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実感

正直私は1人になりホッとしていた。

あの重苦しい空気に耐えれなかったのだ。

入ってきた先はいたってシンプルな部屋になっていた。

部屋の奥にはベットと机とイスがあり、手前にはドアがあり、その中はトイレとシャワーがあった。

せっかくなので私は、そこで休憩をとることにした。

ベットに腰を掛け、ポケットの中からタバコを取り出し、火を付けた。

ここにきて初めて休憩を取れたこともあり、少しぼーっとタバコを吹かしていた。

そんなとき、ふと机に目をやると、そこには一枚の紙が置いてあった。

私は何気なしに紙を手に取り、目を通した。

そこには次のように書いてあった。

ゲームを始めましょう

ルール

①ご自身以外のプレイヤーを排除しましょう、手段は問いません

②制限時間は72時間

③制限時間以内に全てのプレイヤーを排除できなければ、ゲームオーバー

④このゲームに勝利すると報酬として、あなたの願いを一つだけ叶えます

⑤特例として、制限時間を全てのプレイヤーが存在して経過すると報酬は発生しませんが、全員でここから出れます。

以上の事を守り、楽しんでください。


PS.私どもからのささやかなプレゼントを机の引き出しに入れております。

有効にお使いください。

私はよく理解することができなかった。

『排除??どういうことだ…何かのイベントとかじゃないのか??今から私はなにをさせられる?』

そんな事を考えていたが、状況を把握できないでいた私はとりあえず、紙にあった机の引き出しを調べることにした。

引き出しは二つあり、片方の中を見ると、時計らしきものと、ノートとペンが入ってあった。

ペンは普通の黒のボールペンで、ノートは何もかかれていない、真っ白なノートだった。

『これは何に使うんだ??』

私は用途が思いつかなかった。

そして時計らしきものはデジタル表示で、68.57と表示されていた、おそらくは制限時間なのだろう。

そして残された引き出しの中にとんでもないものが入っていた。

それは刃渡りが20㎝はあろう、サバイバルナイフと拳銃が入っていた。

拳銃は、よく警察官が腰から下げている物に似ていた。

私はそれを見て、一瞬、息をするのを忘れてしまった。

「え?」

思わず、声がもれた。

私は理解できなかった、いや…したくなかったという方が正しい。

しばらく私は、それを見つめていた。

そして私は手にとってみた、その質感、重量感が私にこれが現実なのだと訴えかけてきた。

そして理解した瞬間、手がふるえ、呼吸がうまくできなくなった。

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