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マルセル

歪んでます。ご注意ください。

 俺は家族に疎まれていた。理由はあった。俺からすれば理不尽な理由だが。

 特に母は俺をいないものとして扱った。だが、父に追い出されないだけマシだった。


 屋敷の中にいるのは息苦しくて、本や勉強道具を持って庭の東屋で過ごすことが多かった。

 そこに彼女が初めてやって来たのはいつだっただろう。ある時、視線を感じて読んでいた本から目を上げると、思っていたより近い距離からふたつの丸い眼が俺を見つめていた。


「お勉強好きなの?」


「うん」


「どうして?」


「今のうちにたくさん勉強しておけば、いつか身を立てるのに役立つはずだから」


「身を立てる?」


「俺は跡継ぎじゃないから、いつかこの家を出て自分の力で生きていかなきゃならないんだ」


 彼女はよく分からないというように首を傾げた。


「私は、跡継ぎなんだからいっぱいお勉強しなさいって言われるよ。リゼットは遊んでばかりでも怒られないのに」


「リゼットって、妹?」


「そう。私はアナベル。あなたは?」


「マルセル」


 アナベルとリゼットというのが、隣のモンタニエ家の姉妹の名前だと聞いたことはあった。モンタニエ伯爵にはふたりの娘しかいないはずだ。




 アナベルにとってこの東屋が息抜きの場になってしまったのかもしれない。彼女はしょっちゅうやって来た。

 最初は鬱陶しかった。本を読んでいる姿を横で見ているなんて、何が面白いんだ。

 そう、見てるだけ。アナベルは決して俺の邪魔はしなかった。


 アナベルが東屋を訪れる頻度が増えていくと、逆に来ないほうが気になった。

 ある日、アナベルが姿を見せないので、俺は隣の屋敷が見える場所まで行ってみた。以前、ふたりでこの辺りを歩いた時に、アナベルが「あそこが私のお部屋よ」と窓を指差したことがあった。


