第4章 第7話
『後は詰める!そっちの相手は頼んだ!
command shortcut one end』
メイスに変えながら目の前に残る2人に飛び掛かかり、
盾を目掛けて殴りつけた。
ガキンッ
攻撃の硬直をすぐさまキャンセルし、足元に一撃。
そのまま隣で固まったままのプレイヤーにも一撃を与え、
Seregranceを振り返った。
1人を倒し、残る3人に3方向から囲まれていて、
その奥には参加しそこねた4人の姿。
Seregranceを取り囲む3人の目の前に固定型の火を配置。
さすがに第6エリアともなると、火に触れてもダメージが無い事は知られているが、
それでも一瞬の目くらましとしては十分効果があった。
一瞬の怯みを見逃さずにSeregranceが2人を仕留めた。
残る1人に駆け寄ると背後からの一撃で葬り去り、これで残りは4人になった。
「降参しまーす!」
残る4人は顔を見合わせた後、両手を上げてそう言った。
「おふたりムチャクチャつえーっすね」
「ぶぃえる…てんさん?その武器なんなんすか?」
「セレグランスさんのスキルって発火能力っすよね?」
最後の詰めに逃げられ続けたらどうしようかと心配していたのだが、
詰め寄られ質問攻めにあってしまった。
なんとか質問をかわし、戦い方の教えを請われたのをやんわりと断り、
フレカ交換を済ませ、先生と呼び始めたのをスピラーに変え、
4人の降参によってバトルロワイヤルが決着を迎えたのは
それから20分後のことだった。




