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キジトラ猫のトラさんが!夜空を見上げて想うこと。  作者: 神崎信


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ブンブン少年2。

トラが公園のベンチで寝転んでいると、どこからか、「ブンブン〜」と音が聞こえてくる。音は公園の近くまで聞こえて来て、消えた。公園の入り口の方から、大きなスクーターを押してやって来る人物・・、その人物はトラが寝転んで居るベンチまで来ると、トラの事を見て微笑んだ!。トラは(!いつかのブンブン少年だ!)とトラは気付いた!。少年は以前より身体が大きく逞ましくなったように見える、バイクも原付バイクから大きなスクーターになっている。髪の色は以前と同じく金髪だ!。少年はスクーターをベンチの側に止めて、被っていたヘルメットを脱ぎ、ベンチの上に置いた。少年は作業着姿だ、仕事の帰りなのかな?と、トラは思った。少年は作業着のポッケから何かを取り出した、トラは(猫缶?!)と気付いた!。素早く立ち上がり少年に向かい(ニャッニャ)と鳴いた!少年は缶詰のフタを開けてトラの足下に猫缶を置いてくれた!。トラはハグハグと勢いよく食べ始めた!。トラの様子を見て少年は嬉しそうだ!。少年は違うポッケから缶コーヒーを取り出すと、フタを開けて飲み始めた。トラは猫缶の中身を綺麗に平らげた!。少年は飲んでいたコーヒーをグイッと飲み干して、「フゥ〜」と、ため息を付くと、空の猫缶と缶コーヒーの空き缶をポッケに戻して、トラの顔を見て「またね!」と、一言だけ言うと、大きなスクーターを押して公園の出口の方に歩いて行った!。トラは(猫缶ありがとうね!、凄く美味しかったです!。お仕事大変だと思うけど、ケガとか気をつけてね!。トラも、また君に会えるのを楽しみにしてます!)と、思いながら少年の後ろ姿を見送っていた。

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