 俺は懐に入れていた鏡を取り出すと、それに日光を反射させて、アナベルの部屋の窓に当ててみた。辛抱強く待っていると、そこからアナベルが顔を出した。

 アナベルは窓を開けて、叫んだ。


「マルセル、何してるの?」


 俺は首を傾げてみせた。


「今日は来ないのかと思って」


「今行くから、ちょっとそこで待ってて」


 アナベルは右手を「そのままで」というように俺に向けてかざしてみせると、部屋の中に引っ込み、それからすぐに俺のところへと駆けてきた。

 ハアハアと息を整えながら、俺を見てにこりと笑う。


「ねえ、さっきのってどうやったの?」


「鏡を使ったんだよ」


 俺は一度懐にしまった鏡をまた取り出すと、実演して見せた。


「何でマルセルが鏡なんて持っているの?」


「亡くなったお祖母様の形見だよ」


 祖母はこの家で唯一俺を可愛がってくれた人だった。「理由」を知らなかったのかもしれないが。


 俺がアナベルに鏡を手渡すと、彼女はそれに日光を当ててみたり裏側の模様をじっくりと見たりしてから、俺に返してきた。


「綺麗だね。どうもありがとう」


 こんな方法で呼び出されて不快ではないのかと思ったが、むしろアナベルは気に入ったらしかった。

 だからその後、俺はアナベルを鏡の合図で呼び出すようになった。

 大声で会話をするのは大変なので、「来られる?」「すぐ行く」「今日はごめん」など、何種類かの単純なジェスチャーも決めた。


 俺が呼べば、アナベルは嬉しそうに駆けてくる。それは俺の中に欠けている何かを埋めてくれるような情景だった。

 いつの間にか、俺はアナベルがそばにいることが心地良くなっていた。




 そんな時突然、同じ歳の従兄ジェレミーが東屋に現れた。

 ジェレミーの様子は普段と違っていた。俺の隣に知らない令嬢がいるからだろうか。

 そう思って本を読みながら横目でジェレミーを観察していると、やはりそのようだった。ジェレミーはアナベルを見つめて惚けたような顔をしていた。

 だが、アナベルはまったくそれに気づいていなかった。ジェレミーが帰って行った後には、ホッとしたような表情さえ見せた。


 それから、ジェレミーはしばしばアナベルに会うために東屋を訪れた。アナベルがいない時には、俺は鏡を使って彼女を呼び出してやった。

 アナベルが俺に向かってまっすぐ駆けてきて笑う姿を、ジェレミーが羨ましそうに見ているのは滑稽だった。


 ジェレミーは何でも持っていた。愛してくれる両親、将来継ぐ爵位や財産、人の目を魅く容姿。そして、俺が何も持たないからと、自分より下に見て憐れんでいる。

 そのジェレミーが俺のものを欲しがって、でも手に入らなくてイライラしていた。




 数年後、俺のところに婿入りの話が来た。相手はモンタニエ家の跡取り娘、つまりアナベル。

 子ども同士の関係など知らぬまま、大人同士が大人の事情で決めたことだった。


 しかし、それからしばらくして、俺はジェレミーの父親であるラングロワ侯爵に呼び出された。

 ジェレミーの人目を魅く顔立ちは母親譲りで、これといって特徴のないラングロワ侯爵にはあまり似ていない。


「実は、ジェレミーがアナベル嬢と婚約したいと言い出してな。モンタニエ伯爵もそれを了承した。もちろん、マルセルがモンタニエ伯爵家に入るのはそのままだ。相手がリゼット嬢になるだけで」


 何となく、予想していたことだった。


「そうですか」


 ラングロワ侯爵が俺などより嫡男を優先するのは当然だ。わざわざ侯爵自ら俺に伝える必要だってない。律儀と言えば聞こえはいいが、結局は自己満足だろう。

 だが、俺はこの機を利用させてもらうことにした。


「そんなことよりも、侯爵にお願いがあるのですが」


「何だ?」


「実は、以前から北の高等教育学校に興味があったのですが、学費を援助していただけませんか?」


「ああ、もちろん構わない」


 俺が交換条件を出したことで、侯爵は安堵の表情になった。


「どうもありがとうございます。よろしくお願いします」


 俺はしっかりと頭を下げてみせた。


 俺がアナベルとジェレミーの婚約を祝福すると、アナベルはわずかに泣き出しそうな表情を見せた。それに気づいたジェレミーは醜く顔を弛ませた。


 さらに俺が都を離れると知り、アナベルは心細い様子になり、ジェレミーは明らかに喜んでいた。

 だから俺はジェレミーに釘を刺しておいた。


「アナベルのこと、大事にしてあげて」


 だって、彼女は君のものじゃないんだから。




 勉強だけに集中できる生活は、やはり俺に向いていた。

 ラングロワ侯爵には学費を出してもらっているので、義務として定期報告を送ったが、他は必要がない限り手紙を書くこともなかった。都から届くのも、ラングロワ侯爵からの返信くらいだった。


 アナベルから手紙が来ないのは意外な気もしたが、婚約者に遠慮しているか、あるいは俺に捨てられた気分にでもなっているのだろうと思った。

 俺はアナベルを忘れた訳ではなかったが、彼女がそばにいない生活にもすぐに慣れてしまった。


 卒業まではあっという間だった。

 俺はこのまま学校の研究所に残ろうと考えていたが、侯爵が王宮付属研究所に紹介状を書くと言ってきた。どうやら俺のモンタニエ家への婿入りの話もまだ有効らしい。

 アナベルとジェレミーがどうしているか、そろそろ確かめたいという気持ちもあった。

 俺は侯爵に従うことにした。




 4年ぶりにも関わらず、アナベルは俺の合図にすぐに気づいて駆けて来た。そこに浮かんだ笑顔にも、「マルセル」と俺を呼ぶ声にも、再会の喜びが溢れていた。

 一方のジェレミーは、昔以上の嫉妬心を覗かせた。「アナベルは俺の婚約者だ」と繰り返す姿には余裕がなかった。

 アナベルもジェレミーもちっとも変わっていない。俺はやはり帰って来て良かったと思った。


 王宮付属研究所はさすがに貴族間のしがらみと無縁の場所ではない。だが、宮廷でそれなりの力をもつラングロワ侯爵が後ろ盾と思われている俺は、とりあえずそれほど煩わされることはなさそうだった。

 人間関係を別にすれば、学校の研究所と同等かそれ以上の環境と言えた。


 研究所での人間関係よりも俺を煩わせたのは、リゼットだった。俺が婚約者になることに納得できない彼女は、俺のところに来て文句を言った。

 曰く、「どうして私があなたなんかと」、「私こそジェレミー様に相応しい」、「あなただってお姉様のほうがいいんでしょう」。何を分かりきったことを、という感じだ。

 そんなに俺が嫌いならわざわざ会いに来なければいいのに。俺にはリゼットと結婚するつもりなんて、これっぽっちもないのだから。


 同じ親から生まれて、なぜこうも違うのか。

 アナベルとリゼットは顔立ちだけなら大差ない。髪や瞳の色も、体型もそっくりだ。服や化粧の好みが違うから、印象はかなり異なるが。

 それに、声も似ている。ただ、アナベルが相手のことを意識して穏やかに話すのに対し、リゼットは感情のままにキイキイ喚く。どちらと一緒にいたいかなんて、言うまでもない。


