魔王VS勇者はおまけ
インフルエンザが治ったので投稿しますご迷惑をおかけしました
少し早歩きで城の門へ向かう。
「何を見ていたのですか」
「これ」
何のためらいもせずホイっと知的な人に紙を渡した。
「なかなか面白い内容ですね、不死身なのは本当ですか」
「さっき成ったばっかりだからよく分かんないけどたぶんほんとだと思う」
「剣って腰に差してるそれですか」
「ああ、抜いたことないけどな」
「おっと少し急がないと始まっちゃいますね急ぎましょう」
「はい」
僕らは早歩きで門へ向かった。
しばらく歩くと光が見えてきた。日光がまぶしい。
視界が開けるとそこには魔王と何か高そうな鎧を着た青年が対峙していた。
恐らくあれが勇者だろう。
魔王はこっちを向き話しかけてきた。
「やっときたか、そう言えば主の名前を聞いていなかったな」
「俺は尾m…いやトムだ」
そうかと呟き勇者の方へ向き直った。
「貴様、余裕だな。フッまぁいい今すぐその首搔切ってやる」
そういい勇者が剣を抜き振りかっぶって魔王に飛び掛った。
魔王は一瞬ぶれたかと思うと勇者の後ろに立ち、手をかざすと勇者が弾きとんだ。
3メートルほど吹っ飛んで勇者は地面に倒れこんだ。
剣を杖にして立ち上がったが勇者はすでに満身創痍、弱わっと思ったが魔王が強すぎると判断した。
そこで勇者が剣を構えて叫びながら剣を振りかっぶった。
「シュウティングスターソード」
すると勇者はさっきまで満身創痍だったのをおもわせない速度で魔王に接近していった。
俺はそんなを二人を放置して知的な人に聞いた。
「勇者が今使ったの何」
「恐らくあれは真技(トゥルー)ですね、あれは技能(スキル)が昇華したもので、
スキルは一定以上その技を極めると使えるようになるもので、何個でもいちおもてますね」
「それって確認できるのか」
「はい、恐らくあなたには、不死身に関するスキルがあるでしょう」
そこまで喋った時魔王の方へ視線を戻した。
「今ならまだそのまま帰してやってもよいぞ」
「魔王の情けなんていらない」
「いつの勇者も同じことを言うのだな」
何かそれっぽい会話してんな、さすが勇者と魔王。
「ならば終わりにしよう、ただのパンチで。」
そう言うと魔王は勇者の方にゆっくり近付いていく。
そして急に加速すると拳を振りかぶり勇者を地面に叩き付けるように殴った。
衝撃音がしてあたりを砂煙が覆う。
はれると魔王の近くにクレーターがあり勇者は跡形もなかった。




