用を足した後に花が咲くとか勘弁してほしい。
マーキングじゃないんだから主張はしなくていいと思う。
もしヤバい花咲いてたらソコから回収しなきゃならないんだよ。
―致した跡地が話題にされるような生き恥だけは避けたい。
さて話はかわるけど、薬草は所詮草でしかないから、ただ見ただけでは雑草との判別がつかない。
チュートリアル用に撒いた薬草ならいざ知らず、本来の薬草は希少種であるが故に価値が高い。
雑草でも魔力を微量に含めば“効能”が生まれる。一で言うならばスキルの派生に似ているかもしれないが、そんな草だけが薬草と呼ばれている。
漏れているのはオレの魔力的な何かなのだね。
それを浴びた草が、薬草になるらしいのだけどその際、見た目に分かり易く花をつけている。
つまり、一面のお花はなんらかの薬草に進化した雑草なのだ。
それを採取して生活費にしていれば楽に生きられるのはわかっているが、あまり安易に稼ぎを出したりして有名になるのは気が向かない。
その謎について探られたり推測されたりすればオレは勿論二人にも面倒が及ぶのは想像に難くないからね。
なんせ、こっちの世界は人攫いや人買いなんかが町中にすらゴロゴロいるからねー。
街によっては憲兵なんか仕事してませんよってレベルで犯罪者がかっぽしてます。
もしくは、協力してたりする奴もテンプレだよね。
それに、下手すると冒険者がアルバイト感覚で人攫いをしてたりする事もあるのだから、三人だけの秘密にし、人前で事をやらかさないようにしている。
お面がないくらいならいいが、スカートにノースリーブシャツ位の露出度になると大量に漏れるているらしいね。
だから最低限でも長袖長ズボンくらいは着ていなければならないけれど、夏は流石に辛い。
資金はあるんで、そろそろ食糧を買い込んで高山とか人里離れた場所にいきたい。
それに夏場は冒険者なんか休業状態でも問題ないと思う。
このあたりは夏場になると魔物討伐はすくなくなるから、ポーションは需要が減り薬草類の価格は下がる。
逆に、魔物がいないからハンター系冒険者は別の土地にあるダンジョンを目指して移動するから、そっちではポーションの消費がふえるからそっちに薬草を持ち込むのもいいかもしれない。
でも移動がダルそうだから行きたい訳じゃない。
三キロ歩くのも結構大変な事なのに、日中歩き通しで一週間も歩かないとたどり着かないとか無理だよ。
ダンジョンが涼しいならいいんだけど、常に松明やら焚かれているらしいから期待できないみたいだしね。
ある意味暖炉みたいなもんさ。
それにしても、部隊の狩りが終われば自由に動けるんだけど早く撤退しないもんかね?
小銭稼ぎはできてるけども、作った薬が納品出来ないし団体行動に飽きてきた。
ちなみにオレが作るポーションは効果は抜群だけど青汁仕立てでマズい。
砂糖は勿論塩一粒すらはいっていない。
混ぜモノをすると品質が 落ちるから入れられない訳だね。
飲みやすい=低品質であるが、高品質を求めるのはダンジョンに挑む超一流冒険者だけで、改良の余地はないが忍耐力で飲むのだと言う。
幸いウチは月下美人のストックがあるからポーションは使った事がない。
怪我した事無いから月下美人も使った事ないけどな。
危険と人目を避ける生活をしてきているから薬なんか必要ないんだよ。
ダンジョンだと、初心者の扱いも酷いし詐欺や恐喝なんかもあるのだギルドの受付嬢が言っていたからか、二人もダンジョンに行こうとはしていないね。
行く気になったらその内二人からアクションがあるはずだけど、めんどくさいっていいそうだね。
おお、心の友よ。




