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あのタワーはまだ遠い

※原文は自作ですがAIに添削をしてもらっています。

夕焼けにタワーが染まる。

9歳の頃に中野と最上階まで登り、

夕暮れの街を眺めたことを思い出す。

俺と中野は2人で教室に残っていた。

中野は生徒会の仕事をしているようだ。

「こんな時間まで何してるの。…って高校のホームページ?」

中野が話しかけてくる。

「しかも創英大附属?」

そう、中野が目指していて、偏差値74。県内でトップの偏差値を誇る創英大附属高校のホームページを見ている。

俺の偏差値は57、17足りない。

だけどまだ中2の4月、可能性はある。

そう思ってしまうのは昔からの癖だ。

だから、俺は

「俺、創英大附属目指す。だから英語とか数学、教えて」

そう言った。

「え?ほんとに?」

中野は困惑しているようだが、もう決めたのだ。

「ちなみになんで?」

「だって大学附属はいったら大学受験ないじゃん?」

「だったらその下の凌雲大附属とかでよくない?」

「だって合唱強いじゃん」

「そうですか」

呆れたようにいうが、中野の顔が少し赤くなっている。

教室に飾ってあるニゲラの花は扇風機の風にあたりながらも立派に咲いている。

机に置いてあったピカピカの単語帳を握りしめた。


あのタワーはまだ遠い。

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