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不死不殺の魔王(打ち切り)  作者: 酢兎
第二章 魔王
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第二十六話 寄り道

今日は休み→油断した所為で書いてる最中に寝落ち→起きたらWindows Updateで再起動済み→保存してなかったから一から書き直し→寝ぼけてて内容覚えてない→ヤケになってふて寝→起きたら夜→急いで書いて更新←イマココ!


明日の更新は遅れるorなしのどちらかになります、すみません


「やっと着いたわね・・・・」

「イデオを出たのが昼前で今はもう日が沈んでしまったな」

俺を睨んでいるリプカを見ながら俺はどうしてこうなったのかを思い出していた。


「屋敷に向かいながら街の案内をしてくれ」

俺はあまりにも知らなさすぎるからな。

変態に聞けば解決するとはいえ俺自身も色々と知っておきたい。

「別にいいわよ、でもその前にラニーを用意するわよ」

ラニーか、

「いや、歩いて行きたい」

俺の我儘にリプカは文句を言ってきた。

「あんたここから屋敷までどれだけあると思っているのよ!」

「いい運動になるだろ。お、あの店は何をしているんだ?扉が一杯あるが」

俺はリプカの文句を聞き流して店を指差した。

「はぁ・・・あれは転移屋よ。お金を払えば主要な国に転移させてもらえるわ。

あそこから行けるのはリルト、ハルシオンランド、シザール国、インヴェイ国、エヒト国ね。

店によって転移できる場所が変わるから利用するなら気を付けることね」

ため息を付きながらもリプカは答えた。

「あれ全部転移扉ポータルなのか?」

古代の道具アンティークツールの量産とは凄いな。

「違うわよ。あれは転移扉ポータルを元にして作られた擬似古代の道具アンティークツール・レプリカの、

色繋ぎの転移扉カラーポータルという二つの扉よ。

赤い扉ならもう一つの赤い扉に繋がるからそれを利用しているのが転移屋よ。

色繋ぎの転移扉カラーポータルは大量に作られているから貴族なら必ず一つは持っているわ。

高いけど便利だからね」

「ほー」

俺は頷きながら変態に尋ねていた。

(マオー、さっきの場所って転移出来るか?)

(よほど細かい所じゃない限りこの世界ならどこでも転移できるぞ。

行く場所が無くなって暇になったからこそ違う世界に行ったわけだしな)

だったら転移屋を利用することはないな。

「お、あの店はもしかして薬屋か?」

草、花はもちろん何かしらの液体を売っている店があった。

もしそうなら遡薬を売りたいんだが・・・。

「あそこは薬屋ね。薬か薬になるものを売ったり買ったりしているわ。

レアな薬も持ち運ばれたりするからたまに賑わっているわね」

街で過ごす以上、金は欲しいからな。

ソール街の二の舞いはごめんだしごく少量でいいだろ。

「薬屋に寄るぞ」

俺は急いで薬屋に入っていった。

「ちょ、ちょっとあんた!主を置いて行くなんて護衛として失格よ!!」

後ろからリプカの叫び声が聞こえたが無視した。

店に入ってすぐ隣にカウンターらしきものと奥に座っている店員がいた。

「おい、この薬を売りたいんだが」

「ありがとうございます。鑑定しますので少々お待ちください」

店員が店の奥に消えて追いかけて来たリプカが聞いてきた。

「あんたってお金に困っているの?」

「一文無しだからな」

リプカは驚いていたがすぐに納得していた。

「だからそんなにボロい服を着てるのね」

「失礼だな、物を大事にしているだけだ」

実際にはこれしかないだけなんだがな。

「まあいいわ。で、一体何を売ったのよ」

何だか可哀想なものを見るような目で聞いてきた。

・・・いや別に気にしてないけどな。

「遡薬」

薬の名前を聞いた瞬間リプカは動きを止めてしまった。

同時に奥から慌しい様子で店員がやってきた。

「お客様、これは遡薬じゃございませんか!?」

「あぁ。で、いくらで売れるんだ?」

面倒な話しはするな、と目線に込めて俺は聞いた。

「そ、そうですね。この量ですと1金札になります」

若干怯えた様子で店員の答えた。

1金札もあれば十分か。

「分かった。それで頼む」

「あ、ありがとうございます。ではこちらが1金札になります」

初めて見たがこれ一枚で当分遊べるっていうんだから不思議なもんだな。

「ありがとな。おい、そろそろ行くぞ」

俺は金札をポーチに入れ、未だに動きを止めているリプカに声をかけて俺は店を出た。

「あんた何者よ!?遡薬なんてルージュ家、いいえ世界五大貴族でも簡単には入手できないものよ!?」

我に返ったリプカが後ろから追いかけて来て聞いてきた。

「知らん。ほら、次はあそこだ。人がいっぱいいるが何があるんだ?」

大量に持っているとも言えないし俺は話を逸らした。

「・・・あそこは闘技場よ、あれは観戦席の順番待ちね。

今日の勝負は確か闘技場の王、デュランと挑戦者のサーストだった筈だから人気なのよ」

王と呼ばれるくらい何だから結構強いだろうし、どれくらいのレベルなのか気になるな。

「よし、見に行くか」

「無理ね、あの行列だし観戦席はもう空いてないわよ」

「ルージュ家って事で何とか入れないのか?」

貴族なら優先してくれそうなものだが。

「闘技場は貴族だからって優先したりしないわ。

それに私は外に出された事がないから私をルージュ家だと知っている人は少ないわ。スグリは数少ない一人よ」

あぁ、だから街中を普通に歩けるのか。

んー、第三者の目オブザーバーで見てもいいんだがどうせなら実際に見てみたいしな。

面倒だが仕方ないな。

「リプカ、ほれ」

俺は背を向けながらしゃがんだ。

「・・・どうしたの?」

いきなりの俺の行動に戸惑っているようだ。

「おんぶだ、知らないのか?早くしてくれ、試合が始まるかもしれないだろ」

「おんぶは知ってるけど試合と一体何の関係があるのよ!!」

「ったく面倒だな」

俺はリプカを掴んで空に飛んだ。

「あんた、空も飛べるのね・・・」

呆れた顔で見られているが気にしない。

シロもよく呆れた顔で見てきたけど、呆れ顔もまた・・・、

っと今は関係ないな。

「観客席が無理なら空から見ようかと思ってな」

闘技場の真上に着くと俺は掴んでいた手を離した。

「やめっ!!落ち・・・てない?」

「静かにしろ。ギリギリ間に合ったらしいな」

円形のリング上で二人の男が立っていた。

ひげもじゃのおっさんと若そうな青年。

あれがデュランとサーストか。

さてはて、一体どんな戦いが始まるのやら。

俺は発生バースで出した見えない地面に座って下を眺めるのだった。

簡単!今回のまとめ!


闘技場の試合が気になるので観戦しまーす。


ラニー:まだ決めてないけど乗り物(馬車とか人力車とか敢えての車)かそのまま騎獣を予定。

国名適当、でもきっと変えない(面倒くさい

前回と今回の間に消去デリート発生バースをクロはマオーから教えてもらった。何処にもそんな事を書いてないから今書いた(殴


なんと引っ張ります。戦闘シーンが果たして書けるやらか・・・。

無理だったら

「よく見えなかったが○の一撃で△は倒れた様だ」

的な感じ・・・とかどうでしょう?駄目?

描写が苦手なのに何で小説なんて書き始めたんだろうね、ホント。

数少ない読者様にご迷惑をおかけします。申し訳ありませぬm(__)m

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