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償ひの道、あるいはハンムラビの法典 Codex Hammurabi  作者: ハンムラヒ王/Leonard William King(英訳)/萩原 學(邦訳)
主の掟、あるいは償ひの道 The Code of Laws
48/111

130 - 132. 姦通罪

今日この罪名は存在しない。

妻とは子の母であり夫の伴侶であり、その家の財産であったから、家族の期待信頼を裏切る不貞は、東西問わず罪とされてきた。今となっては判り難く、この訳語もいつまで通じるやら。

130. 男が無理やり他人の妻(婚約者または幼妻)、まだ男を知らず、父親の家に住まひしが、共に寝て(とら)はれれば。この男は死を賜るべし、(しか)してその妻(とが)なし。

If a man violate the wife (betrothed or child-wife) of another man, who has never known a man, and still lives in her father's house, and sleep with her and be surprised, this man shall be put to death, but the wife is blameless.


131. 男が妻を起訴したところ、他の男を寄せ付けざれば、彼女は誓ひ立てざるを得ず、而して元の家に戻るも(ゆる)す。

If a man bring a charge against one's wife, but she is not surprised with another man, she must take an oath and then may return to her house.


132. 他の男と浮き名流せる人妻、他の男と共に()ぬるを()ほ囚はれずも、夫がため聖河に飛び込むも致し方なく。

If the "finger is pointed" at a man's wife about another man, but she is not caught sleeping with the other man, she shall jump into the river for her husband.

132. she shall jump into the river:河神の審判に身を委ねる点は、2条や129条と共通するものの、縛られる事無く単身自ら飛び込む点で、また浮気の証拠はない点で、129条と異なる。

それで英訳の趣旨からは離れるけれども、「夫の体面を守ってやれ」的雰囲気に訳してみた。とはいえ、古代バビロニアで女子の水泳は可能だったのか、疑問は残る。

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