 リゼットは一通り自分の主張をぶち撒け、さらに俺が彼女の相手をしようとしないことでギャアギャア言い、それでも俺が口を開かないのでようやく去っていった。


 リゼットが掻き乱していった空気を入れ換えようと、俺はアナベルを呼び出した。

 アナベルは珍しく駆けてこなかった。笑顔にもどこか屈託がある。


「聞いたんだろ、俺がアナベルの家に婿入りすること」


「聞いたわ。両親と妹のこと、よろしく頼むわね」


 リゼットのように騒ぐわけではないのに、アナベルの気持ちは手に取るように分かる。おかげで俺の心は凪いだ。


「実は、結構前から言われていたんだ」


「だから、こっちに帰って来たの?」


「まあ、そうだね」


 相手はアナベルのはずだった、ということは敢えて口にしなかった。




 夜会にリゼットと出るように言われた。リゼットが断るだろうと思っていたが、彼女にも「お願い」と頼まれた。その顔には不満がありありと見えたが。

 どうやらリゼットは、「エスコートはマルセル」と厳命されたらしい。嫌いな男がパートナーでも夜会に行きたいという気持ちが俺には理解できない。


 モンタニエ家の馬車でともに会場に向かいながら、リゼットはまるでそこに俺がいないように振る舞った。俺の母親のように。

 黙っていてくれるのは有難いが、自分から頼んでおいてのその態度は少々気に障った。


「そんなにジェレミーがいいなら、自分でどうにかしたらどうだ?」


 突然の俺の言葉に、リゼットはこの日初めて俺のほうを見た。


「親が何かしてくれるのが当たり前なんて、甘いこと考えてるだけで思いどおりになるはずがないだろ」


 リゼットはムッとした様子ながらも、尋ねてきた。


「私にどうしろって言うの?」


 だから自分で考えろ、と言いかけて飲み込んだ。


「一番手っ取り早いのは、既成事実を作ることだな」


「既成事実?」


「説明しないと分からないのか?」


「も、もちろん分かるわ。でも……」


 ここで躊躇うとは意外だった。そういう教育は案外しっかり受けたのか。


「本当にする必要はない。一晩、同じ部屋で過ごして、朝になったらふたりでいるところを誰かに目撃させればいい」


 俺は懐を探り、そこに入れてあった錠剤をリゼットに差し出した。


「何、これ?」


「ただの睡眠薬だ。砕いてジェレミーの飲み物にでも混ぜろ」


「どうして睡眠薬なんて持ってるのよ?」


「俺の専門は薬学だ。別のが良ければ、他にもあるけど」


 実際には、俺が持ち歩いているのは睡眠薬だけだ。それも研究用ではなく、自分で使うため。研究に夢中になりすぎて興奮すると、眠れなくなるから。


「別のって?」


「媚薬とか」


 リゼットは少し考えているようだったが、首を振った。


「これでいいわ」


 嫌いな男に簡単に唆されるなんて馬鹿だな。まあ、リゼットの頭の中にあるのはアナベルからジェレミーを奪いたいというくだらない望みだけなのだろう。


「ジェレミーの意識が朦朧としはじめたら、アナベルの振りをするといい」


「何でよ」


 リゼットは不快そうに顔を歪めた。アナベルが相手だと思わせたほうがジェレミーの気が緩むから、なんて言ったら面倒なことになるのは目に見えた。


「ジェレミーはプライドが高いから、一緒にいるのが婚約者の妹では気を張って、薬の効果に抗おうとするかもしれない。それは少々危ない」


 俺の口から出まかせも、リゼットは信じたようだ。


「分かったわ」


「君とジェレミーが今夜帰らないなら、俺はこの馬車でアナベルと先に帰るから」


 俺が最後にそう言うと、リゼットは頷いた。

 会場に到着すると、リゼットはさっさと俺から離れていった。


 アナベルとジェレミーは最初のダンスを一緒に踊った後は、別々に過ごしていた。それでも、ジェレミーが俺を警戒しているのは分かった。




 翌日、俺が東屋で本を読んでいると、リゼットがやって来た。少し左頬が腫れているように見えた。


「あなたの話と違うんだけど」


「どこが?」


 リゼットは昨夜から今朝にかけてのことを話した。

 ジェレミーがこんな解りやすい罠に引っかかったことに俺は呆れた。リゼットがアナベルの妹だからと安心していたのだろうか。あいつの母親は兄弟姉妹こそ油断するなと息子に教えてやらなかったのか。


