プロローグ
どうも、末期~です。ド素人ながら小説を投稿させて頂きました。読みにくい点やおかしな点が有ると思いますが、どうかよろしくお願いいたします。
「おい、起きろよ…」
ん…?
「起きろって」
もう少し…待っt
「さっさと起きろクソガキ!!」(バシッ!!!
「…フガッ!」
「全く、朝からでけぇ声出させんじゃねぇよ…」
ああ…くそ、全く兄ちゃんの起こし方はいつも荒い。もっと優しいやり方で起こせないのか…?
「兄ちゃん…痛いっス…」
「お前が呼んでも起きてこないから、こうさせて貰ったまでだ」
このやり取りもいつの間にか毎朝恒例の行事になっている。全くなんてうざい奴なんだコイツは。
「とっとと下に降りて飯食え。用意しといたから」
「へーい」
俺は棚辺 梟太郎。16歳。ピカピカの高校一年生だ!
ついこの間、父さんにランドセルを買ってもらったばかりなんだ。あのランドセルは高性能だぜ?
A4サイズの紙も難なく入る優れものだ。
ランドセルを買ってもらった帰りに、父さんと今度の日曜日に遊園地に行く約束をしたんだ。そのあとに文房具屋さんに行って、新しい筆箱を買ってもらったんだ。
そう、ついこの間の出来事さ……
まだ桜が開花する前の……
「……新品なんだよぉ!ピカピカなんだよぉ!!うわぁあぁあぁぁん!!!」
「はぁ…朝からナーバスだぜ…」
「どうしてナーバスなの?」
「え?」
「おっはー」
振り返るとそこには、ぶかぶかのスウェット姿の姉がこちらを見ていた。
「梟太郎の独り言聞いたの久しぶり~」
く、くそう…聞かれていたとは…! な、何だねこの屈辱感は…!
「さぁ~食べよ食べよ」
姉ちゃんと食事する事がこれ程までに辛いとは…
とりあえず姉ちゃんと俺は兄ちゃんの用意してくれた朝ご飯にありつく。
ここで俺の姉と兄を紹介しよう。
まず姉ちゃん。 棚辺 睦美。18歳の高校三年生だ。
俺と同じ高校に通っている。高校を卒業したら東京の大学に通うらしい。
頭が良いのかといえばそうでもない。
次に兄ちゃん。棚辺 力。21歳で高校を卒業して、近所のレストランで働いてる。
兄ちゃんは料理もうまいし家事も平気でこなす。
だが、口うるさく怒りっぽい。そして潔癖症。
綺麗じゃないと怒る。あ~やだやだ。
「おーいお前ら!飯食ったら支度してとっとと学校いってくれよー?俺今日早いんだからなー!」
「ふぇ~い」
「え~っす」
二階から叫ぶ兄ちゃんに適当な返事を返す俺と姉ちゃん。姉ちゃんとはこういう時に気があう。
姉ちゃんも兄ちゃんの機敏さにはついていけないようだ。
支度を済ませ終える頃には、兄ちゃんはもう仕事に出掛け、テーブルの上には、家の鍵と兄ちゃんのメモ書きが置いてあった。
「戸締まりよろしく。後帰りに卵買ってきて…」
全く人使いの荒い御方だ…。
「姉ちゃん行こー」
「も、もう少し…」
ようやく家を出た。時間はもう午前8時を指している。
ああ…今日も遅刻だ…。
もうすっかり遅刻のベテランだ。学校の先生にも呆れられている。
どうも朝は行動が鈍くなる。どうして兄ちゃんはあんなに朝から物事を素早くこなせるのか不思議でならない。
まあ俺より姉ちゃんの方が遅刻の大ベテランなのだが。
「あ、見て見て!梟太郎!鳩だよ!」
「え?あぁホントだ。可愛いな」
「鳥って良いよねぇ…楽しく生きてるって感じがするよ」
「そうかなぁ?楽しそうには見えないけど…?」
キーンコーンカーンコーン♪
「あ、チャイムの音…」
「ヤバい…!一時限目始まっちゃうよ…!」
「もうそんな時間なんだねぇ」
「流石に早く行かないとヤバいよ!姉ちゃん急ごう!」
こんな駄文を読んで頂き、ありがとうございます。
アドバイスなんか頂けるとうれしいです。




