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花咲の漢女・修正版

張り詰MEたーって歌詞が入る歌がある。


そん時にどうやら弓を構えてる状況らしいんだけど、弓の弦が張り詰めてるのに震えるって事は腕とかがブルブルしてるんだろうか?

こっちの弓って小さな弓しかないからよくわからないけど、弓道みたいに静止してる時間がないんだよな。

構えたら溜めないで打つ、数をたくさん打つのが普通みたいさ、勿論ちゃんとした弓もあるんだろうけど、震える弦と形容されるような時間は必要としてうないと言うか、こちらの弓にそんな悠長な時間はないらしい。

ブルブル震える弦は、狙いが定まってないからどこに飛ぶわからねぇっすわ。

あの歌を横顔ー♪あたりまで翻訳すると、優柔不断かただの落ち着きのない挙動不審な人だって事にならないか?



違った?



さて、普段から荷物番とかしてるオレなんだけど更に合間に草を抜いたりしてます。

草に関しては漢方薬に近い物とかみたいなモノと考えてもらえばいいが、薬草は魔力との化学反応で即効性が高まる草花で、日本にあるのとは桁違い。


傷口に振りかければたちまち肉が盛り上がり、胃にとどくより早くキズがなおる。

バフ〇リンもビックリの早さです。

そんな薬草ですが、実際に歩いて探すのは困難なんだよ?


冒険者ギルドの依頼の中に薬草採取がよくありますが、冒険者ギルドは複数の窓口があり、その中には魔法藥ギルドの窓口がある。


魔法薬ギルドとは薬草の問屋さんらしいよ、魔法薬ギルドは商人ギルドの一部らしいんだけど、商人ギルドと関わった事ないから何で分けてるのかわんないんだけどね。


そこに持ち込みすると、依頼としてではなく普通に薬草を買い取りしてくれている。


だけど、依頼掲示板の中に紛れている薬草採取は新人へのチュートリアル要素を含んだ物で、新規登録があると一週間だけ掲示板に張り出される期間限定依頼なんだ。


薬草採取、これを張り出すのはキズにきく薬草を新人に覚えさせるためです。


ポーションや精製された傷薬は総じて高い傾向があるので初心者はあまり買えません。


日本でも山伏や修験者などは、手持ちの薬が無い時に毒のない草を五枚合わせて傷口や患部に貼り付けたといいます。

ツバはともかく、タダの草でも張り付けておけば、どれかが効いてくれるだろうって考えらしいです。


玉石混交?とかなんとか。


事実そうやって漢方薬とかが発見されて受け継がれてきたってのがまたすごいけど、その人らが間に合わせにした“手段”が日本人らしくて素晴らしい。


蜂に刺されたらションベンってのは民間療法でもなんでもなくただの間違いらしいけどね。


でも、もしそれに効果があって必要だったらチ〇コのない女だとどうしたらいいんだろうか?


でも、手持ちの薬が無くて困ったときに薬草の知識があれば効能が少なくとも多少は助けになりるから、これって大事な事なんだよ。


ギルドに登録したばかりの主人公が、薬草がどこに生えているかをギルド職員に質問する話があります。


多少の違いはあれ、だいたいのやりとりが…。


『街を出てすぐの草原に生えています。』


『ありがとう、行ってきます。』


多少の誤差はありますが、そんな話をして主人公はギルドを後にしますけどね、まともに考えたら…ねぇよっ!!


すぐ手に入ります?普通そこまでありふれた薬草は依頼になんかならないでしょう?


それでも、ギルドがこの依頼を出す理由がチュートリアル以外にもう一つ。

ベテラン達に、この依頼を張り出して置く事によりこのギルドには新規登録者が居るぞ伝えている訳です。


魔法藥ギルドの通常の買い取り金額より報酬額は高くなっている。


ちなみに、チュートリアル用と知らずにバカみたい採取依頼を繰り返した、はた迷惑な異世界人が三人いたりします。


たかが三日間で、一軒家を買えるだけの稼ぎを叩き出した三人は、今ギルド職員達に畏怖を込めて素材屋と呼ばれている。


俺たちの名誉の為に言うが、その三日間で採取したのはありふれた薬草だけではないよ?


見分けと発見が困難なエリクサー級の薬草の素材も偶然採取できたからそうなっただけだ。

そのなかに、夜に咲き朝には枯れる月下美人と呼ばれるありふれた花を偶然昼間採取した。


その花は昼間みつけて採取すると花びら一枚がエリクサーに匹敵する効力を発揮する。万能複合藥であるエリクサーは素材の事情により異常に値が張り品質的に難があっても一瓶で百万以上するのが普通だ。


それを、ギルド主催のオークションに出品した。


所持金だけなら、この地方の一流冒険者ががんばって貯めるくらいはあるらしい。


この辺りの冒険者が王都に行くと二流三流扱いですからありふれた額ではあるらしいけどね。

それはさておき、オレは花を咲かさせてしまう体質とでも言っておこうか、オレがいる近辺は花が咲きやすい環境になる。

その花が咲いた付近には何故か魔物が近寄らないって副作用もあるんだけど、季節外れの花まで咲くのはいただけないね。

一面の花畑とはいかないが、森の中で一晩あかすとオレだけ花まみれで寝ていた事もあった。


つまり。



―オレからなにかが漏れているらしいです。

『街を出てすぐの草原に生えていますよ。』


『ありがとう、行ってきます。』

◇◇

ドヤ顔の主人公ギルドに帰還


『わあ、すごいじゃないですか、たくさん採取できたんですね。おめでとうございます。』


『ありがとうアナタのおかげです。』


『その調子でこれからも頑張ってください。』


◇◇


『今日の新人君すごかったね?』


『うん、まさかあんなに持ち帰るとは思わなかったね。』


『そうだね―。』


『また、薬草の種蒔いとかないとだねー。』

『だねー。』


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