067_蛇くんの妹たちがまあすごい。
「性的に奔放ではあるのです、
それは間違いなく、
ただ、相手が持たないので、
手を出しにくいといか、満足できないので、
身内だけでどうにかしているのでしょうかね、
いやなあ、手加減して遊べるほどに、
自重的なものが育っていないという話ではありますが、
ある意味、原初の神様的ではあるわけです」
ミカドに色々と説明をしている、蛇くんことナギ少年です。
「いやまあ、ある意味いい薬にはなったとは思うのですよね、
こう、貴族的な特権階級的な肥大した自尊心を、
綺麗に折りとってしまったというか、
絞り尽くしてしまったというか、
枯れ果てさせてしまった、のであろうかな?
一命は取り留めたみたいではあるし、
彼ら」
ちょっと頭が痛いなぁという感じで、
まあ、お灸を吸えるというか、
どちらが上であるのかをはっきりさせる面では、
よかったのではなかろうかとか、
考えているミカドであります。
私室です、畳敷と板張り、
座布団というか、敷布というかそういうものに、
悠々とあぐらをかいてみて座っている、
ナギ少年。
上座の畳上、こちらも緊張感なく、
やや斜めに、だらしなく座っているミカドさんです。
「妊娠の心配もなく、
性的な感染症も、神術というか体質で、
ほぼ問題なく、
乱暴気味に扱われても、そもそも物理的に壊せるようなものではなく、
むしろそう扱った方への反動がおかしなことになるわけでして、
寿命は結構、消費されたのではないかな?
いやまあ、神とまぐあうことによる、
本質の浄化と増加に耐えられたならば、
逆に健康体になっていった可能性もありますかね?」
淡々とまあ、色ごとなのであるのか、
客観的な身体的な利点やらなんやらを述べて、
確認していく蛇くんです。
「まだ一桁歳なのだろう?」
身体的に大丈夫なのか?という気持ちで尋ねるミカドです。
「肉体的にはすでに大人?というと言い過ぎですが、
10代半くらいの大きさではありますし、
そもそも変身術の応用やらなんやらで、
肉体的なあれこれやら不具合は、調整できてしまうわけですし、
全く問題はないわけです、
ただ、こう、神秘?神術?儀式的な見立てが進んでしまうので、
相手が持たないのでしょうね、
神様を抱くにはそれ相応の素養が必要になるのです、
神様自身が若く未熟であるなら尚更なわけで、
……まあ、楽しかったので搾り取ったという可能性も、
十分にあるわけではありますが」
快楽に対して忌避感がないように、
生まれている姉妹ですからね、と続きます。
「事務方も、実働方面も、結構な人員が、
使い物にならなくなっているわけではあるが、
まあ、あやつらの部下がどうにかこうにか、
頑張って、穴埋めをするだろう、
むしろ、下の方を引き上げて、
重用するきっかけにはなりそうではあるな、
なので、そちらには手を出さないように、
いい含めておいてくれよ?」
発生した不具合を利益に変えようとするミカドさんであります、
転んでもただでは起きない精神は立派なのでありましょう。
「「「誘って来なければ相手はしないよ?
兄様だけで結構満足するし」」」
実は聞いていた三姉妹が答えます。
「そうだね、自信があるのであれば、
こちらとしても、受け入れる体制ではあるよ?」
こてんと可愛らしく首を傾げる蛇くんです。
「自重はしてください、行政が停滞してしまいます」
割と本気で頼み込む都の頭でございました。
蛇くんの妹たちがすごいというお話でした。




