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プロローグ

小説を書いたことがないので、稚拙な文章になり読みづらいと思うことが多々ありすぎると思うので、書き方、または内容にご指摘アドバイスがあれば是非言ってください。

感想をお待ちしております。

 プロローグ


世の中には二種類の人間がいる。もちろん厳密に分類すればその二種類から更に派生するわけだが、それについては後々機会があれば、詳しく話そうと思う。


 話しを戻したいと思う。


 完全人間と不完全人間。


 これが完全人間こと、不知火仏しらぬいほとけが定義する二種類の人間だ。


 そもそも人間とは非常に不完全な生き物だと僕は常々思っていた。ゆえにほとんどの人間、99.9%以上が不完全人間であり、逆に完全な人間というのは、人間という枠から酷く逸脱した、酷く歪で、不快で、恐ろしく、おぞましい特殊な人間であり、ゆえにそのほとんどが、人間社会に適合できず、劇薬という形で、人間社会に混ざり込んでいる。


 僕は完全人間でありながらも、運良く僕の完全性は、人間社会に適応しやすく、ゆえにどちらかと言えば不完全人間よりの完全人間なのだと認識している。


 だからなのか僕は日常がとても好きだ。


 平凡に溺愛している。


 ただ作業のように繰り返される毎日こそに至福を感じている。


 ゆえに僕の日常を壊す行為を、僕は決して許さない。


 だから僕は完全人間が嫌いだ。無意味な破壊行為に酔いしれる不完全人間も同様だ。


 だがどんなに異常な不完全人間であっても、そもそも完全人間とは格が違い過ぎる。


 奴らは世界にとって、異常であり、生物として歪であるがゆえに、ただそこに存在するだけで、害悪であり、日常を破壊する。


 完全人間である僕が、日常生活を謳歌する姿、そんな異常で歪んだ光景を奴らは放っておいてくれるはずがない。


 きっと僕の『日常』に混ぜてもらう為に嬉々としてやって来るだろう。


 だから僕はこいつらを、視界に入れたくないと思う。


 だから同じ空気を吸いたくないと思う。


 だから同じ完全人間でいたくないと思う。


 だからどこかに存在していると思いたくないと思う。。


 だから殺したいと思った。


 僕はこれから君たちにある話しを読んでもらいたい。


 何、そんな長い話じゃないさ。


 ちょっとしたライトノベルとでも思って読んでくれれば良いと思う。


 これは僕が日常を過ごすための『日常』のお話。


 もし君たちが僕の行為を否定して、完全人間を肯定するのならば、君たちはきっと完全な人間なのだと思う。


 なんなら僕の日常を壊しにくれば良い。


 それでも僕は守り続けるけどね。


 前置きが長くなってしまったみたいだね、そろそろ物語を始めようと思う。


 それでは、完全人間「不知火仏」の一日の始まり始まり。


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