 リゼットは既成事実さえ作れば、ジェレミーも、モンタニエ伯爵やアナベルも、すぐにジェレミーとリゼットの婚約へと動き出すと思っていたようだ。やはりどうしようもない。


「でも、これでジェレミーとアナベルの婚約はなくなるだろう。それに、君と俺も。あとはジェレミー次第じゃないか?」


 いくら既成事実があったところで、ラングロワ侯爵がリゼットみたいな娘を嫡男の妻にするとは思えない。

 が、ジェレミーが望めばあるかもしれない。ジェレミーなら、少しでもアナベルとの繋がりを残しておきたいなんて愚かしいことも考えそうだ。

 だけど、ジェレミーがリゼットを愛することはないと、もうすぐリゼットも知るだろう。




 昼過ぎになって、モンタニエ家のほうが騒がしい感じがして、俺は表門から覗きに行った。予想どおり、ラングロワ家の馬車が停まっていた。大して待たぬうちに、屋敷の中からジェレミーが出てきた。

 まだ現実を受け止められないらしいジェレミーに、俺がはっきりと教えてやることにした。


「アナベルは返してもらうよ」


「返すって……」


「こうなったら、モンタニエ伯爵はアナベルに婿をとるだろう。婿は俺。元に戻るだけだ」


 アナベルはもともと俺のもの。4年も貸してやったんだ。


「ちょっと待て」


「4年もあったのに何もしなかったのはジェレミーだ」


 ジェレミーがアナベルを大事にして、アナベルがジェレミーに絆されていれば、俺はこのままアナベルをジェレミーに譲って、大人しく北の研究所に戻っただろう。

 4年前に思い描いたとおりの結果になったけど。


「俺は婚約者だからと言ってアナベルを縛りつけるつもりはないから、好きに会えばいい。もちろん、アナベルが嫌がらなければだけど」


 ようやく状況が理解できたのか、ジェレミーの顔色が変わった。


「ああ、それから、君がもしリゼットを妻にするなら、ちゃんと大事にしてあげて。彼女が君に愛されてると勘違いできるくらいには。それが無理なら修道院に入れるなり、どこか辺境の貴族に嫁がせるなりしたほうがいい」


「は?」


「分からないのか? アナベルと関われないようにだ」


 俺は嘆息した。


「ジェレミーはおまえの母親と俺の母親の不仲の理由は知らないわけ?」


「正妻の娘であるおまえの母親の婚約者を、愛人の娘である俺の母が奪ったからだろ」


「それだけならおまえの母親はもっと勝ち誇っていればいいはずだろ」


「他にもあるのか?」


「ラングロワ侯爵は結婚してから後悔したんだ。外見だけに魅かれて妻を選び、見た目は地味でも優しく健気だった婚約者を捨てたことを。おまえの母親はかなりきつい性格らしいからな」


 俺の母親にも別の面があったわけだが。


「それで、ラングロワ侯爵はとっくにデュボワ伯爵の妻として幸せにやっていた元婚約者に手を出して、子供まで産ませた。もちろん、このことはおまえの母親も俺の父も知っている」


 あまりパッとしない俺の顔立ちが、実は母親譲りのものではないことは、よく見れば分かるだろう。

 ジェレミーの目が見開かれた。


「ラングロワ家からデュボワ家に援助の名目で渡っていた金は、実際には養育費だ。そんなに困窮していたら、俺が学費の高い学校になんか入れるわけないだろ。それに、俺に王宮付属研究所入りを勧めたのも、ラングロワ侯爵だ」


 俺は家族に疎まれ、両親に愛されなかったが、教育や食事、その他の物質的な面で不足を感じたことはない。

 ジェレミーは言葉を失ってしまったようだ。


「安心しろ。侯爵は自分の血を引く子供の出来が良いことは喜んでいるが、義理の姉に生ませてその夫に押しつけた子供を、自分の嫡男にするなんて恥知らずな真似はしない。その代わり、婿入り先は用意してくれたけど」


 俺の両親は、俺に隣の家などでなく、できればもっと遠くへ行ってほしかったはずだ。


「俺の妻になるはずだったアナベルをおまえが望んで、侯爵は困惑しただろうが、それでもおまえを優先してくれたんだ。おまえはそれを台無しにしたけど」


「おまえは、俺への復讐のためにアナベルを利用したのか?」


 ようやくジェレミーが発した言葉に俺は思わず苦笑した。


「復讐なんて大袈裟だな。おまえが俺の前で勝手に踊ってただけだろ」


 ジェレミーは何でも持っていた。でも俺はそれを羨ましいとも思わなかった。ところがジェレミーは、俺のものを欲しがった。


 まあ、俺とアナベルの間にジェレミーが割り込もうとしなければ、俺は早々にアナベルを手放していたような気はする。それに、アナベルの婚約者がジェレミーでなければ、都には戻らなかったかもしれない。

 アナベルの向こうにいたのがジェレミーだから、俺はアナベルに執着した。そしてこれからも、アナベルが俺の隣で幸せそうに笑う姿を、ジェレミーに見せつけていく。

お読みいただきありがとうございます。

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