案内
天満研究所へと戻った烈斗と真央。
研究所を案内を買って出た真央、そこで彼女の胸の内を告げられる。
◆参考
・スティラコサウルス
http://webzukan.uh-oh.jp/スティラコサウルス・アルベンテンシス
アルバートを格納庫に置くと、マオが研究所の案内を申し出た。
「まずここが休憩所です。」
最初に案内されたのは休憩所。
中央にはテーブル、ソファーにテレビ。
「リビングじゃねえか。」
「休憩所です!」
だがそれはどう見てもリビング。
少し調度品が高価なのが気になるが居心地はよさそうだ。
「続きまして」
そのまま扉も通さず次の場所へ。
「食堂です。」
「ダイニングキッチンだな!」
「食堂です!」
調理場のすぐそこにテーブル。
家庭的なダイニングキッチンだ。
「ここでは調理や食事が出来ます。」
「ダイニングキッチンだからな。」
「食堂だから!」
そこからまた扉を開けて移動した先にあるのは
「トイレです。」
「トイレだな。」
狭い空間に便座が一つ。
ご家庭にあるトイレだ。
「あれ?食堂じゃねえか!とか言わないんですか?」
「一人でご飯食べてると思われるの恥ずかしいと思う感性は持ってねえよ。」
ご飯を一緒に食べる友達がいないなら、いったい誰の目を気にしてるのかは永遠の謎だ。
「恥知らずなんですね。」
「そう言う事じゃねえよ!」
そこから少し行ったところが
「お風呂だな。」
「お風呂です!」
普通の浴槽にシャワーと蛇口がある家庭的な風呂。
「いくら恥知らずでも裸でうろつくのはやめてくださいね!」
「俺は親父か!あと恥知らずじゃねえ!」
「パンツとタンクトップで裸じゃないってのもダメですよ。」
「オカンか!」
あの姿がムカつくのはなぜなのだろう?
「これが天満研究所の生活スペースです。」
「ただの一軒家じゃねえか!」
山の中・・・山にインしてる一軒家。
どの住宅展示場で見られるのだろう?
「普通に母様と生活してましたから・・・」
マオが暗い顔になる。
「・・・そうか。」
少し言い方がきつかっただろうか?
「次はお部屋に案内しますね!」
マオが明るくふるまう。
「ああ、頼む。」
だからこちらも暗くならない。
彼女の母親は必ず取り戻す。
同じくさらわれたらしい祖母と共に。




