唐揚げは神
前の週突然投稿を中止して申し訳ありません。
先週は原因不明の嘔吐に苦しめられましたが今週からは復活できました。
先週投稿を欠かしてしまいましたが完結まであと少しなのでもう欠かさないように頑張ります。
ドンドンドンと扉を叩く音で目が覚めた。日は少し昇っていて起きるには丁度いい頃合いだった。
扉を開けるとアーロンがいた。恐らく招集の件だろう。
「おいトム、今日昼に食堂に集まるように言われたんだが何か知らないか」
「ええっとな・・・。どうせ後で分かる。それまで我慢しろ」
「知ってるみたいだな。トムが知ってるってことはこの前俺がお前に伝言を伝えたことが関係あるのか」
「いや関係ない。まぁあんまり良いことではないけど」
「話す気はないみたいだな。まぁいい朝飯食いに行くか」
「そうだな」
トムはアーロンに続いて歩いて食堂に行った。
クゥはまだ寝ているようだ。
食堂に着くとそこそこ席が埋まっていた。
「そういえば魔王城って結構人いるよな」
「そうだな。でもただの村人ぐらいなら蹴散らせてもある程度訓練してしっかりとした装備を着けてるやつを相手にしたら勝てないやつもそこそこ居るんだよな」
「そうだな。いくら人間より高位の存在強度を持ってたって装備によったら攻撃も徹るし、戦闘自体が性に合わない人もいるしな」
「んで、今日は何食べる」
「唐揚げかな」
「なんだかまた美味そうな響きだな」
「早速コックさんに頼むか」
すると何処からともなくコックさんが現れて注文を聞いてきた。さりげなく水も置いてある。
「唐揚げとはどんな料理でしょうか」
「ああ、コックさん。俺の頭の中にある料理に関する知識を丸ごと持ってってくれないか」
「そうですね、本当に良いのですか」
「ああ。コックさんだからね。今度からはコックさんのお勧めで料理を作ってくれよ」
「はい分かりました。ではしばらくお待ちください」
「で、結局唐揚げって何なんだ」
「鶏肉の揚げ物」
「鳥か、クゥは食べれるのか」
「知ってるか、大型の鳥類は小型の鳥類を食べるんだぞ」
「知らなかったぜ。そういえばクゥはどうしたんだ」
「なんかまだ寝てる」
「美味いもん食ってたら起きてくるだろ」
「そうだな」
そうこう喋っているとコックさんが唐揚げを持ってきた。
「ではどうぞごゆっくり」
出された唐揚げはまだ油がジューと音を立てていて出来立てだ。
「熱っ」
アーロンができたての唐揚げを直に食べて火傷しそうになっている。
そんな様子を見ながらトムも食べ始めた。
唐揚げは衣はしっかりと揚がっていて、噛むと中から肉汁があふれ出していた。
やっぱり今まで食べた唐揚げの中で一番美味しかった。
さっきので懲りたのかしっかり息で冷やしながらアーロンも唐揚げを食べていた。
そんなに美味しいから上げだからもちろん直に無くなった。
今になって気付いたが朝から唐揚げは少し重かった。
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