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隻眼の竜  作者: 白木
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治療

 磯川は、上機嫌で電話を切った。磯川の人柄がこう言う所に見えている。

 病院の顔と趣味の顔、磯川は、全く違う顔を持っている。それは、恩師川上氏が教えてくれた事だ。矢内は若先生を尊敬して止まない。

 開函場所は、多数の会員達でごった返していて、開函を済ませると、矢内は、小谷と連れ立って近くの喫茶店に入った。小谷は5羽打刻して、相当早い帰舎のようだった。それでも・・


「いやあ、ははは。又やられたよ。香月系に」

「えっ・・だって集計が未だでしょう?」


 矢内が驚き言う。


「ああ・・けどダントツ間違い無いよ。殆どの鳩舎が7時30分前後の中、7時にタイムしてるって言うんだ。恐れいったよ、全く」

「えっ!」


 矢内は2度驚いた。


「時折りね、出るんだよ。あの芳川鳩舎からは化け物が」

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